「15Sスプールとサムホールディングフレームの抜群の相性」

清水一成です。

22SALTIGA15S、この15Sスプールの傾斜角度って、製品ページで見て理解して頂けてると思います。

この傾斜角度は、本来の狙いは

「PEラインがボディーとスプールの隙間に噛み込みトラブルを抑制する為」。

これがメインだと感じる人が多いと思います。その通りです。

でも今回は、これとは別に「15Sスプールの傾斜角度」の狙いもありました。

それが、サムホールディングフレームとの連動です。

親指をサムホールディングフレームからスムーズにズラして、

スプールエッジでのサミングスペースの確保が、狙いの達成条件でした。

親指の側面でスプールエッジに抵抗を出す事。

今回の22SALTIGA15シリーズにはサミングスペースとして最大で3カ所設けました。

①親指によるスプール側面(両端)

スプールコントロールスペース1 (2).JPG

②人差し指によるボディーフロントピラー下スペース

スプールコントロールスペース2.JPG

③人差し指による、ボディーフロントピラー下部最奥のスプール傾斜部分

スプールコントロールスペース3.JPG

特に③の箇所は、写真で見てもらった方が理解しやすいと思います。

自然と人差し指の指先でスプールエッジに触れられます。

ここが、最大限こだわったポイントです。

握り込んだまま、PEラインに触れることなくスプール回転をコントロールできる。

これは強みです。

15スプールでは触れるスペースが狭いですが、ライン放出量が増えれば充分対応できるので安心してください。

アングラーによって全てを網羅する事は難しい話ですが・・・

なるべく・・・全てのアングラーの期待と操作感が改善出来る方向で仕上げたつもりです。

サミングスペースは、みなさんも自分に合う物であれば体感してみて下さい

今回はここまで。

次回で最後のスプールネタ投稿になります。

お楽しみに。

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