激アツ!!ダツとペンペンのボイル!エキサイティングな夏の玄界灘ヒラマサ!10キロオーバー2本をキャッチ!<SALTIGA ダイブ☆スター 220F> ウォーリー真
皆様こんにちは、DAIWAフィールドテスターのウォーリー真(マック)です。
この夏、遠征先として選んだのは初夏の玄界灘。梅雨の産卵から戻るヒラマサの荒喰いシーズンを狙っての夏マサ釣行だ。春とは大きく違いこの時期のヒラマサはスレンダーな魚体が多く、1年の中でも最も強烈な引きを味わえるシーズンでもある。初夏といっても連日気温30℃を超える灼熱の夏マサ釣行となった。
玄界灘の夏、ヒラマサのベイトは主にダツ、ペンペンシイラ、サゴシ、トビウオ、そして稀にイワシといった具合。遊泳力が強いベイトが多く、浅い瀬際にベイトを追い込んでヒラマサがボイルする姿がSuperエキサイティングだ。浅瀬+パワフルな引き=タックルもそれ相当のものを準備したい
<今回メインで使用したタックルはこちら>
Line: UVF SALTIGAセンサー 12braid EX+Si 8号
2日間の釣行を振り返ると、ダツやシイラを追い回すヒラマサの激しいボイルは何度も確認する事ができた。しかし釣り自体はとてもシビアなものだった。と言うのも、ボイルしている最中のヒラマサは誘い出し(ブラインド)では反応が鈍く、ボイルの濃いところに1撃で入れてやらないと中々バイトまで持ち込めない。
また夏特有の「ヒラマサノラナイ地獄」、理由は様々だがバイトしても乗らなかったり、ファイトの途中でフックオフ、ネットインした直後にネット内でルアーがポロリといった具合だ。
夏マサは「激しいボイル」「強烈な引き」「熱い夏」と、パワーワードが並ぶが、非常にシビアなシーズンであるのが実際のところ。これを知っている人はタックルセッティング、特にルアーのフックセッティングにかなり気を遣っている。2日間で投げたルアーはほぼダイブ☆スター220F 1種類のみ。ただフックはシングル、トレブル共に何度変えたか覚えていない程に釣行中に細かい修正を加えて行った。
1日目はシングルフックが良かったし、2日目は少し重いトレブルフックが良かった。これは結果論だが、出たけどノラナイ、ノラナイ、、を繰り返していては夏マサキャッチは中々出来ない。普段フックをあまり変える事ない人は、是非5種類はフックを買ってお気に入りのルアーに付けて色々試して頂きたい。急に新しい世界が開けるかもしれない。
また、射程圏内のボイルに遭遇する確率は1日を通してかなり少ない。キャスト精度もかなり重要になってくる。自分の釣り座にチャンスが来た時、これは絶対に逃してはならない。
私はキャストをしながらも常に周りを見渡すようにしている。周りと言うのは本当に360°、広大な海のどこでボイルが始まるかは分からないからだ。ボイルが出た瞬間に速攻ルアー回収。その最中にもボイルを観察しながら進行方向を見極め、安全確保をしつつ正確なキャストを打ち込む必要がある。
キャスト前に都合よくボイルが起こってくれるとは限らないため、私は引くスピードやアクションが決まったら殆どキャスト後のルアーを見ていないかもしれない。ボイルが同時に2箇所、3箇所で起きる場合もある。どれに投げようか悩んでいるうちにチャンスは終わってしまうこともある。
乗船メンバーでボイルに盛り上がり、一喜一憂しながら釣りをする最高の時間。ヒラマサが掛かれば夏特有の強烈な引きを味わえる。10キロオーバーとなれば、締めたドラグも出され瀬際のスリリングな攻防を楽しめる。
事前準備としては釣行前にキャスト練習をするも良し、飛距離の出るルアーとそれに合ったフックを選ぶも良し。
ルアーセレクトにおいて、私は皆さんに「SALTIGA ダイブスター220F」をオススメしたい。このルアーは本当に良く飛ぶ。また引き抵抗が少ないので、スキッピングや逃げ惑うベイトを演出するコンビネーションジャークも容易である。夏マサ、そして、マグロにも持って来いのルアーだ。
まだまだ続くアツイ夏、ヒラマサ、GT、マグロ、シイラ、カツオ等、海のターゲットは様々。しっかりイメージと準備をして、良い夏にしましょう!
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