特集1
川口直人、6位入賞!!
しかしお立ち台寸止めに超不機嫌!
初日が強風のためにキャンセルされたJBトップ50第三戦は、北浦・霞ケ浦水系において7月20、21日の両日、イレギュラーな2日間競技として開催されました。DAIWAチームはそれぞれ健闘しましたが、川口直人は二日間とも安定したウェイトを持ち込み、6位に入賞しました。
トップ50が関東で開催されるのは久しぶり、エリアは馴染み深い水系ということで、その結果に大いに興味を持った編集部は当然のように現場に出かけました。やっぱりその場に居合わせなければ分からないことも多く、そんな意味では行って正解でした。
川口選手の作戦は、プラで好感触を得た常陸利根川の下流域をネコリグ、ダウンショットを水深に応じて使いわけるというもの。
メインに使用したルアーはネコストレート6.5インチ、そしてタックルは
リール:T3 Air 8.6R
……というもの。つまり前回準優勝した遠賀川戦と全く同じです。本人もこのシステムには「非常に強いコンフィデンスを持っている」と語っていました。
一日目に3506gで6位につけた同選手は二日目も4本ながら3384gとまずまずのウェイトを記録。これならお立ち台も確定か、と期待しましたが、惜しくも1ポイント差で6位に。これには本人もガックシ。「5位と6位じゃ大違いなんですよねー」とムッとしていました。
「頭にきたから次の檜原湖戦は苦手なレイクなんだけどやっつけてやるぜ」とすぐに練習に行くスケジュールを立案。
「6位ですが年間成績を考えると悪くはないんじゃないですか?」と水を向けても「そんなことは考えてない。結果は後からついてくる。やるだけだ」と言い残して早々と会場を後にしました。
何やら今年はやってくれそうな同選手。その活躍をこれからも注目していきましょう。
常陸利根川を遡る「青い彗星」
ネコストレート6.5インチ・サマークローをリグる川口選手
外浪逆浦に最近できた石積みにネコストレート6.5インチを撃つ川口選手
ランチングを終え待機中にファンと交流する川口選手。この時点ではお立ち台を確信していたので機嫌は良かったが…
まさかの6位に賞金を手にするもやや元気がない
この表情がすべてを物語っているといえましょう
特集2
三宅貴浩のウェスタン・レポート
その59
夏のオススメアイテム の巻
皆さんこんにちは!三宅貴浩です。
梅雨も完全にあけて夏空ゼンカイの季節になりましたね!
そんな中でもフィールドにはガンガン出ているわけですが、最近のゲリラ豪雨のパワーはホントにハンパないですね!先日もガイドで湖上に出ていたのですが、遠くの山の上でカミナリが光ったと思ったらアレヨアレヨという間に爆風、激荒れ、激雷雨となりフィールドはあっという間にスゴイ状態になっていました!
皆さん必死で橋の下等に避難していましたが、これがもし沖でしかもローボート等への乗船中に起こったらあっという間に船中は水満タン、爆風で前進不可能という状態になりかねませんよね。
皆さんも決して無理はせずに、少しでもこれはゲリラ豪雨が来るかなと感じたらすぐに釣りを中断して陸に上がってくださいね!
風が急に冷たく感じたり、遠くの山で雷鳴が聞こえたり、雨の線やモヤが遠くで急激に見え始め風向きが自分方向に向かっている時はとくに危険ですので、速やかに避難してくださいね!
さてそんなフィールドでのガイド中にゲストさんに最近良く試しに使っていただいているタックルは、エアエッジの6.6fのMBにPX68の組み合わせです。MのロッドにPX68を組み合わせることでベイトフィネスよりの釣りからミドルウエイトのルアーの釣りまで非常に幅広く使え、ガイド中はもちろんですがオカッパリ等でもかなり重宝する組み合わせです。
50UPとも十分にやりとりできるパワーに加えてコストパフォーマンスも高い組み合わせですので、何でもできるセットが欲しいと思われている方にはオススメです!
