特集1
川口直人 JBトップ50第二戦 堂々の5位入賞!!
タックルのポテンシャル まざまざ
すでに皆様ご存知のように、6月8~10日の三日間、北浦水系において開催されたJBトップ50第二戦において、川口直人選手は終始安定したウェイトをマークして、みごと5位入賞。お立ち台でその存在を強烈にアピールしました。緒戦を18位で通過した同選手はこれで年間成績もグンとジャンプアップ。今年は実りの年になりそうです。
この入賞に大きく貢献したのが、ご本人も語っていたようにDAIWAのニュータックルたち。
試合後、氏に「いつもタックルには助けられているけど、今回ほど依存度が高かった試合はない」と述懐させたほどです。リール、ロッド、ライン、フック、そしてワームまでもが川口選手の強力な武器となったのです。
三日間を通しての基本的な戦略はプラでもっとも実績を残した護岸でのネコリグ。初日はスタート直後に北浦上流を目指したものの不発。11時までノーフィッシュで外波逆浦、常陸利根川にとって返してすぐにリミットメイク、入れ替えも果たしペースを完全につかみ、二日目以降は同じエリア、同じ釣りを継続して前述のような結果を残しました。
タックルは
リール T3 AIR プロト
ワーム ネコストレート5in プロト
という最強のベイトフィネスシステム。ついでにフックもDAIWAです。
「今回の試合はベイトフィネスでなければ戦えないものでした。スピニングでも食わせることはできますが、その後、護岸にこすれたり、杭に巻かれたりすることを考慮すると、どうしても8lb程度のラインが必要になってきます。だからT3のポテンシャルが生きてきます。なんてって革命的なリールですよ。まさにベイトフィネスの王者。3.5gしかないTDミノー1061SPがグーンと20mも飛んでいくんですから信じられません。1/32ozのシンカーを使ったネコリグを思い通りにキャストできたのも、まさにこのリールのおかげです。
ロッドの働きも大きかったです。スカイレイよりややソフトなアクションは、ネコリグやジグヘッドワッキー、ダウンショットなどのアクションが付けやすく、食わせた後のパワーも信頼性があります。
さらにワームのネコストレートもいままでにありそうでなかったボリュームで、霞ヶ浦水系には最適。何よりフッキングがいいのが感動的でした。
というわけで、繰り返しますが今回の入賞はこれらのタックルが呼び寄せてくれたもの。今年は出だしがいいので、最終戦までベストを尽くします」
とまとめてくれました。
いうまでもありませんが、川口選手入賞の一番の原動力は本人の努力、そして実力です。それを戦力面でバックアップできたことにDAIWAスタッフとしても大きな喜びを感じています。これからも共にさらなる高みを目指していきたいと思います。応援してくださった皆様には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
川口プロ:クオリティフィッシュ、ウェイン!!
川口プロ:表彰式、インタビュー!!
特集2
三宅貴浩のウェスタン・レポート
その33
話題の中心は常にDAIWAの巻
皆さんこんにちは、三宅貴浩です!
2012年も早くも半分が過ぎ去りましたが、各フィールドはいよいよハイシーズンを迎えます!!
自分もイベントや取材、大会、テスト等で様々なフィールドを駆け回っておりますが、最近つくづく感じますことはいわゆるベイトフィネスタックルの汎用性、ポテンシャルの高さです。
つい先日は、協賛も兼ねまして京都の日吉ダムで開催されました地元剛腕チームの大会に参加してきたのですが、ここでもベイトフィネスタックルは大活躍でした。
通常はスピニングでしか扱えないような軽量リグを複雑なカバーの奥に入れて、ハイプレッシャー化したバスに口を使わせて、しっかりとカバーから引き出してランディングまで持ち込みたいといった状況がこのようなリザーバーでの大会中には山ほどあります。
この日もそういった状況下でベイトフィネスタックル(T3 AIR プロト+スティーズ ハーミット)は、みごとにBIGフィッシュをキャッチさせてくれました!
