特集1
三宅貴浩のウェスタン・レポート
その69
慌ただしい年末、そして新しい年へ の巻
皆さんこんにちは!三宅貴浩です。
いよいよ2013年もラストのアルティメットとなりましたが、皆さんの今シーズンの釣りはいかがでしたでしょうか?
今年はガイド、プライベート、取材、ロケと多くの日数フィールドに浮かびましたが、本当に沢山のバス達に出会うことができました!
そしてなんと2013年は大晦日までガイドという(笑)本当に釣りで始まり釣りで終わる一年となりそうです。
そして毎年この時期は東京のDAIWA本社にも打ち合わせで訪問するのですが、先日の訪問時も本当に内容の濃い充実した打ち合わせをすることができました。
2014年のDAIWAは皆さんがあっと驚くような企画やNEWアイテムが登場してくると思いますので、今から首を長?くして待っていてくださいね☆
そしてDAIWA本社に行った翌日には、キャスティング八王子店で川村君&茂手木プロのトークショー&SLPのリール診断イベントがあるということで、少しお邪魔をしてきました!
写真ではこんなですが(笑)SLPのリール診断にも多くの方がお越しくださっていました。SLPも来年は本当に様々なNEWアイテムや企画を考えていますので、楽しみにしていてくださいね!
そして途中でトークショー中の二人に発見されてしまい、ショーにゲリラ出場させられてしまいました(笑)。
関東の皆さんも本当にバスフィッシングにアツイ方々ばかりで、自分もこの時期の釣り方である、ブラックレーベル、スティーズのタックルを使用したディープの釣りについて少しお話をさせていただきましたが、皆さん本当に真剣に聞いてくださっていました。
こんな感じで12月も本当にバタバタと過ぎさっていきましたが、今年一年アルティメットをご覧いただきまして本当にありがとうございました。
2014年度もDAIWAは皆様と一緒にガンガン前進していきますので、来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
DAIWA本社では内容の濃い時間を過ごすことができました
トークショー中に二人に発見されてしまい、ゲリラ参加するハメに。でも楽しいひと時でした
特集2
千葉のことならオリキンに聞け
冬のダウンショットにベストなロッドは? の巻
みなさんコンニチワ。
オリキンこと折金一樹です。
だんだんと本格的な冬の足音が近づいてきました。
大概のフィールドは水温が10℃に到達し、なんとか一匹二匹釣れればという状況が多くなりました。
そこで頼りになるのが、やっぱりライトリグ。
今回は私の中で出番の多いダウンショットをご紹介いたしましょう。
先ずロッドはブラックレーベルSSS6011ULFSとスティーズSEEKBAT。
この2本を、2通りのダウンショットで使い分けています。
1つ目はアクションと掛け重視でSSS6011ULFS。
水深にもよりますが、2g前後のシンカーでメリハリのあるアクションを意識した使い方。当然、グッと重くなったり、カンっという一瞬のバイトが多く、瞬間的に掛けられるロッドが必須となります。キモは、繊細さを如何に殺さず、張りとパワーを兼ね備えているか。締め上げた柔軟な筋肉のようなロッドの特徴は手にとってみればうなずいていただける筈です。
2つ目は乗せ重視でスティーズSEEKBAT。
シンカーは1.3?2g前後。こちらは微かなバイトや持って行くようなバイトの時にロッドに仕事をしてもらう感覚です。このようなバイトは口が半開きで甘噛み状態であることや、ワームの端っこをくわえたようなバイトであると言えます。こんな時はバスがしっかりと喰い直す間を作れるか、または如何に針先を乗せられるかがキモ。
つまり、最初のバイトで違和感を与えない追従性の良いティップ、そしてフッキングパワーをしっかり伝えながらも、バスの口にルアーを残しながらフッキングパワーを伝達させるスムーズさが必要です。
この点SEEKBATは、しっかり感知し、掛けられる機種で、さらにロッド長が短く、操作性が抜群に良い点も今では手放せない存在です。
冬の釣行は厳しいながらも、四苦八苦して手にした1尾は本当に格別!
