特集1
いよいよ真価発揮!?
赤羽修弥、T3-AIRを駆使して、
6位入賞!!
7月8日に桧原湖で開催されたW.B.S.2012年トーナメントシリーズ第3戦において、赤羽修弥選手は朝一から好調にキーパーを重ね、3670g(5本)を持ち込み、堂々6位に入賞いたしました。
この日の桧原湖はそれまでの悪天候とは別世界の快晴微風。ゆえに、各チーム快調にスコアを伸ばす乱打戦となりました。赤羽チームは、スタート地点近くの早稲沢フラット、糠塚島周りを重点的にラン&ガンして前述のスコアをまとめました。
キッカーとなったのは1320gのナイスバス。ネコリグのロングアプローチで獲ったものです。
この釣りに絶大な威力を発揮したのが、話題のT3-AIR(プロト)。
「多くのチームがスピニングを使用していたように、超フィネスに頼りたいフィールドですが、釣れる魚のボリュームがあるのでラインはやや太目を選択せざるを得ず、しかも軽いリグをロングアプローチしなくてはならないのでT3-AIRはベストなパフォーマンスを演じてくれました。まさにこのリールは試合で結果を出してくれウェポンです」と赤羽修弥選手も試合後に語ってくれました。
いま、各地で話題を集めているこのリーですが、これからは試合でのウィニングストーリーが聞けそうです。期待しましょう。ちなみにロッドはSTEEZスカイレイ、ラインはブレイブの7lbでした。
コールを受けてステージに向かう赤羽修弥チーム。
夏の桧原湖で6位に優勝。3670gは優勝ウェイトといってもおかしくないものです。
「T3-AIRはまさにベイトフィネスの申し子。今回の試合でもこのリールでなければ獲れない魚がいましたね」と語っていた赤羽選手。
特集2
皆さん、宮崎友輔にご声援を
クラシック出場にもう一息!!
アメリカのBASSエリートシリーズに参戦している我が宮崎友輔。テキサス・ダラスに拠点を構えてここ数年、全米をまたにかけてチャレンジを続けているDAIWAスタッフの一人ですが、今年は実力をあますところなく発揮して、一戦を残して年間ランキング暫定23位!! いよいよクラシック出場も現実味を帯びてきました。
ディフェンディングチャンピオン、そして各エリートシリーズの勝者は無条件でシードされるクラシックですが、残りのクォリファイヤーは年間成績で決められます。権利を重複する選手がいるとその範囲は繰り下げられるので、現在の23位はかなり有望な位置といえます。
ですが、決まるのは8月のオネイダ戦。ここを普通に切り抜ければ、同プロにとっての念願だった最高の舞台、バスマスタークラシックへのキップが手に入るというわけです。
みなさんのご声援で、宮崎友輔選手をぜひ、2013年2月にオクラホマで開催されるクラシックに送り込みましょう。その時は、現地に応援に行きましょうね。(自費で)
宮崎友輔選手の実力はすでにアメリカでは折り紙つき。クラシックに出てもまったく不思議ではありません。photo: BASS
特集3
三宅貴浩のウェスタン・レポート
その34
最近の気になりマクリアイテムの巻
皆さんこんにちは~、三宅貴浩です!
早くも7月に入り各地で梅雨の大雨が降っていますが、皆さんの地域では水害等は大丈夫でしょうか?
この時期は雨、雨、雨で憂鬱ではあるのですが、釣りにはスゴク良い季節でもありますよね☆
先日の九州遠賀川でのT3-AIR をメインとした試投会でも、一時は雨による増水でどうなることかと思いましたが、無事に全てをこなすことができ多くの販売店の皆さまにもお越しいただき大盛況のうちに幕を閉じました。
さてさてそんな今回のアルティメットではその九州での試投会の話題・・・、ではなくて、たまには最近自分が気になっているいくつかのアイテムについてご紹介したいと思います!
まず1アイテム目は、つい先日発売になりましたDAIWA・ライトデッキサンダルDL-1400です☆
これから夏になるにつれて気温、湿度ともにどんどんと上昇するわけですが、そんな中で大活躍するのがこの手の形状、材質のサンダルです。
EVA素材採用で軽量かつクッション性に優れているので、長時間履いていても蒸れにくく疲れにくいので本当に快適です♪また特徴的なデッキソールデザインによって滑りにくいので、桟橋やボートデッキ上でも安心感が違います。
また釣りのシーンではもちろんですが、普段のタウンユースでもラフ&オシャレに履きこなせるのがこの手のサンダルの良いところですよね~!
