「本格シーズン突入!常磐エリアの青物ジギング!」栗山佳尚

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こんにちは。DAIWAフィールドテスター 栗山佳尚です。

11月に入りシーズンは秋から冬へ‥
ホームフィールドの常磐エリア、鹿島沖の青物も日に日に気配が増してきている。

これから年末にかけて水温が19°前後で安定すると水深30~40mの漁礁、根廻ではヒラマサ、ワラサ‥。
12月初旬にかけて40~80mの砂利場では鰤クラス回遊‥

鹿島海域は潮流も緩やであることもあり、群れさえ発見出来れば、存分にジギングを楽しみ、巻きや、ロッドワーク等‥ジギングの基本動作を身に付け体得するにはとても良いフィールドだ。
しかし、冬に向け北風が強く吹くことも多いので凪間を選んでの釣行がオススメ。

尚、11月以降はヒラメで船宿が賑わう海域でもあり、ジギングは午後の出船となることも多い。
夕マズメのチャンスに鰤クラス回遊なんていう大チャンスもあるので釣行の際は事前に可能な限り情報を収集して臨んで頂きたい。

今回はそんな鹿島海域のジギングシーズン開幕直後、SALTIGA AP J59S-3と新しくラインナップに加わるCERTATE SW 6000-XHで攻めた模様をお伝えしたい。

当日の天候は曇り時折雨、風はほぼなく、水温19°‥とまずまず‥真潮と呼ばれる南からの潮流が強く船の流れは非常に弱かった。
どてら流しがこの海域では基本だが、この日は船が流れずに広範囲にポイントを探れない状況。魚の活性が低くテクニカルな状況であった。

先ずは40m前後の漁礁廻りを攻めるも、弱い潮流に巻きスピードを中心に探る私のスピニングタックルではアタリを捕らえられかなかった。
一方、SALTIGA IC 300HL-SJとSALTIGA R J62B-3 LOの組み合わせでシャクっていたDAIWAスタッフ永山氏がミディアムスピードのショートピッチジャークに長めのフォールを交えたパターンでワラサ、イナダを連発‥。

魚の状態は確認できたので改めてスピニング!セルテートSWの真価を発揮させるためもう少し深場を攻めることにした。
水深は50~60m‥相変わらず船は流れない‥。

魚探にベイトの反応を確認しジギング開始するも苦戦、キャストをしてとにかくジグが潮絡みする角度を探していると待望のアタリ、しかしフッキンせず‥
改めて誘いをかけるとガツンとアタリ!しっかり合わせてやり取り開始‥「CERTATE SW 6000-XH」エキストラハイギヤながら水深50mからゴリゴリとリールのパワーで巻き寄せることができた。

鹿島エリアで多い、150~200gのジグで水深60m前後を攻める状況においてはXHで充分対応してくれる。

また、ローターが軽いので巻き出しのタッチが軽くジグをコントロールするには大きなメリットになるだろう。

今回の釣行でキャッチできたのはワラササイズまでではあったが今シーズンのこれからを期待させてくれる釣行であった。

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