「激熱!!相模湾キハダエビング! 一気に最盛期突入!! 20SALTIGA8000-Pでシーズン2本目キャッチ!」 栗山佳尚
〈8月30日の釣行〉
DAIWAフィールドテスター栗山佳尚です。
【釣行、釣状況情報】
今季初キャッチから3日空けた8月30日。
前回は満身創痍で臨みパワーにはかけるが慎重なやり取りで27.7キロをキャッチすることができた。
それを踏まえて、一気に好釣となった相模湾へ!
今度は松輪港の一義丸さんから出船。
数日で一気に夏と化した相模湾、漁場も全体に広がり、当日は西へ1時間、24日に群れを追いきれなかった海域で船が集まって船団をつくっていた。
船団に混じり早速ソナーで捉えた魚影...。
魚影は濃そうだ...!
指示棚は35mと浅目...。
タックルのセッティングはEBING 62HSに20ソルティガ8000-P。
マイクを握り、魚探とソナーを駆使する船長はここぞの魚影で投入の合図!!
にわかに漂う緊張感から、魚影もキハダの高活性具合も容易に想像できた。
1流し目は不発...
船を進め船下を通過を想定した位置に留め、2流し目の合図。
指示棚は35mであったが仕掛けを馴染ませることも考えて50mまで下ろし、細かく早めのピッチでジャーク!
アタらない...また10m落とし
仕掛けが潮流に馴染み理想的な張りを保った瞬間に待望のアタリ...「ガツっ!」
逃さず連続して細かくリールを巻きながらアワセを入れる!
...ドラグ初期値は5キロ
先日のやり取りを踏まえてのドラグ...。
強気で攻めれば捕り込み時に余力を残したキハダの反撃を受け易い、弱気に攻めればやり取りは長時間になり、その分仕掛けはもちろん、アングラーの体力を奪い主導権はキハダへ...それと...望まないゲスト?!サメを呼び寄せる合図にもなるためドラグセッティングはその時々で命運を分ける。
指示棚の35mを過ぎた30mでのヒットから20mほどラインを引き出されたところでキハダの走りが止まり反撃開始!
15m寄せたところでまたキハダの反撃...。
50mで2回目の走りが止まり、これで決着する!
と距離を詰めること数分...。
短時間のやり取り、キハダはまた反撃の体力を残していたが、船長の手際よい捕り込みで無事キャッチすることができた!
25.5キロ
ケガから復帰後、2本目!
現体力でもタックルセッティングで充分対抗できる実感を得ることができた。
もちろん、このキャッチには船長のアプローチや同船の皆さんの協力あってこそ...。
感謝しかありません...!
【STRATEGY・EXPLANATION】
タックル、ドラグのセッティングについて...!
自分の体力、状況に合わせ経験上、4~5キロがしっくり感じています。走らせて距離を取った方がやり取りにも余裕が持てること、EBING 62HSの扱い易さを最大限に活かし、短いロッドではあるがバットバワー充分に柔らか目のティップでキハダの旋回を捉え、8000-Pのトルクでラインを巻き込んで距離を詰め、短時間で隙のないやり取りができた。
個人の体力差や使用するタックルによってドラグセッティングは異なりますが、この時期に多いサメ、ヨシキリ鮫から逃れるキハダの走りにも耐え、被害なくキャッチできるセッティングと実感しているので参考にしてください。
【タックルデータ】
Rod:Saltiga EBING 62HS
Reel:20Saltiga 8000-P
Line:UVF Saltiga Sensor 12Braid EX+Si #4
+Saltiga Leader Type F 60lb.
エビング仕掛け
セイカイコレクション
エビング用直線天秤ノーマル
セイカイコレクションメタルジグV2 200g ピンクホロ
エビング用ハリス22号 3m
針2/0
エビングスティック3.5inch
ケイムラクリア、クリアブルーラメの2本付け
松輪港 一義丸
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