「2021 オフショアゲーム」吉田匡克

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兵庫県在住の私は西日本を中心に、オフショアゲームを展開しており、特に瀬戸内エリアと山陰エリアの釣行が多い。西日本から九州にかけて釣行し、ブリ、ヒラマサを中心に、サワラやタチウオ、マダイ、根魚をジギング、キャスティングゲーム、スーパーライトジギング等で狙っていくのが1年間のルーティーンとなる。

大阪湾から松山沖にかけての瀬戸内海エリアではブリを中心に、サワラ、タチウオがメインターゲットとなり周年、魚と出会えるチャンスがある。シラスベイトが大量発生する6月〜8月は若干釣り辛い時期ではあるが魚が釣れなくなる事は無い。
1日の潮時をおさえてゲームを展開すればブリをヒットさせる事は容易なのだ。
また陸に囲まれた瀬戸内エリアは風に強いので出船率が高いのも魅力の1つである。魚が美味い事でも有名なエリアなので釣行するのは秋〜冬に行う。
魚のサイズ等よりも美味しい魚を狩る。
それがここ瀬戸内エリアでのこだわる所でありそれを求めて釣行する。

もう一つのメインフィールドとなるのは山陰、日本海エリア。
丹後、若狭方面から玄界灘、九州北部までが釣行エリアとなる。
日本海の冬の時化は語るまでもなく有名で、冬季の酷いときは月に1度も出船出来ない事もある。
だがしかし、この時化が天然の禁漁期間を設ける事になり、プレッシャーの少ない状態で魚を育てる。これにより釣れる魚の多さ、種類は計り知れないのだ。
青物ジギングだけでなく、スローやライトジギングにより面白い釣行ができる魅力多きエリアである。

メインフィールドとなる丹後は関西圏から毎週通える位置にあり、特に秋から春にかけて釣行する。
夏はブリがほとんど釣れなくなるからブリジギングの釣行は無くなる。
たまにヒラマサは釣れるのだが山陰西部や九州エリアほど食わないので、夏の時期はライトジギングなどで根魚を狙っていく事が多くなる。
だが、春になると釣行できる日が増えて、沖ではブリが容易に狙えるようになる。コンビネーションジャークの本領発揮な季節だ。
4月まではジギング中心だが、5月からはトップでのキャスティングゲームも楽しめるようになる。マダイや寝魚の活性もあがるので持っていくタックルが必然的に増えてしまう。嬉しい悲鳴をあげる季節なのだ。

ここ山陰、日本海では贅沢に『型』と『数』にこだわりをもって釣行する。まだまだ開拓しきってない未知のポイントもある。それらが実現できる素晴らしいエリアなのだ。
2021年の目標もおのずと決まってくる。

『よりたくさんのデカイくて美味しい魚を狩る事!』

となってくるのだ。

山陰、山陽の他に沖縄GTや九州の巨大ヒラマサ、青森のマグロなど本年の予定はもりだくさんなので、ソルティガタックルを使って劇的な釣行を目指したいと思う。

DAIWAフィールドテスター 吉田匡克

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