「身体楽々!!赤ムツスロージギングin御前崎」

清水一成です。


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今回の釣行記は、腰もやっと復活してきたので身体のチェックも兼ねて得意のアカムツスロージギングへ行ってきました。


今回の課題は、アカムツを釣ることではなく(強がりですよ 笑)、いかに身体の負担を軽減しながらライトタックルでアカムツを釣ることができるかが勝負です。


よって、今回の仕様タックルは以下で組みました。

ロッド:キャタリナSJ60B-1

リール:21ティエラA IC 150H

ライン:PE1号-400m

リーダー:フロロ5号-150cm

ジグ:ソルティガTGベイトロジー260g


通常のアカムツスロージギングなら、皆さん最低でも2~3番パワーのロッドを合わせながら釣りを組み立てるイメージですよね!

今回、敢えてめちゃくちゃに軽量なタックルバランスを狙って使い込みました。

狙いは、身体負荷の軽減です。


大事なポイントを4点お伝えしますね。


1,敢えてパワーランクを下げたロッドを選択したのは、手首にかかる負荷を逃がすため

2,PE1号で、海中での水切れ抵抗を減らすことを意識

3,剛性の高いリールを使用する事

4,高比重・コンパクトなタングステン製ジグを使って水中抵抗を減らす事


このように、上記4点を上手にバランスを合わせるとアカムツが釣れるセッティングの完成なんですね~笑


僕が考えるアカムツの捕食については、身体負荷の軽減と大いに関係があります。


まず、ロッドを柔らかくすることによってジグの暴れが防げます。

PE1号を使うとPEの伸縮、特に伸びが気になりますがタングテン製ジグのウエイト260gまでなら何とかPEラインの伸びの具合をカバーできます。
かつ、少しPEラインが伸びても底から1mをどれだけ丁寧に釣ることができるか?が勝負の釣りなので何とかなってしまうんですよね笑

剛性の高いリール=水中感度の高さがメリットとして生まれます。
かつ、コンパクトなジグを使うことで、更にジグの引き抵抗を軽減ができます。

これらが相まった上での、タックルバランスです。

しかしながらこのタックルバランスのまま、ジグウエイトUPしたり過度にPEラインを細くすると、タックルバランスが崩れてきます。
結果的に、釣り辛い状況が発生してきてしまいます。
皆さんタックルバランスを狙うときは注意が必要です。


リールについて、今回のICカウンター搭載リールなら、底から1mをしっかり把握しながら釣りが組み立てることができます。
結果的に、とても快適な釣行となりました。


今回のタックルバランスも、ロッドやリール、ジグなど色々セレクト出来るおかげですね。

皆さんも自分で考えるアカムツをターゲットとするスロージギングのタックルバランス考案について、チャレンジしてみて下さい。

これが理解できれば・・・・どこの海域でもアカムツが釣れちゃいますよ!

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今回はここまで、また皆さん釣行記も今後楽しみにしててくださいね。
ベイトタックルならではの感度のよさ、状況把握力の高さ、気持ちいい掛け感など楽しさ満載なスロージギングを披露していきます!


次回更新は、4月16日(金)予定です。お楽しみに。

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