「トンジギ釣行!わずかな変化を見逃さないで!編」
清水一成です。
今回は、釣行記です。
ちょうど2月のタイミングで、22SALTIGA15-SJの最終サンプルが手元に届いたため、
最終チェックとして最適なターゲット「トンボジギング」に持ち出しました。
「めっちゃ完成度高まりましたよー」との事前連絡があったので、楽しみにしてました。
簡単に使った感想は、、、
使い込んできたプロトタイプからの変貌っぷりに思わずニヤニヤしました(笑)。
これ、いきなり皆さんが体感できるんだから、羨ましいです。
皆さんの想像を超える巻き感、ぜひ衝撃受けてくださいね(笑)。
さて、今回の釣行記でお伝えしたいこと。
「自然相手のコントロール出来ない状況下などでは、少し視点を変えてみるのも大事なポイント」
だということが伝われば嬉しいです。
■タックルデータ
ロッド:SALTIGA SJ55B-3TG
リール:22SALTIGA15-SJ
ライン:PE3号-400m リーダー18号
ロッド:SALTIGA SJ55B-4TG
リール:22SALTIGA15-SJ
ライン:PE3号-400m リーダー18号
最初に、トンジギで皆さんが意識しているポイントを挙げてみます。
・レンジが大事
・潮目が大事
・重たいジグがあれば大丈夫
・払い出したPEライン角度が大事
・シャクリはスローでも上げでも大丈夫
このようなところでしょうか?
でも実際に現場へ行くと、そんなに甘くないですよね。。。。
■そもそも、想定していた状況が全然違う!!
・海上は爆風。PEのライン角度なんて保持出来ない。
・潮目?爆風も重なり、把握しずらい。
・そんな状況下、攻めるレンジがわからないまま釣りを展開。
・あれ?ジグを重くしたけど、一日引き続けるほどの体力が無い。。。。
結果、活性が高い時はいいけど実際はスイッチを入れるシャクリ方までたどり着けない。
あるあるでしょ?
SNSやYouTubeなどで手にしたトンジギ攻略の知識と装備で期待を膨らませて挑むと、少ししんどいと思います。
自然状況の変化の中でアジャスト出来ないと、辛い釣行になっちゃいます。
まさに今回、私も厳しい状況での釣行となりました。
多分体感で10mぐらいの爆風。
さらに潮止まりとともに、だいたい6mぐらいまで風が落ち着くような感じでした。
■今回の課題
渋い状況の中でもカツオとトンボを釣るために、どうやって釣れる状況に持っていくか?
ジグウェイトは400gからスタートして、途中800gまで投入する始末。
風で船が押されているだけで水中の潮は全然効いてない、潮無しの状況というとわかりやすいでしょう。
そんな中で、今回カツオとトンボをキャッチ出来た釣り方だったり意識したポイントをご紹介。
■刻々と変わる自然状況にリンクさせる釣り方①~③でアジャストさせました。
①今まで投入出来ないレンジ(300m)までジグを沈めてみました。
これは、潮止まり後に風が弱まったから出来たことです。ちなみに、結果は出ませんでした。マグロが居れば直ぐさま何らかのアクションがあったはず。
②ジグを置いてくる釣りを展開。
①で、狙うべきレンジが絞れたので、今度はジグ操作を変えて海中の状況確認を行いました。激しく飛ばしながらロング系ジグ(ソルティガTBジグⅡ200g)で、水中にジグを置いてくるイメージです。ここで見つけたのが、ジグを軽くしないと分からなかった薄い潮目。
22SALTIGAでこだわった「ハンドル初動の軽さとカーボンハンドルによる水中感度」の威力と、ジグを軽くしたことによるわずかな潮受けの変化が把握できたため、微妙な潮目を見つけることが出来ました。コレは今までのリールじゃ出来なかったので、強みになります。
③しっかり潮目近辺にジグを置いてくる釣りを展開。
ジグを飛ばす釣りが成立しなかったのでハンドル回転を1/4回転ぐらいで微調整しながら、②で見つけた"薄い潮目"を意識して丁寧にさぐりました。
これで今回の答え合わせは完了しました。
トンボジギングは、事故的要素も高いと思われていると感じます。
当然、目の前にジグを通すために頑張って頑張って重いジグをシャクリ続けるのもひとつの正解です。
冒頭にもお伝えした通り、自然相手のコントロール出来ない状況下などでは少し視点を変えてみるのが大事なポイントです。
ジグの大きさやウェイトを変化させたり、リールやロッドを変えるだけでも、今までジグの重みで感じ取れていなかった"わずかな変化"を感じ取れます。
トンボジギングのさらなる深みをブログにしてみました。
ぜひみなさん是非色々試してみてくださいね。
今日はここまで。次回もお楽しみに。
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