今シーズンのトンジギを振返る <SALTIGA TBジグⅡアデル>金子 新
ダイワ フィールドテスター 金子 新です。今シーズンのトンジギも、あと僅かな気配。シーズン中は、伊勢志摩沖から、時には遠州灘へ通いました。特に、週末のトンジギ便は、満船の船が多く、予約するのも一苦労(笑)年々、トンジギの人気度が上がっていることが伺えますね。それにしても、今シーズンはトンボ(ビンチョウ)の纏まったスクールが、昨シーズンに比べ、少なかったように思えます。2日連続釣行して、当たりが1回あるか無いかの時期もありました。それでも通い続け、1日3キャッチ1リリースできた日もあり、少ないチャンスを物にできた時こそ、このトンジギの面白さ、釣った時の喜びがそこにあると思います。なかなか簡単に口を使ってくれないトンボですが、その中でも今シーズン最も活躍したジグが、「ソルティガ TBジグII アデル」です。上げの釣り、フォールの釣り、どちらでも当たりが取りやすく、引き抵抗も軽減されたこのジグ。旧モデル(TBジグ)と比べ、更に使いやすくなり、楽に一日中シャクる事が可能です。ワンピッチジャークで、しっかりと飛び、波動で魚を惹き寄せる力を秘めていると思います。しかも、アデルホログラム(魚の魚皮をホログラムに落とし込んだもの)のフラッシングでアピール強。まだお持ちでない方は、是非1本使って頂き、このジグの使いやすさを体感してもらいたいですね。トンジギにおいて、今シーズン再確認できた事として、釣り方のキーポイントを以下2つにまとめました。①ジグを投入後、途中までシャクり上げた所で再投入せず、毎度リーダーが入るまで回収すること理由:基本、風がある中での釣りになるので、途中で再投入をするとトンボのいるレンジより上のレンジをジグが通ってくる事になる為、バイトチャンスが極端に減ってしまう。※潮が緩く、ベタ凪の際は話は別です②船長の指示ダナ(海中の潮目)だけを狙わないこと理由:船長の指示ダナもトンボが回遊している可能性は高いですが、それ以外のレンジ(棚)にも要注意です。ジグを落としている際、ラインの落ちるスピードに緩急がつくケースもしばしばあります。そこも潮目になっており、トンボのいる可能性は高いからです。トンジギ経験者の方や、来シーズンからトンジギを始めてみたい方のご参考になればと思います。来シーズンのトンジギ、どんな展開になるか、期待してフィールドに通い続けます。ートンジギメインタックルーロッド/ アウトレイジJ61S-4リール/ カルディアSW 8000-Hライン/ UVF ソルティガ センサー 12ブレイド EX+Si 3号リーダー/ ソルティガ フロロリーダー X'LINK 50lbフック/ 自作アシストフック7/0 (フロント・リア)ルアー/ ソルティガ TBジグII アデル 260g
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