ニュージーランド在住 DAIWA FISH JUNC 柏木萌 寄稿: タウランガ ヒラマサジギング!!
ニュージーランド在住 DAIWA FISH JUNC 柏木萌からの寄稿です。
アングラ―の夢!!本場ニュージーランドでのヒラマサジギングレポートをご紹介します!
ニュージーランド在住 DAIWA FISH JUNCの柏木萌です。
数年前に移住してから釣りに出会いましたが、徹底した海洋保全を施すここニュージーランドの魚影の濃さには、毎度、感動させられます。
群を抜く初速、力強いファイト、最後まで諦めない姿勢をもつヒラマサにすっかりと魅了され、男性陣に混ざってジギングをメインとしてしゃくり倒して1年が経ちました。
ニュージーランドでは厳しいレギュレーションルールがあります。
ヒラマサに関してはサイズ規定もあり、一日の合法サイズで持ち帰ることが出来る本数は制限されており、これに反した場合は厳しいペナルティが課せられます。
只今、ニュージーランドではヒラマサのシーズンとなり、わたしも例外なく遠征を繰り返していますが、良く行くのは現在住んでいるオークランドから車で3時間走らせたタウランガという街。
11月某日。
朝7時に出航し、眠気覚ましに水深50m前後で緩めワンピッチジャークにて2投目に大きな当たりが!
ドラグを締めロッドをベルトに当て、ファイトをすること約3分!スキニーでスタイリッシュなヒラマサが上がってきました!
ニュージーランドサイズで96cm、重さは私見で7-8kgぐらいでしょうか。
ポイントを移した先では鋭い歯で厄介なバラクータを何本か釣ったりした後、再び、ソルティガに大きな当たりが!
掛けた直後にドラグを締めても鳴り続け、その音に大興奮したのも束の間で、急に軽くなりました。嫌な予感がしたわけですが、その予想は的中し、見るも無残にサメの噛み痕がくっきりと残った半分サイズのヒラマサが上がってきました。
船長によると、それは16-18kg、もしくはそれ以上の個体で、奇しくもわたしの自己最大記録のサイズとなるはずでした。 悔しく、悲しい、なんともやりきれない思いでした。
この地域に限らず、ヒラマサのシーズンではサメに横取りされる被害が多発します。
その後も合法サイズのヒラマサからアンダーサイズのヒラマサまでコンスタントに釣れて一日が終了して帰港しました。
わたし自身はテスターでもプロでもなく、ハイエンドなリールを持つのは20ソルティガが初めてでしたが、一生持てるリールに出会えて幸せです。それぐらい価値のあるリールだと思っています。これからもこのリールと共にもっと大きな、夢のある魚に出逢えるよう、邁進して参りたいと思います。
Daiwa Fish Junc
柏木 萌
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