「THEフィッシング裏話」
清水一成です。
皆さん、先週のTHEフィッシング、見ていただきましたか?
小中テスターのデビューとしてはばっちりアシスト出来たロケでした。
かなり苦戦した中で、その日の状況に合わせていく楽しさが伝えられていれば最高です。
ベイトタックルだからこそ厳しい状況でもアジャスト出来るメリットを皆さんも体感くださいね!
さてさて、前回のブログで。
ブリに口を使わせるために、"ある手段"でアジャストさせたコトがあります。
その"手段"とはなんでしょう?
となぞかけ的なお題を出してみました。
正直、自分で番組を見ても分かりにくかったと思います、ごめんなさい笑
答えは、
敢えて深溝スプールへ下巻きせずにPEラインを入れる、でした。
この写真は、ロケ後に撮った一枚です。
全然スカスカなのがわかりますか?
ほとんどアップで映らなかったので、わかりにくかったと思います。
コレ、ハンドル一回転の巻き取り長が重要だよって話しになります。
小中テスターがブリを掛けた時、実は22SALTIGA 15Sを使用していました。
※写真はまたまたTHEフィッシングの告知欄から流用させていただきました!
この状況を見て「自分のタックルだと、巻き取り長が多すぎるんだ」と判断したワケです。
15Sと15-SJ、同じギア比で巻き取り長は103cmですが、
15Sのシャロースプールの方がナロー設計な分、巻糸変化量が大きくなります。
だからハンドル一回転の巻き取り長が落ちてくるので、15-SJとは数cm差が生まれます。
このたった数cmの気付き、非常に重要です。
その後、もれなく準備していたスカスカ状態のスプールを敢えてセッティングし、
自分もその日のわずかなチャンスを手にすることが出来ました。
これだけ繊細に微調整をしていたりするのが、自分の組み立て方だったりします。
シビアな状況だからこそ、丁寧に組み立てることを意識しています。
ただ、本音としては・・・・・
シャロースプールを最初から準備しておけば問題なかっただけの話しです笑
みなさん、
なんで初めからラインキャパの少ない、釣りの幅が縮まるような「15S」というラインナップが存在してるかが理解いただけたのではないでしょうか?
必要な巻き取り長が手に入るから。こんなにシンプルな答えは無いと思っています。
周りの方よりいっぱい釣りたい方こそ、状況に応じて対応出来るように準備しておくべきアイテムです。
今回はここまで。
次回更新をお楽しみに。
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