「20SALTIGA8000-Pで初物キャッチ!! 2020 相模湾キハダエビング」 栗山佳尚
〈8月24日、26日の釣行〉
DAIWAフィールドテスター栗山佳尚です。
【釣行、釣状況情報】
前回のレポート8月13日からようやく、待ちに待った相模湾キハダが開幕。
口火をきった8月24日...。
茅ヶ崎港「一俊丸」から出船。出船早々に茅ヶ崎沖で多数鳥山を発見、ベイトナブラに遭遇し明らかに前回釣行から比べキハダの魚影が目視できる。
潮色も澄み、潮目の漂流物には多数の稚魚...。
がらりと夏の海と化した相模湾。
しかしながら、キハダ狙いで出船している船が少なく、小さいイワシを追って移動する群れを船下に捉えることは難しく、ナブラを追っては、やり直し!また追ってを繰り返すあわただしい状況、気がつくと10時を過ぎ、また宛ない海上クルーズ?!と思ったが、少ないながらも出船していた8~9隻が小さい船団となり、その情報で現場へ...。到着直後、キハダのアタリを捉えたのは...コマセであった。
しかしながら確実に上向いた状況を実感。早々に釣行することで結果が出ると思い、1日空けた8月26日...。師匠である村越正海氏と共に海上へ...。
先日、コマセで釣果が出た東よりのポイントには今季初?!...20隻を超える船団が回遊直後のフレッシュな魚影、キハダを捉えていた。
その証拠に先行していた船のミヨシで「ヒット!」の声が上がりロッドが絞り込まれている。
「エビングだ!!」
我々も早速、投入開始...!
先ず、村越さん「ヒット!」これは不運にもバラシ...。早々にシステムを組み投入したエビングスティックに再びアタリが...!
しっかりとフッキンクしロッドが絞り込まれて、村越さんの強気の勝負が始まったが、これからというタイミングでまたしてもハリス、チモトがのみ込まれたのか?!ブレイクしてしまう...。
自分もこの喰いが出たタイミングを逃さないと、投入開始...。
指示棚40m+10m...50mまで沈め、細かくやや早めのピッチでジャーク開始!数回繰り返すもアタリが出ず、再び沈めようとした瞬間に「カツンっ!」とアタリが...すかさず数回アワセを入れると強烈にロッドが絞り込まれ、20ソルティガのドラグが唸る...。
満身創痍の状況ではあったが、今季初の魚信を捕らえるべく渾身の力で応戦。
初期ドラグは4キロ程度、20分ほどで魚体を確認できるまでに浮かせたが、フレッシュな魚体はまだ反撃の力を充分に再びドラグを引き出し20、50、80mと潜り抵抗...2回目の抵抗は20分ほどで決着!
例年、ここ数年間にはないスロースタートとなった相模湾キハダエビングのシーズン開幕を実感する1本を手にすることができた。
【STRATEGY・EXPLANATION】
前回のレポート通り、エビングスティック3.5inchの2本付け
カラーはケイムラクリア(スーパーハードタイプ)、クリアブルーラメ(ノーマルタイプ)
回遊初期の特徴として比較的表層のベイト、イワシやトビウオの子供等、小さいベイトを追って30m以浅を回遊することが多く、エビングの仕掛けを操るには慣れと工夫が必要、使うロッド、リールのパワーに合わせ全体のバランスを重要視しています。
エビングスティックの2本付けは抵抗を増やし、ハリスのタワミを少なく、キハダに違和感を与えず、目の前で少しでも動かすことをイメージしてアプローチ!天秤から3mある針先は思った以上に動いていないことを認識しているが、わずかでも目の前で動けばキハダがリアクションで反応してくれる!
ジャークのピッチが早めなのも仕掛け全体がピーンと張ってタワミを少なく、タワミによる違和感とアワセへの遅れを防止するテクニック!
メタルジグはその日の潮流抵抗にもよるが通常200g、深い棚やEBING 74HSのパワーあるロッドを使用する際などバランスで250gを選択!
【タックルデータ】
Rod:Saltiga EBING 62HS
Reel:20Saltiga 8000-P
Line:UVF Saltiga Sensor 12Braid #4
+Saltiga Leader Type F 60lb.
エビング仕掛け
正海コレクション
エビング用直線天秤ノーマル
エビング用ハリス22号 3m 針2/0
セイカイコレクションメタルジグ V2 200g ピンクホロ
エビングスティック3.5inch
ケイムラクリア、クリアブルーラメの2本
茅ヶ崎港 一俊丸
※上記の模様はYouTube
「正海チャンネル」で視聴可能
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