特集1
DAIWAブース、最高潮の盛り上がり!!
2014 フィッシングショー大阪 レポート
2月8,9の両日、インテックス大阪で開催された2014フィッシングショー大阪は、土曜日こそ大雪に若干出足を挫かれた感じですが、それでも例年通りの盛り上がりを見せ、日曜日には近年まれにみる来場者をカウントし、大盛況のうちに幕を閉じました。
中でもDAIWAブースはピカ一の盛況ぶり。話題の新製品の展示が注目を集めたのはもちろんですが、あらゆるジャンルのアングラーによるセミナーやマンツーマントークで終始、人の波が途切れない状況でした。
その模様はフィッシングショー・スペシャルサイトに臨場感タップリにアップされていますのでそちらをご覧いただくとして、ULTIMATEではショーに参加したお馴染みのTAKA三宅のレポートで雰囲気をつかんでいただくことにしましょう。
三宅貴浩のウェスタン・レポート
その72
フィッシングショー大阪 の巻
皆さんこんにちは!TAKA三宅です。
この原稿を書いている現在、フィッシングショー大阪が終了した当日でございます!
DAIWA・SLPブースには本当に多くの方々にお越しをいただきまして誠にありがとうございました!!
DAIWAブースでの新商品関連のトークショーやSLPブースでのNEWアイテムの解説などなど期間中目一杯お話をさせていただきましたが、皆さんの本気の質問に私も超嬉しくなってしまいました!
リールに関してはスティーズリミテッドSV TNバージョン、スティーズ リミテッドSV、SS エア、SS SV、タトゥーラ、イグニス、ロッドに関してはスティーズ、ブラックレーベル、ブラックレーベル+、そしてルアー、アパレル関連、SLPのNEWアイテム、NEWサービスについてたっぷりと各ブース、トークショーでお話をさせていただきましたが、今年のDAIWA、SLPの本気度をヒシヒシと感じとっていただけたのではないかと思います。
今後名古屋、横浜のショーが終わればいよいよ本格的なシーズンインとなりますが、ガイドやイベントでこれらのNEWアイテムを使い込んだ皆さんが特大バスを手にしている姿が目に浮かんできます♪(笑)。
フィールドから皆さんの歓喜の声が聞こえるのが今から本当に楽しみです!
DAIWAの豊富なキャラクターによるトークショーは常に大盛り上がり。私も汗だくで頑張りましたヨ
SLPワークスも関西で着実に知名度を上げています
圧倒的な迫力で新製品が発表されたリールコーナーは一番のホットコーナーでした
皆さん早春の琵琶湖をイメージしてTDバイブを即戦力と認識していましたね
ピーナッツ選手権も話題を集めていました
特集2
いよいよテイクオフ!!
2014 バスマスター・クラシック
まだまだシーズンオフ感が充満している日本では高滝湖の「春爆」などのイレギューラーなピークを除いて、シーズンインは来月あたりまで待たなければなりません。しかしアメリカでは早くもクライマックスを迎えようとしています。
そう、いよいよバスマスター・クラシック2014が開催されるのです。
2月21日から23日までの三日間、クォリファイされた56名のバスマスターが「世界一」の名誉をかけて戦いを繰り広げるのです。
※ディフェンディングチャンピオンのクリフ・ペイスは怪我のために欠場するので参加は55名
バスマスターズ・クラシックは「バスフィッシングのスーパーボウル」といわれるだけあって、すさまじい規模で行われます。写真は2013年の模様
こうした「儀式」が行われるのも、クラシックが国民的イベントであることの証明です
この世界一のバストーナメントに大森貴洋、宮崎友輔、そして清水盛三という3名の日本人DAIWAプロ、そしてランディ・ハウエル、イッシュ・モンローという2名のUSA・DAIWAプロが出場します。
実に5名のトッププロが馳せ参じるというわけで、これほどまでに強力な布陣はDAIWA以外に見当たりません。優勝の可能性はそうとう高いものがあると思われます。
舞台はアラバマ州のレイク・ガンターズビル。テネシーリバー系の湖で、琵琶湖に似たウィーディーレイクです。
アメリカではもっともメジャーなレイクのひとつですから、2名のUSAプロはいうに及ばず、3名の日本人プロにとってもお馴染みで、ハンデはまったくありません。
敵はむしろレイクそのもの。というのも、アメリカにおいても今年の寒さは異常で、コンディションは激タフなものが予想されるからです。自然そのものが相手の超難解な試合になることは必定。そんな意味でも、5名のDAIWAプロがどんな戦いを見せてくれるのか、実に楽しみです。
この試合に4回勝っているケビン・ヴァン・ダム(KVD)はB.A.S.S.のサイトでこう言っています。
「今年のクラシックは Long Johns Classic だ」
ややわかりにくい表現ですが、Long Johns とはアメリカのモモヒキのこと。日本のシャレたタイツと違い、厚手の防寒下着を意味します。つまりそれほど防寒対策が必要な試合になるというわけです。
KVDによれば通常、2月のガンターズビルではプリスポーンの元気な魚のバイトが期待できますが、今年は完全な「冬」。史上稀に見る激低温下でのクラシックになるだろうと予想しています。気温よりも水温が重要なファクターになる、ともいっていました。
2012年のチャンピオン、クリス・レーンも
「この天候ではどうなるかまったく分からない。唯一確かなことは、徐々に日が延びること。それで魚は多少なりともプリの行動に入ろうとするはず。いずれにせよ、天候との戦いになるだろう」
と分析しています。
マイク・アイコネリも「Fish the Moment」つまり「その瞬間を釣る」ことがキモ、常識にとらわれずあらゆる状況にアジャストすることが大切だと断言しています。この冷静な分析は単なる絶叫男ではないですね。それほど今年のレイクコンディションは移ろいやすいということでしょう。
B.A.S.S.のウェブサイトに予想オッズが出ていましたが、それによると「着実に実績を積みかさねている」ということで宮崎友輔が64:1。イッシュ・モンローが62:1。「日本ではスターだ」と評されている清水盛三が54:1。「暖かくなればチャンス」と書かれた大森貴洋が42:1、そしてランディ・ハウエルが37:1というものでした。
宮崎友輔
大森貴洋
イッシュ・モンロー
ランディ・ハウエル
清水盛三
昨年のグランドレイク同様、今年のクラシックも試合会場とウェイイン会場が遠く離れています。トレーラーを引いての移動時間は1時間半!! この距離を三日間も往復するというわけで、選手のコンディショニングを考えた場合、どこに起点を置くかも重要なファクターになってきます。
さあ、そんなクラシックも来週21日の7時15分、いよいよテイクオフ! ウェイインはバーミンガムで毎日15時から。
これはもう、絶対に見逃せないビッグイベント! カタズを飲みながら注目したいと思います。