特集1
千葉のことならオリキンに聞け
西湖と亀山釣行 の巻
みなさんコンニチハ。折金です。
暖かくなり、どこのフィールドも釣れだしたと思ったら、次々にスポーニング開始。
季節の遅れを取り戻すように、めまぐるしい早さで春満開。
さてさて、GWは釣りざんまいでしたが、GW中ほどにあった豪雨で後半は予定が丸潰れ。せっかくの休みなのに悔しいですが、お天道様にはかないません。
しかし前半はかなり良い思いができました。先ずは富士五湖の一つである西湖。
標高の高い西湖は丁度冬から抜け出し、ワカサギパターンで釣れだしてきたという情報でした。
当日も朝から水面を漂うワカサギや群れでシャローに上がってきたワカサギも多く目視でき、かなり期待がもてました。
しかし、午前中は快晴無風で一本バラしたのみ。お昼過ぎに南からのそよ風が吹いてきた頃、風下となる本命のシャローへ移動。
ブレイクライン沿いに移動するバスも見えたので、ブレイクの変化のありそうな所を重点的にダブルクラッチをキャスト。そして1投目からバイト。ブリブリの40アップ。その2投目もバイト。これまた40は欠けるもののグッドコンディション。
同船した先輩にも釣って貰おうと、ダブルクラッチを貸すと、、、まさかの1投目でバイト。2人の目がまんまるくなったのは言うまでもありません。
そんなこんなで、その後も水面系ルアーなどで数本追加し、ワカサギパターンを満喫し御満悦の西湖釣行となりました。
この日活躍したロッドは、ブラックレーベル631ULFS。
西湖はワーム禁止であることから、メインとなるルアーはワカサギを模したシャッドやI字系ルアー。
地元の高滝湖のワカサギパターン同様に、繊細な誘いやノリ重視で大活躍しました。
ここで私のシャッドには、ひと工夫されているのでご紹介。
SAQSASフックのFFN(マスバリ)をリヤのトリプルフックと交換するというもの。とくに、アタリは多いがバラシが多い時に効果大です。
1号のPEラインの両端にFFNを結び、プラグのフックアイに通し固定するというもの。コツは二つ目のフックを結ぶ際に1つ目のフックに近くなるように結ぶことです。お試し下さい。
プリプリの西湖バス。サイコーでしょ? なんちゃって。
リアフックにSAQSASのFFN(マスバリ)をチューン。これでバラシ激減です。皆さんもお試しを!!
そしてお次は千葉県、亀山湖。
あいにくの雨でしたが、湖はスポーニング真っ最中。
スポーニング中のバスはそっとしておいて、狙いはそれより外側にいるでっぷりと太ったプリスポーンのメスやスポーニングからの回復が早い40センチ前後のアフタースポーニングのバス。
狙うポイントはスポーニングエリアの外側にある、レイダウンの先端や沖目のブッシュ、桟橋、立木など。天候も手伝って朝から連発。スポーニングとは関係ない20センチ台のバスも果敢にアタックしてきて、時折40アップが混ざるので大変楽しめました。
ルアーは存在感のある5~6インチのストレートワームのノーシンカーワッキー。ロッドはBL PF6101MLFB、リールはPX68L。
ベイトフィネスの中でもロッドパワーは強め。ですからウェイトのあるワームでも十分フッキングでき、ファイト時もバスに主導権を握られません。またバスが高活性とはいえ、しっかりタイトに落とすことが、バイト数を上げ、より深いバイトを得るコツでした。
細身で丁度よい繊細なブランクスはノーシンカーの誘いに於いてもノー感じにならず、テンポ良くキャストを打ち込むことが出来ました。つまり、障害物際での誘いとロッドパワーの両立はこれより強くても弱くても不十分であったように思えます。
ちなみにラインは、モンスターブレイブ12lb。私はこの辺りを基準にカバーの中ならより太く、よりオープンウォーターであるなら細くといった具合です。
そして最後に夕方、沖をクルーズするデカバスを発見。全く釣れる気はしなかったのですが、呆気なくパクり。
強烈なファイトの末と書きたい所ですが、たまたま握ったロッドがSSS6101MLXS、ラインがPE-Performance1.5号のパワーフィネスセットであったのが運の尽き。完全なオープンウォーターでは呆気なく上がってきてしまいました。しかも55センチ3キロオーバー。(笑)
ダメ元でも投げてみるものだと思い知らされました。
投げなければ何にも起きませんしね。。
