Ultimate2012年12月28日号

 

特集1

三宅貴浩のウェスタン・レポート

その45

 

オフはタックルメンテのチャンス! の巻

 

 

DAIWAファンの皆さんこんにちは!三宅貴浩です。

 

いよいよシーズンは真冬に突入しバスフィッシングに出かける回数も少なくなっている方も多いのではないでしょうか?

自分自身はこの時期のクォリティーの高い1匹との出会いに快感を覚えていますので(笑)、まだまだフィールドには出ていますが、やはり現実的にはフィールドに出る回数が減る時期でもあります。

 

そんな冬期シーズンにぴったりな話題を今回は1つご紹介したいと思います。

 オフシーズンはハイシーズン中には出来ないタックルのメンテナンスをしっかりと出来るチャンスでもあります。もちろん自分自身である程度のメンテナンスはこなすことはできますが、やはり本格的なメンテナンスはプロに任せるのが一番です。

 

DAIWAのリールの修理やメンテナンス、カスタムを一手に引き受けている企業が、以前にも何回かご紹介をしたことがありますSLP(スポーツライフプラネッツ)です。

自分自身、実はDAIWAのテスターに加えてこのSLPのプロスタッフでもあります。最近T3ユーザーズプロジェクトを展開したこともあり、良くこのSLPについてどんな会社なのですかという質問を受ける機会もグッと増えてきています。

 先日もスタッフミーティングでSLPを訪問してきたのですが、とにかくこのSLPはリールやロッドのことを隅々まで知り尽くしたプロの集団が集まっている企業であるということをまず皆さんに知って頂きたいと思います。

 常時100人以上のスタッフが各部署、持ち場で専門の機会、工具を使用しプロフェッショナルな仕事をこなしており、その精度の高さにはまさに職人技という言葉がピッタリと当てはまります。

 

そしてこのSLPが2013年1月~3月にかけてベイトキャスティングリールのビッグなメンテナンスキャンペーンを実施いたします!

 ベイトキャスティングリールはスピニングリールとの構造上の違いから、ベアリングの回転性能の差が即、飛距離やキャスティングレスポンスの良し悪しの差となって使用感として表れてきます。

とくに今回のキャンペーンの推奨4ベアリングに関してはその性能、機能の維持が、リール自体の性能、使用感の維持に対しての重要なパーツになります。今回のSLPのOHキャンペーンでは何と!このキャストレスポンスの要である、推奨ベアリング4つを半額で交換してしまおうという無謀とも思える(笑)大企画です!

 また自分自身が過去に体験した非常に驚いた経験の1つに、OHから返ってきたリールのその使用感、レスポンスのスゴさということがありました。日頃から自分でマメにメンテナンスをしていたこともあり、たいして差もないだろうと考えていたことが大きな間違いだと気付かされたのがこのSLPのOHでした。

とにかくOHから戻ってきたリールの使用感は、今まで使用してきたリールとはとても同じものとは思えないほどでした! 今回のキャンペーンでは先に書きました推奨ベアリングの交換のみならず、リールのOHに関しても26%~MAX38%OFFでやっちゃいます。

こんなチャンスはホントにめったとないですので、この冬の期間に家でリールを眠らせておくのでしたら、ぜひ「修理、メンテナンス、カスタムのプロ集団・SLP」の作業デスクの上で愛機達を喜ばせてあげてくださいね!戻ってきたリール達はまたこれから長い間、きっとあなたに最高のパフォーマンスとGOOD・FISHを提供してくれると思いますよ☆

 SLPは2013年も各DAIWAアイテムのポテンシャルを目一杯に引き出し、個性を持たせることのできる提案をどんどんしていきますので、楽しみにしていてくださいね!

 

朝礼中のSLP。どうです、スゴイでしょ、この堂々たる陣容!!

