「ジグ操作から生み出されるブリ族の釣り分け」

清水一成です。

今回は、丹後の青物ジギング釣行記。
僕自身、丹後エリアへの釣行は久々です。

スピニング王国の丹後で、自分で確かめたい事があって今回はベイトリール縛り。

当然使うリールはソルティガIC300H-SJ
ロッドは、ソルティガSJ 61B #2でタックルを組みました。
使用ジグは、ソルティガTGベイト180g。


この3月中旬頃のタイミングであった丹後の状況としたら、鳥山無し・・・
ターゲットは、ハマチ、ワラサ、ブリの拾い釣り的な感じです。

4月中旬となった今は、10kgを超える状況が出ていますね。

ハイシーズンは爆発力のある大変魅力的なフィールドですが、今回自分の行った丹後はタイミング的に難しかった~。


僕の釣りは基本はスロージギング。
地元伊勢湾でもブリ系の魚は、フォールに反応が良いイメージを持っています。


では何故、丹後はスピニング王国なのか?

僕は、丹後へ行く前に沢山の想像をし、基本上げ上げの釣り7割、フォールの釣り3割でまずは組み立てていこう、とイメージして臨みました。
上げの釣りが多いから丹後はスピニング主体の釣りになっているんだな、と思ったためです。

ところが、現場に行って驚いたのが、上げの釣り9割、フォール1割だったことです。


始めの2時間は自分の釣りの確認。
フォールでも食うか?ジグはハイアピールの方が食うか?巻きのスピードはどうか?など自分自身のチェック項目との戦いです笑

釣れない時間が2,3時間続いた中で、久々に良い勉強となりました。


今回、時期にもよりますが、自分の行った時の"気付き"を挙げます。
大事な事です。


1,ロッドを柔らかくして丁寧にシャクる

2,柔らかいロッドで最大限のジグの負荷をかける

3,ジグをフォールさせない、ただしジグを水中に置いてくるのは大丈夫

4,シャクり上げの際、高負荷な巻きはやめる。高負荷が掛かる時はハンドルの巻きスピードを緩める

5,底から50mは誘い上げる

この5点が非常に大事でした。
その結果、ブリに口を使わせることが出来ました。

IMG_8662.JPG

このブログを読んで頂いてるアングラーの皆さんも、敢えてロッドを柔らかくしてみるなど、気付きを意識して一工夫取り入れてみて下さい。
スピニングより高トルクなベイトリールだからこそ出来る技ですよ。

ベイトの方がスピニングより丁寧にシャクる事が出来ます。


ジグが暴れているアングラーは(僕が思う、硬いロッドだなぁ~と思う人)ハマチのヒットが多かったです。

ジグを丁寧にコントロール出来る人はブリを釣ってました。

IMG_8671.JPG

何事も、仮設立てて答えにたどり着く楽しさが、釣りにはあります!
ぜひ皆さんも、今あるタックルバランスを今一度追求してみてください。
きっと違った魚がヒットしてくると思いますよ。


今日はここまで、
次回更新は、4月23日(金)予定です。お楽しみに。

PREV

「身体楽々!!赤ムツスロージギングin御前崎」

NEXT

「SALTIGA SEMIORDER SYSTEM "三重 トンジギスペシャル"」 金子新