Ultimate 3月22日号

特集1

DAIWAブース

空前の盛り上がり!!

 2019 The Keep Cast

 3月9,10日の二日間、ポートメッセなごやで開催された「名古屋ルアーフィッシングフェスティバル」The Keep Castは今年も大盛況でした。二日間の来場者数は19,296名、前年より1000名の増加ということでした。(主催者発表)

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 振り返ってみればこのイベントは2011年に「名古屋バスフェスタ」としてスタート、当初はバス専門のショーでしたが2014年にソルト、トラウト等が加わり、ルアーフィッシング全般のThe Keep Castとなりました。ですからKeep Cast としては今年で6回目ということになります。

 その規模は年々拡大し、各ブースはそれぞれ過去最高の盛り上がりを見せていましたが、中でも強烈に存在感をアピールしていたのがDAIWAブース。土曜日の開場から日曜日の閉幕まで、終始,人の波が絶えないほどでした。とくに家族連れが多かったことが目につきましたね。いいことです。

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常に人波が絶えないDAIWAブースでした

 DAIWAブースにおいては、展示されたタックルが来場者の耳目を集めていたのはいうまでもありませんが、プロ達との距離が横浜や大阪のフィッシングショーとは違い、非常に近いものがあったようで、多くの来場者はDAIWAプロたちとの交流をいろいろなカタチで実現していました。

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橋本卓哉プロのサインは貴重・・・なのだそうです

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誰からも愛されるキャラの内山幸也プロも最高のノリでファンサービスに汗を流していました

 また、トークショーも比較的カジュアルで、乗りのいい名古屋のファンに絶大に受けていました。

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お馴染みSLPカルテットのジャンケン大会

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「大御所」二人のトークショーはさすがに凄みがありました

 こうしてThe Keep Cast も終わったいま、いよいよシーズン・イン。すでにトーナメントも始まっています。これからはその方面のレポートも随時行っていきますので、乞うご期待!

特集2

いきなり話題騒然、タトゥーラTW100シリーズ

Phase2 内山幸也プロの場合......

●汎用性はピカ一

 前回、タトゥーラTW100シリーズのインプレを二人の琵琶湖ガイド、三宅貴浩と島後英幸両氏に伺ってレポートいたしましたが、今回は関東バージョンということで、このリールをいたく気に入っている内山幸也プロにお話を伺いました。

 一見、チャラいようにみえる同プロですが、実はリールに関する薀蓄は誰にも負けないものがあります。いうまでもなく関東の釣りにも精通しており、リールのインプレを語ってもらうにはベストな人材といえます。

 電話の向こうで内山プロはいつものようにハイテンションで語ってくれました。

 「いやー、いいっスよ、このリール。コンパクトでロープロファイル、そしてナローですから手の中にスッポリ入る。ナイスな感じで納まります。だから例えばワイヤーベイトなどを巻いている時、しっかりとホールドできる。タイトに握れる。だから軽く楽に巻けるわけです。

 ワイヤーベイトだけでなく、14g以上の重めのルアー全般、チャターベイトなどもいい感じで巻けますね。

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「いやー、いいっスよ、このリール」といきなり語り出した内山プロ

 他にもクランクベイトや重めのヘビキャロなども高度にこなします。もちろんテキサスなどのワームもいいですよ。要するに汎用性があるんです。 

 SVが必要な釣り以外は全部OKといっても過言ではないです。バイブレーションなどの重いルアーを遠投するときは飛距離の出やすいTATULAを使います。釣りの幅を広げるためにもこうした重目のルアーに対応したリールが必要になってきますね。ラインもたくさん巻けるので、安心です。

 釣りが簡単になるので、どちらかといえば初・中級者に向いています。ゼロアジャスターが搭載されているので、無駄にブレーキを触らなくてもいい。設定も楽です。

 そんな意味では気配りが効いているリールといえますね。いってみればオールマイティー&ベーシックという感じです。文句の付け所がありません」

●最高に気に入っているデザイン

 「それより僕が一番いいたいのは、そのカッコ良さです。最高じゃないですか?  マットブラックの外観、渋い! 実に渋いです。とにかく見た目は大事ですよ。手にするだけで気分をハイにさせてくれる。そんな外観です。そもそも、カッコ良くないリールは使いたくないじゃないですか! 

 私もオシャレ番長といわれている男です。アピアランスは譲れません。

 ですからどんなロッドにも合う。組み合わせのバランスがいいんです。見ていても全然飽きません。

 最近のアングラーは感性でリールを選ぶような面もあるので、そんな意味ではこのリールはファッション性でも完璧ですね」

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「このリール、カッコイイ」と内山プロも惚れまくり

 と一気に語ってくれた内山プロ。まさに「らしい」語り口といえますが、タトゥーラTW100シリーズの特長をしっかり表現していますね。サスガです。