「開幕直前秋の沖縄GT!! SALTIGA AP C82-6 & 20SALTIGA14000-XH 」 仲村茂樹

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"3ピースロッドのメリットは、持ち運びに便利なだけ。グリップジョイントに劣ると言うのが今までの気持ちだった。"

ダイワソルトフィールドテスター キャプテンズオキナワ 仲村茂樹

開幕直前秋の沖縄GT

続いていた高海水温30℃。沖縄のGTは例年春4月頃から水温が28℃になる初夏の7月迄が最盛期。 真夏に上がった海水温を下げる台風。10月頃から秋GTシーズンだ。

今回は台風9号と10号が連続接近、海をリフレッシュしてくれたタイミングで自船出港した。  天気は快晴、風は微風で西から北へ変わるベタ凪。潮流は西へ1ノット、水温は27.7℃と先ず先ずだが微風と緩潮がぶつかり船も流れずバットコンディションだ。 台風直後の活性が上がったGTが居ると信じ細かくポイントを撃っていった。

今回使用したタックルはSALTIGA エアポータブル C82-6とSALTIGA14000-XHの組み合わせ。 GTにはC80-8がお勧めだが、ヒラマサやマグロとユーザーの多いC82-6をあえて使用した。

今回の様なベタ凪の条件下は魚の警戒心が強くロングキャストが必須である。 PE6号に150lb、ルアーは160g。ロッドにはややオーバーセッティングだがC82-6はもろともせず僕は思い通りのポイントにキャストを続けた。

「いつか来る、」その一瞬のタイミングを物に出来るか否か。 僕がタックルに求める事は安定的でありリズミカルなキャストを長時間可能にする軽量性とそれに比例する剛性である。

3ピースロッドに多い症状で、重いルアーのキャスト時に発生する継ぎ目のズレ。 ファイト時ロッドカーブの不均等によるアングラーへの負担と継ぎ目の破損等があります。

SALTIGA APにはDAIWAのテクノロジ―が集結。 X45の進化版搭載によりキャストが乱れた時のロッド捻じれを抑えられ、継ぎ目のズレを抑制。 ファイト時のロッドカーブはVジョイントαと並継ぎで軽量かつ強化しワンピースロッドと同等な弧を描きます。

灼熱のベタ凪の中キャストを続け、微かな海面の変化を見逃さずそのピンポイントにキャスト! 柔らかいティップが可能にするゆらゆらとしたポッパーのアクションに真夏のGTが海面を炸裂させた。

ドラグは初期設定で8キロ、20ソルティガのドラグサウンドと綺麗に弧を描くC82-6。 水深25mでやや起伏のあるポイントなので体重をしっかりと乗せ、竿を強く曲げてファイト。 柔らかな見た目からは想像出来ないリフト力と、細くなったグリップはホールドと操作性が高まり握力の消耗も低減。あっと言う間にランディング。

「GT23キロ」、アベレージサイズだが納得の行くファイトが出来た。 APシリーズと20SALTIGAの組み合わせ、初心者からベテランまでお勧め出来る遠征ロッドだ。 

#saltiga #エアポータブル #20saltiga #captainsokinawa #海面炸裂主義 #catchandrelease

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