寒くても是非是非フィールドに繰り出して見てください。
冬のダウンショットには釣り方に応じたロッドが必要です。これは乗せ重視のスティーズSEEKBAT
特集3
霞アングラーが選んだ2013MVPタックル の巻
今年も残すところ数日。
皆様、お忙しい日々をお過ごしかと思います。
休日にはタックルの整理などに励んでいる方も多いことでしょう。
そんな時には、今年一年の思い出が蘇って来るようです。
今回ご紹介する澤田和昭氏もそんな一人。
「おしょうの釣り三昧」というブログ(http://osyou-7.blog.so-net.ne.jp)
で2013年のMVPについて語っています。
実はこの方、W.B.S.プロでして、
Aプロ(ボーター)ルーキーでありながらクラシック出場を果たした、
若手の有望株。
当然のことながら霞ケ浦には超絶に詳しい方であります。
ちなみに先日のバサー・オールスタークラシックでは、
カメラ艇として二日間、利根川水系を走り回りました。
澤田さんの近影。Dシャッドで2kgアップです
で、このブログですが実に内容が濃く、
タックルの分析力も非常に優れたものがあると感服いたしました。
そこで今回は要点を抜粋してご覧いただきたいと思います。
霞が浦におけるタックルのキモのようなものが表現されていますので、
要チェックですよ。
それでは……
●2013MVPタックル 撃ち物編
全ての試合も終わり、今年も残すところ僅かとなりました。
我にとっては人生の中でもっとも忙しく感じた一年でした。
さて、この時期になると本1年を懐古したくなってくるものです。
そこで!
一年間を通じて、一番信頼をおいて使ったタックルを挙げてみようかな、と。
個人的に何を重視しているかというと、
我の弱いリストで扱いやすく、
かつ、カバーから引き離せるバランスのよいバットを持ち、安い!
といった観点です!
先ずは撃ち物編!
ROD:DAIWA BlackLabel PF-6101LRB
REEL:DAIWA PX68&FinnesSpecialSpool
RIG: バサーズワームシンカーTGフック3.5-5g
こんな感じです。
正直、ドロップショットリグに使用するタックル、特にロッドは、使用者の好みに左右される要素が最も強いような気がします。
特に、最近は高性能なリールが販売されているため、かなり軽量なウェイトでも投げられてしまう。
一方、一般的に売られているドロップショットリグ用のベイトロッドは、7gシンカーを基準にしているような感があり、5g基準で扱いやすくカバーから引き離せるようなのは、我にとって「コレだ!!」って竿は中々なかったんです。
しかし、この竿は信頼して使えました。
元々、カバーへのネコリグ用に開発されたはずのこのロッドですが、ドロップショットって、ネコリグ並み、若しくはそれ以上の操作性が必要だと思うんです。
だって、シンカーを動かすのと、ワームのみを動かすのと、を使い分けないといけないから。
そう考えると、ある程度張りを保ちつつ、適度な柔らかさのティップが欲しい。
で、霞ヶ浦がメインなんで、ドロップショットといえば縦ストを代表するカバー回りを攻めるため、バイト後には、巻かれないために
「フッキングで魚を引っ張れるバットと長さ」、かつ、
「フッキング後にロッドが立った状態で捻れずノサレないバット」
が必要だと思うんです。
文字で書くと簡単ですが、1500gオーバーのバスに対して、これができる竿って、中々ないですよ。
なお、「巻かれても引きずり出せるバット」と「巻かれずにフッキングで魚を引っ張れるバット」とは全く別物で、間違いなく後者の方が良いですよね。
これらの条件を両立したリーズナブルなロッドで、WBSクラシックの1870gを始め、他のキロアップ2匹は、今のところ真珠棚で巻かれていません。
リールはまぁ、言わずと知れた名品です。
シンカーは丸形が好き。
細身のタイプは、深いところとか、フォールレートを早くしたい場合、または消波ブロック、とか、特殊な場合のみ使用しています。
なぜDAIWAか?
意外とシンカーの色を重視するんです。
ギンギラギンで然り気ない色なんてないですから、マットな色が良いと思っています。
でスイベル仕様のDAIWA、って感じです。
と、こんな感じです。
なかなかイケていると思いませんか。
次は巻物編ですが、これは年が明けたらご紹介しましょう。
お楽しみに!!
最後に…
今年一年、ありがとうございました・・・
皆様、今年はDAIWAチームへのご声援、まことにありがとうございました。
来年も今まで以上にバス釣りを盛り上げていきますので、
引き続き応援のほど、お願いいたします。