そしてDAIWAのライトデッキサンダルに今年のニューカラーが登場しています。自分はターコイズをチョイスしていますがカラーは全部で4色あります。
このサンダルの最大のポイントは非常に滑り難いという点です。釣りに関連する場所の足元は何かと滑りやすいのですが、そんな状況を快適に過ごさせてくれるアイテムでこちらもオススメです☆
まだ夏は始まったばかりで今後も灼熱はもちろんゲリラ豪雨もまだまだ続くと思いますので、皆様も十分に対策をして釣りを楽しんでくださいね!
皆様もゲリラ豪雨にはご注意を!
ゲストさんのナイスサイズ。エアエッジとPX68に来ましたね
いままさに旬なフットウェアー、それはライトデッキサンダルです
特集3
パンチ上田の
B.A.I.Tトーナメントレポート
皆さん、こんにちわ!関西ビックレイクの上田恭弘です。
もう梅雨も明けて3週間近く経ちますが身体は夏に慣れてきましたか? 慣れたといっても暑いのは暑いですよね? 釣行時には日陰での休憩・水分補給を充分にとって下さい!それとゲリラ豪雨にも注意して下さい。風上に黒い雲・冷たい風が来たら要注意!
雷が鳴った場合は釣りをせず必ず非難して下さいね!!
さて、少し前の話になりますが梅雨明け間際にビックレイクで開催された2デイ・トーナメント「B.A.I.T」に参戦してきましたのでレポートします。
当時の湖の状況は、連日の夏日により27℃代だった水温も大雨の影響により22?23℃と一挙に5℃程低下しバスは低活性となり厳しい状況。またトーナメント前日より梅雨前線北上により湖上は強烈な南風が吹き続きトーナメント終了まで大荒れなコンディションでした。
大会2日間とも釣りが成立するエリアが限られ風裏は大船団。そんな中、風裏でも一番プレッシャーが与えられてないエリアを選択し2日間攻め続け渋いながらも両日ともリミットを達成出来ました。
選択したエリアは、強風が当たっていましたが風波が強く当たらないのでギリギリ釣りが成立するシャローカバー。
その様なカバーを幾つかランガンして初日の成績は5匹リミット7000gで5位通過。
トップとの差は3000gもあり到底追い付けないので目指すは5位入賞へ。。。
2日目の最終日も同エリアのランガンで丁寧に攻め続け5匹リミット7600gで短日2位の成績で終了しました。
表彰状では入賞したかな?と思っていましたが、まさかの最終コールとなりB.A.I.T戦2年ぶりの優勝することが出来ました!!
今回の魚は、全てパンチングで捕りました。
用意していたタックルは、2oz・1.5oz・1oz・3/4ozのスカパンシンカーにPU PADDLEHOG。
3/4ozは3インチサイズ、1oz以上は4インチサイズ。この中でも当時のコンディションから1.5ozをメインに使用していました。
タックルデータ
2oz・1.5oz・1ozには
ロッド:BLACK LABEL7112XHFB
リール:DAIWA Z2020SHL
ライン:PE Performance 8Braid+Si ♯6
フック:ストレート5/0
3/4ozには
ロッド:FLYING FORTRESS [731XHFB]
リール:TD-ZILLION PE SPECIAL 7.9
ライン:PE Performance 8Braid+Si ♯6
フック:ストレート3/0
ウェイインしたバス
活躍したタックルと優勝盾
メインルアーのスカパンシンカー1.5ozにPU PADDLEHOG
特集4
泳げる霞ケ浦フェスティバル
去る7月15日の「海の日」、茨城県土浦市で恒例の「泳げる霞ケ浦フェスティバル」が開催されました。このイベントはタイトル通り、霞ケ浦を昔のように「泳げる」状態に戻そうという目的で始められました。
その趣旨に賛同して年々出展者も増え、現在では夏の定番イベントとなっています。普段、霞ケ浦でバストーナメントを展開しているW.B.S.も毎年参加していますが、今年も「チビッ子釣り掘」「キャスティングゲーム」などを行い、多くの来場者に楽しまれていました。こうした地域に根ざした活動は地味ですがとても大切なことだといえましょう。
実際に魚が釣れる「チビッ子釣り掘」は大人気。つねに長蛇の列ができていました
初心者にはスピニングリールで挑戦してもらったキャスティングゲーム。SVならベイトでも問題なかったかも…