<ソルティガ ラフライド140F ヒラマサチューン DEBUT!!> 永山剛史
DAIWAスタッフ 永山です。
2021年の夏にデビューし、ヒラマサキャスティングのメッカである九州の福岡近海エリアや五島エリアを中心に大活躍を果たし、多くの実績を積み重ねた<ソルティガ ラフライド160F ヒラマサチューン>。2022年 初夏、待望のスモールバージョン <ソルティガ ラフライド140F ヒラマサチューン>がデビューします。
今回は<ソルティガ ラフライド140F ヒラマサチューン>の開発経緯と使い方のKEYポイントをお話させて頂きたいと思います。
このルアーのオリジナルバージョンである<ショアスパルタン ラフライド 140F>は元来、ロックショアゲームをメインに開発されたルアーです。したがって、一般的なオフショアルアーと比較すると「ラフな海面でも圧倒的に飛び出し難く、安定してアクションしてくれる」といった特長を持っています。しかしながら、ロックショアよりも平均すると足場が海面に近いオフショアでは、「水絡みが強過ぎる・浮き上がってこない」といった声が多かったのも事実でした。
そこで、兄貴分のソルティガ ラフライド160F ヒラマサチューンと同様に、"高浮力化" & "ウェイトバランスチューン" & "アイチューン"を行い、全体性能を特にオフショアでのヒラマサキャスティング スモールベイトパターンに最適化したのが今回の<ソルティガ ラフライド140F ヒラマサチューン>というわけです。
尚、140Fはサイズが小型故に160F以上に「丁寧で繊細なロッドアクション」がヒラマサに近付くキモとなります。160Fをオートマとするなら、140Fはマニュアルの要素が強いと考えると分かり易いです。
比較的あまり何も考えずに普通に引いていても釣れるのが160Fですが、140Fはルアーが小型故に入力のストライクゾーンも無論、小さくなっています。一回のロッドアクションの中でも一定の入力でルアーを引くのではなく、「入力の大きさ」、そして、「入力のスピード」には常に気を遣って頂き、ルアーがダイブする「深度」を常にコントロールし、ベストの動きを演出して頂ければ幸いです。
また、ルアーがマニュアルなのでロッドもマニュアル的なものがオススメです。「マニュアル的なロッド」というのは、「適度に張りが有り、アングラーの意志をルアーに高い精度で伝えることが出来るシャキッとした竿」です。私のオススメは「SALTIGA C83-6」と「OUTRAGE C82-6」。ラインは「UVF ソルティガセンサー12ブレイドEX+Si 4号」、リーダーは「ソルティガナイロンリーダー」の70lbを1ヒロ弱がベストマッチです。尚、リーダーを結束する溶接リングとスプリットリングは「PE4号での限界ファイトに耐える強度のモノの中で、なるべく軽く小さいものを使用する」ということもルアーレスポンスを良くするための重要なポイントです。
是非、ヒラマサキャスティングフリークの皆さまに使いこなして頂き、激戦区のクレバーなヒラマサを攻略して頂けることを願います。
<製品ページはこちら↓>
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/lure/salt_le/sg_roughride_160f_ht/index.html
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