亀山湖に限らず、全国的に今後しばらくは今回のようなアフターの釣り、とくにベイトフィネスの釣りが◎。比較的簡単に口を使うのでベイトフィネスの練習にはもってこいです。
その後は初夏まで、トップウォーターを始め様々なルアーに反応が良くなり楽しい季節となります。
少々の雨でもぜひ釣りに行くことをオススメします。
沖をクルーズするデカバスにヒョイと投げたら、こんなん釣れました。
軽く55cm、3kgオーバーでした。
特集2
三宅貴浩のウェスタン・レポート
その32
T3AIR他の試投会 の巻
皆さんこんにちは~!三宅貴浩です。
最近はイベントやフィールドテスト、取材等々でバッタバタとしておりましたが、つい先日もT3 AIRをメインとしたDAIWAの新製品の試投会に参加してきました。
このイベントはDAIWAアイテムの販売店様、そして今回は初の試みとして最終日には一般のT3ユーザー様をお招きして、新製品について座学で学んでいただきその後試投、実釣をしていただこうという企画です。
ボートでのバス釣り経験がほとんどない方や、女性のアングラーの方ともご一緒をさせていただきましたが、T3AIRをメインにジリオンJD等で多くのバスをキャッチしていただくことができました。
皆さまのご感想の中で一番多かったのが、やはりT3AIRのポテンシャルについての内容です。まず超軽量ルアーがめちゃめちゃ飛ぶ、バックラッシュが皆無、ビッグバスとのやりとりをしている最中の剛性感の高さ等です。
3g台のミノーがカッ飛んでいくのですから驚いて当然といえば当然なのですが、今回のT3AIRのスゴさはそれだけではありません。このリールの強烈な長所は実は4点あります。
それは、
1、軽量ルアーのピッチングとキャスティングを高次元で両立させる3D・エアーブレーキシステム、
2、軽さと強度を両立させた新素材G1ジュラルミンスプール、
3、8.6の超ハイギアながら超高耐久性を実現した異種金属ドッキングギア、
4、スプールを軽い力で回し続ける超小口径ベアリング。
文章で表わすとこれだけ簡潔にまとめられてしまうのですが、その中身が半端じゃないということは実際に実釣をしていただいた皆さんが証明をしてくださると思います。
また、この試投会ではT3AIRの他にもSLPWORKSのNEWプロジェクトであるT3ユーザーズプロジェクトについてや既存のチューニングメニュー、他のDAIWAの新製品についても皆さんに座学で学んでいただき、実釣でご体感もしていただきました。
DAIWAWORKS、SLPWORKSの本気度が皆さまに徐々に伝わってきたのではないかと思いますが、本当のスゴさをご体感頂けるのはこれからが本番です。
T3AIRの発売、そしてSLPWORKSの今後の展開につきましても、皆さまご期待下さいね!
皆さんの熱気を感じた座学でした。
アクセサリーも注目が高かったですよ。
でもやっぱり注目を集めていたのはこれらのタックル。
特集3
三村和弘の関西便り
巻き取り長さの差13cmの巻
皆さんこんにちわ。スピナベ馬鹿一代三村和弘です。
関西ビックレイク ホンマに好調です。ヨー釣れてます。
突然ですが、いつも馬鹿イチの使用しているスピニングリール
(スティーズカスタム2506、TDイグニス)
の1回の巻きとり長さは71cm。
でも今回ひょんなことからハイギアのリールを使用しました。
1回の巻きとり長さ84cm。
これが今回大きく感じました。そんなお話です。
狙いはメスのアフター、1度?産んだ差し戻し組狙いです。
水深2m、3m、4m、とタイミングなどを考え釣って行きますが、ここにハードボトム、エビ藻、センニン藻などが絡みます。
エビ藻はさすがにライトリグ、細いラインでは心配です。
こうすれば1発でラインブレイクです。
でも「これはいけるな」そう感じました。
バイトからフッキング、そこで巻き取り長さの差が出ます。
たかが13cmかもしれません。でもバスの頭をこっちに向かせ、素早く巻き取ることが出来るんです。タックルの勝利です。
今年はウィードの生育が遅いんですがそのウィードにバスが、ラインが掛かる前にバスを水面近くにまで上げることが出来ました。
58cm。
ええバスでしょ?
タックル
7インチワーム
リールの巻き取り長さに着目して、こんなエエのを釣りましたわ。