コンビネーションジャークをより快適に!<SALTIGA R J66-4 HI> 吉田匡克

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2010年に発売された10ソルティガシリーズ。

その中で日本海・丹後エリアにおいて、狙ったジャーキングを効率良く行え、 食わせのタイミングへつなげるための「コンビネーションジャーク」のためのロッドを当時DAIWAと共に作り上げた。 懐かしき名竿「コンビジャーク S66-4」。様々なジャーキングで振り回すためのロッドだ。

そのコンセプトやDNAを受継ぎ、最新のロッドテクノロジーで生まれ変わったロッド、 それが「ソルティガ R J66-4 HI」である。

ソルティガのロッドコンセプトは強靭なバットパワーとティップの粘り、 メタルジグのジャーキング時にその重さに負けない操作性、 さらにロッドの軽さからより快適にジギングを続けることを可能としてくれる。

このソルティガ R J66-4 HIはそれらに加え、重いジグをフルスイングのジャーキングで弾き、 メタルジグに「キレ」のあるアクションを与えやすいロッドに仕上がっている。

そのための6.6ftというロッドの長さ。これはジャーキング時の遠心力を最大限に使いこなすため。 長すぎると体に負荷がかかりすぎ、短すぎるとジャーキング時の遠心力不足でジグを跳ばせにくくなる。 そのバランスのちょうどよい長さが6.6ftとなるのだ。

「4」番はPE4号を使う上でちょうどよい番手となっている。 当然柔らかくはない。しかしこのロッドパワー硬さがジャーキング時にメタルジグへ初速を与え「キレ」のあるジグアクションを演出する。

「3」番のロッドにおいてはティップの柔らかさがメタルジグに対して柔らかいアクションを生み出し、 ナチュラルなジグアクションで魚にアピールする。これはこれでよいパターンなのだ。

しかし、より激しくジャーキングした方が遠くの魚を呼び込み反応させる力が強くなるのもまた事実。 「3」番のロッドと「4」番のロッドでまったく同じジャーキングを行った際に「4」番ではメタルジグが激しくバタバタと動く。 つまり「キレ」のあるアクションを出せる。

この「キレ」のあるアクションが当然魚に高アピールを促し、周りのアングラーより魚を寄せる事が可能となるのだ。

魚にジグを追わせれば、あとはフッキングに持ち込むだけ。6.6ftというロッドの長さを生かしフルスイングでミドルジャーク。 ジグをさらに大きく弾きスライドさせて、フリーズ&減速で魚をバイトに至らしめる。それがコンビネーションジャークの真骨頂。 魚にメタルジグを魅せて、追わせて、反応させて、喰わせるコンビネーションジャーク。

そのコンビネーションジャークをより快適に効率よく行うためのロッド。それがソルティガ R J66-4 HIである。

ぜひ、フィールドで体感してほしい。

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