ソルティガSJ AGS TGでは、何故5.5フィートへこだわったか?
清水一成です。
前回は、ダイワのスロージギングロッドの基本コンセプトからおさらいしました。
内容としてはざっくりすぎてたかと思います。まだ最初ですので、何となく理解してくれたら嬉しいです。
毎週欠かさず更新を続けているこのブログでは、思った気持ちをパズルのように1つ1つ皆さんに伝えていき、完成させていくそんなブログです。
今回はロッドへのこだわりとして、なぜ今回5.5フィートへこだわったかを話したいと思います。
昔話になりますが、そこには5.5フィートを選ぶ根拠があるからです。
僕が5.5フィートにこだわるのは、今まで培ってきたジギング人生で衝撃を受けたレングスが5.5フィートだったからです。
20年ぐらい前の話になりますが、当時YOUTUBEなどもなく、情報をつかむには釣り雑誌をひたすらに買いまくって道具を真似る、そんな時代でした。
当時は、釣り方すらままならず当然タックルバランスなんてわかっていない時代です。
それでもたまには・・・釣れる。でも釣ったのではなく、釣れちゃってたんですよね。
今も思い返せば釣れたのに説明できない悔しさに耐えてた自分を思い出します。
そんな時に自分に変化を与えたのが今は既に存在しないメーカーから発売されていた5.5フィートのジギングロッドでした。
まだまだ未熟な自分に、小枝のように軽量なロッドであり、魚を掛ける楽しみを教えてくれました。
集中力が続く中、シャクリが下手くそな自分でもシャクリで掛ける感覚を初めて覚えたロッドです。
こういう衝撃を受けたり自身の釣り人生の中で一緒に育ってきた思い入れの強い釣り道具って、皆さんにも多々あると思います。
僕は、この感覚が忘れられず、ダイワのテスターになったからには、青物ロッド開発に精通したい。
5.5フィートでしか体感できない世界観を楽しんでもらいたい!
そして、僕が味わった「ロッドとジグを操作し、魚を掛ける感覚」を皆さんに届けたい!
そんな想いで作り込んでいったロッドです。
当然デメリットがあります。
ロッドレングスが短い分、ロッドとしてのタメ(限界の粘り)は効きません。
それも理解しながら長年の経験を基に作ろうと決意したロッドです。
掛ける楽しみが究極にあってヒット後もドキドキハラハラが止まらないレングスを皆さん一度店頭に並んだら触ってみてください。
今回は、ここまで。
次回は「このロッドの問題点はクリアできるのか!?」そんな怒りのタイトルで攻めてみようと思います 笑
このブログは、毎週金曜日18時以降に更新していきます。
次回更新は、3月12日(金)予定ですので、お楽しみに。
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