また、リザーバーとは環境がかけ離れたウィードレイクでもある、関西のビッグレイクにおきましても、全く同じセッティングの組み合わせのタックルが高いポテンシャルを連日発揮してくれています。
それにしてもこのタックルの組み合わせは、どんなレイク、フィールドに行っても超ハイポテンシャルを発揮してくれます☆ とくにT3 AIR のポテンシャルの高さは、大げさでもなんでもなく過去に例をみない程のものです。
また今回の写真の中にあるスピナーベイトでGOODフィッシュをキャッチした際には、SLPパワーマグ+SPカラーチューン仕様のスティーズ103HL+スティーズ・マシンガンキャスト・タイプlを使っていますが、スピナベのような空気抵抗の大きなルアーを関西のビッグレイクのようなウネリがあり足もとが不安定で、かつ向かい風の状況下でロングキャストするようなシチュエーションにおいて、超安定した遠距離キャストを継続することが可能です。セッティングとサミングスキル次第ではノーマルブレーキよりもさらに飛距離をたたき出すことも可能です。
SLPWORKSでは今後T3ユーザーズプロジェクトをはじめ、様々なフィールドで実際に道具の力を120%引き出していけるような、実践的でかつ道具をチューンし使う喜びを体感することのできる、そんなアイテムを皆さまにご提供できるように頑張って参りたいと思いますので楽しみにしていてくださいね!
気分が高揚してくるスタートの一瞬です。
こんなビッグフィッシュをウェイインすることができました。
SLPパワーマグ+SPカラーチューン仕様のスティーズ103HLで獲ったナイスフィッシュです。
特集3
三村和弘の関西便り
「噂以上」のT3 AIRの巻
皆さんこんにちわ。スピナベ馬鹿一代三村和弘です。
今回は皆さんが「噂で聞いた」そのリールT3 AIRです。馬鹿イチ的にそのT3 AIRを表現すると、「噂以上」のリールでした。
超軽量ルアーをストレスなくキャストできます。ホンマはスピニングの出番ですが、スピニングリールでキャストするよりも飛距離が出ます。
おまけにそのキャスト時のルアーのスピードが速くなった気がします。そして、その初のT 3 AIRのテストでいきなり60ジャスト。そして50アップ。
間違いなくこれで関西ビックレイクにもベイトフィネスの波が来ます。軽量ルアーがキャスト出来るリールが生み出されたんです。新しい時代が来ましたよ~。
参考タックル
ロッド:スティーズ スカイレイ
リール:T3 AIR プロト
ライン:フィネスブレイブ8ポンド
フック:バザーズワームフックワッキー1
リグ:ストレートワーム4.5インチ ネイルシンカー1.3g
T3 AIRのテストでいきなりの60センチ。自分でもシビレましたワ。
続いて50アップ。T3 AIRの快進撃は止まりませんわ。
関西ビッグレイクの釣りにも新しい時代が来ましたね。間違いないです。
号外
三村和弘 JB津風呂湖第2戦 に優勝!!
皆さんこんにちわ。スピナベ馬鹿一代三村和弘です。
久々に優勝できましたわ~。
6月17日に奈良県津風呂湖で行われたJB津風呂湖第2戦。自分でいうのもなんですが、みごと、4882gで優勝です。
ではでは当日の試合展開を・・・。
湖の状況はプリ、スポーン、アフター、その後の夏へ向かうバスなどが湖全域に散らばるような状況でした。本来ならアフターのメス狙いをしたかったんですがそのバスが少なすぎる・・・。展開的にはいつもやらんサイトフィッシング。
岬を過ぎる頃、1本のバスが見える。すかさずストレートワームのネコリグを入れると、「まってました」かのように迷うことなくバイトしそのままフッキング。
この時のタックルは、スティーズの今年新タックルのスカイボルト。ティップが繊細に出来ていてついばむようなバイトはもちろん、このように一気に走るバイトにもロッドが仕事をしてくれる。この時のバスは1400gぐらいと思うが、スティーズイグジストカスタム2506のナイスドラグ、そして、フィネスブレイブ4ポンドのお陰でまずは安心の1本目。
続いて水面をみるとまだメスがいてました。4mぐらいかな?そこでいつもは出番の少ない、ヘビダンです。
タックルは
ピンテールワーム
14gシンカー
という感じ。
ここで50クラスの2100gやったかな?特にいいたいのが津風呂湖と言う湖は、ウィードエリアが少ないが、この時のこのピンにホンの少しだけウィードがあった。このホンマに少ないウィードがラインからそしてロッドを伝わって来た。
「ここやな」そう思うには時間はいらなかったしそのまま自信にもなった。ほんまにタックルに助けられています。そして横をみると、またまた違うオスがいる。すかさず1300gぐらいをネットイン。 素晴らしい試合だった。そして素晴らしいスティーズのタックルだったと再確認出来た。
皆様のおかげです。ありがとうございました。
ホンマ、タックルに助けられたナイスバスですわ。
久々の優勝! めっちゃ嬉しいですわ。