さて続きましては・・(テレビショッピングみたいになってきました?笑)、DAIWA公認のチューニングブランドでもある、SLP・WORKSから2点をご紹介したいと思います☆
まず1点目ですが、ロッドティップカバーです。このティップカバー、見た目、デザインは結構普通ですが、実は非常に使いやすく実用的なアイテムなんです。
まず長さと幅が適度にあるので、様々なタイプのロッドに適応できるということはもちろんとしまして、数本をまとめて収納することも可能です。
3か所のベルクロでしっかりと固定できるのでロッドが暴れることもありませんし、クッション性が非常に高いクロロプレン素材を採用していますので、ボート上や車の中などでロッド同士や周辺との接触からもしっかりとロッドを保護してくれます。
先日のショップさんでのイベントでも安心してロッドの展示や持ち運びができましたよ。意外と知らないうちにロッドのブランクやガイドには細かい傷が入りがちで、そこから大きな破損につながることはよくあることですので、ぜひ皆さんもこのSLP・WORKSのロッドティップカバーを試してみてくださいね!
そして最後にご紹介するのが現在DAIWAやSLPのHPでも随時情報を更新中の、T3ユーザーズプロジェクトキャンペーンで登場する、SLP・T3用チューンド浅溝(1010)スプールです。
このスプールは軽量化やベイトフィネスよりにセッティングを振ったスプールではなくて、むしろ逆に耐久性にあえて重点をおいたと言ってもよい浅溝スプールなんです。
私もしっかりとテストをしてきましたが、下は4g程度~上は1.5ozクラスまで、幅広い重さのルアーを非常に快適に扱うことができました。
耐久性に性能を振り軽量化は重視していないので軽量ルアー等にはあまりよくないのでは?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、設定を浅溝仕様にしたことにより糸巻き量を絶妙に調整でき、ラインとスプールの総重量をラインのサイズごとに様々なバランスで微妙にセッティングできるので、想像以上に軽量ルアーを快適に扱うこともテスト段階でもできていました。
しかも通常の軽量に振ったスプールとは異なりPEラインや太糸でガンガンにマット打ち等のハードな釣りをすることも可能ですので、そういう意味でも非常に対応幅の広い優秀なスプールに仕上がっています。
TウィングシステムのT3との相性もバッチリですので、T3ユーザーの皆さんは発売を楽しみにしていてくださいね!
今後もちょくちょくこのような、自分の気になりマクリアイテムをご紹介する機会も作っていきたいと思いますので、ぜひアイテム選びの参考にしてみてくださいね~♪
オシャレで履きやすいライトデッキサンダルDL-1400。この夏を快適に過ごすための大切な脇役です。
繊細なロッドティップもこうして保護すれば安心です。
どちらかといえばバーサタイルで耐久性に優れたSLP・T3用チューンド浅溝(1010)スプール。
特集4
川村光大郎、
W.B.S.スーパースリーデイズに3位入賞
いささか古いネタで恐縮ですが、6月22日から24日までの3日間、霞ヶ浦・北浦を舞台に開催されたW.B.S.スーパースリーデイズにおきまして、草深幸範と組んだ川村光大郎は、三日間をクレバーに戦い抜き、みごと3位に入賞いたしました。
といっても本人はちょっと不満足。というのは、一昨年のこの大会の優勝者は同じペアー。昨年、諸事情で中止になったので、今年は二連覇のチャンスということで、大いに気合が入っていたからです。
でもまあ、かなりタフなコンディションとなってしまったので、周囲の評価としては3位でも十分賞賛に値するというものでした。
大雨の初日は霞ヶ浦本湖東岸のアシを撃ち、二日目はスノヤハラ、そして最終日は北浦本湖と、その日のコンディションに応じて大胆にエリアを変える作戦を展開した同チーム。
優勝には少しだけ足りませんでしたが、その爽やかな戦いぶりは周囲に強く印象を与えていました。
二日目にはビッグフッィシュ賞を獲得したこのチーム。来年も優勝候補の筆頭でしょう。