 

パーツ関係もビッシリと揃っています。

 

プロ集団によるリールの講習は実に勉強になりましたよ。

 

皆さんもこのオフシーズンにオーバーホールキャンペーンを利用したらいかがでしょう?

 

 

特集2

千葉のことならオリキンに聞け

 

防寒のキモ、それはグローブ の巻+ご報告

 

みなさんコンニチワ。オリキンこと折金一樹です。

 

いよいよ年の瀬!

ここ1ヶ月で急に真冬並みに冷え込んだ影響でフィールドの水温も急降下。
とくに冷え込んだ直後は本当に厳しく、1日の中でも僅かなチャンスしかありません。
 

このワンチャンスをモノにする為には、ロッド、ルアー、リール等の優れたタックルが必要不可欠ですが、寒さで凍えていたんでは、この性能は発揮できません。
 そうです、やはりこの時期から防寒装備が大事!

とはいっても、ダイワには様々なインナーやアウターがあり、どれも高性能。常識的にキチンと着れば、十分寒さは凌げるはずです。
 

しかし、私の中で永遠のテーマがあるのですが、、、

それは手!つまりグローブです。手だけは着れば良いって訳にはいかないですから!

そこで理想のグローブの条件は、
1)保温性があり手の感覚を損なわない薄いモノ。
2)だぶつかず、手にフィットするもの。
3)水を吸わないもの。
4)滑りにくいもの。
5)リスト部分が長く、防寒着の袖口に入り、手首から入る冷気を防げるもの。

色々試しましたが良いものはなかなかなく、ある程度で妥協したり、そこまで寒くない時はワイルドに素手で対応してました。
 

しかし案外近くに有りましたねー。

ダイワのDG-7201です。

裏表で素材を替えたり、薄く且つ暖かい。はっきりいってバス釣りにはこれ以上のモノはないでしょう!パーフェクトです!

しかも飽きのこないデザインやカラーリングは、どんな防寒にもピッタリ合います。ぜひともお店で手にとってみることをオススメします。


話はかわって、先日千葉の亀山湖で行われた、フロッグオンリーのトーナメント、F–1ケロケログランプリGPXに参加しました。
結果から言うと朝一のワンチャンスをモノにでき、準優勝できました。
 

この時のロッドはもちろんBLACKLABEL-FR701MHFBにリールはスティーズ100SHL。そしてラインはPE-Performance 5号でした。
 

とくにラインは理想的なコーティングで硬さもグッド。ラインの色は関係ないと言う人もいますが、ラインの色も絶妙。ブラウンの目立たない部分と視認性の良いイエローの組み合わせは、プレッシャーの高い亀山湖では効果有りだと思います。
 現に当日は4バイトで2本かけ1本キャッチ。他の人はバイトっぽいのはあったとか、後ろで出ただけなども多かったようです。
 

原因は低活性であったこともありますが、追ってくるスピードは速くその上で乗らないことを考えると、直前でフロッグを見切っていることも、一因にあるはずです。
 ですから見えるラインを見えにくくすることは、この原因を減らす有効な手立てであるはずです。
 

ちなみにフロッグ専用機であるFR701MHFBですが、フロッグの出番がない時に眠らせておくのは勿体ないということで、他にも中型スイムベイトやビッグベイトでも最近は活躍しています。
 

キャストがしやすいので、ジグロッドで無理やりやっていたという人にオススメ。眠っている人はお試し下さい。
 

というわけで今年も残り僅かですが、良いお年を!

 

DG-7201 このグローブは最高ですよ。冬のバスフィッシングには欠かせないアイテムです。

 

ケロケログランプリで私を準優勝に導いてくれたタックルシステムです。とくにPEラインの働きは大きかったなー。

 

 

皆様へ

今回が今年最後のアップになりますが、一年間のご愛読ありがとうございました。来年は更なるスケールアップを計画していますので、引き続きよろしくお願いいたします。

皆様にとって、2013年が素晴らしい一年になるよう、お祈りいたします。