特集1
DAIWAスタッフが解説する
2014 ニュータックル
その3
マシンガンキャスト・タイプ3 並木敏成
●究極の狙撃ロッド
このマシンガンキャスト・タイプ3は、やや重た目のルアーをシャープな弾道で正確に撃ち抜くための「狙撃」ロッド。
タイプ1はMRB、タイプ2はMHRBなのに対し、タイプ3はHMHのファーストテーパー。これだけを見てもわかるように、例えばスピナーベイトだったら1/2oz以上のサイズでも、ターゲットにライナーで撃ち抜けるキャストパワーを秘めています。
レングスも6'6から6'9に伸びたことで、タイプ?の使用にて対応出来なかったレンジをも攻略可能となりました。
リグの対応も幅広く、ワイヤーベイトや中大型プラグだけでなくジグ、テキサス、フロッグ、そしてビックベイトなどのパワー系の釣りから、スナッグレスネコリグやカバーでのスモラバゲームなどのベイトフィネス系まで対応します。
しかも、それらがかなり高いレベルでこなせるスーパーなロッドなんです。
フロッグを守備範囲にしているということはガイドはPEライン対応のものを搭載しており、これによってごくわずか重くなりますけど、ロッドにパワーがあるからまったく問題ありません。むしろ、ガイドに多少重さがあった方が、ロッドがしなって軽いルアーも投げやすいといえます。
リールシートの厚みがないのでリールとの一体感も抜群ですし、トリガーが短めだから瞬時にワンフィンガーからパーミングに持ち替えられるなど使い勝手も良く、まさに「狙撃」ロッドに相応しい出来栄えです。
なにより凄いのは素材のSVF。マシンガンキャストシリーズに採用されているこの素材は、それだけで他を圧する高密度カーボンで、だからこそより遠くにシャープにもしかも正確にルアーをキャストできるロッドになったといえます。
さらにX45が搭載により、サイドキャストやサークルキャストなどの際のネジレが極限まで削減されました。このX45の補強は信頼性十分です。
というわけで、このマシンガンキャスト・タイプ3は、キャスタビリティーが持ち味のマシンガンキャストの伝統がさらに研ぎ澄まされたロッドといえます。
その4
ファストホーク 川口直人
●そのスーパー感度はまさに未体験!
いままで、こういうロッドはちょっとなかったですよ。さすが、スーパーメタルトップは偉大ですよ。実はカワハギ釣りやひとつテンヤの釣りでスーパーメタルトップのロッドは使っていましたが、ついにバスロッドに搭載されたか、って感じです。
何が違うかって、やっぱり感度ですよ。私は実際にそれを感じましたからね。例えばジグヘッドのミドスト。バイトした魚がこっちに走ってくると、その感触が分からないことが多いんですが、このロッドは「フッ」と違和感を伝えてくれる。これは実戦でも頼りになりますよ。さらにいえば、けっこうなディープでノーシンカーを撃っていても、ボトムをとれちゃうんですよ。とにかく信じられない感度のよさです。
印象的だったのは常陸利根川でテストした時です。とにかくギルバイトが異常に多いんですよ。いままでのロッドでは拾ってくれなかった細かなバイトまで伝えてくれる。まあ、ギルだけじゃなくハゼなどもいるんでしょうが、投げるたびに「コンコン」と感じちゃうんですよ。魚の違いも分かる。これはもう、使った人じゃないとわからない感覚でしょうね。
そんな繊細なトップだと、キャストに問題があるような印象を受けるでしょうが、そこが一番苦労した点でして、しっかり投げられるアクションを持たせましたよ。バスロッドは投げられてナンボですからね。スーパーメタルトップを使っていても、そこが他の竿と違うところです。
同じことがバットにもいえます。スピニングに限らず、しっかり合わせられるバットにこだわる私ですから、その辺も満点です。
というわけで、このスーパー感度を持つロッドですが、そのメリットを最大に生かせるのはやっぱりダウンショットかな。今シーズンの活躍を私自身も期待していますよ。
特集2
三宅貴浩のウェスタン・レポート
その74
満員御礼 名古屋・キープキャスト の巻き
皆さんこんにちは!TAKA三宅です!
このアルティメットの原稿を書いている現在は、名古屋・キープキャストが終了した当日です。(前回は確かフィッシングショー大阪でしたよね。)
DAIWA・SLPブースも大盛況で橋本プロとのトークショーにも本当に多くの皆様にお集まりをいただきまして、まことにありがとうございました!
今回SLPは初めてイベントカーを持ち込みましたが、ユーザー様からの評判も良好で今後は全国の各地でこのSLPイベントカーが登場するかもしれませんので、皆様楽しみにしていてくださいね!
そしてこのアルティメットがアップされた翌週にはいよいよ横浜フィッシングショーです。DAIWA・SLPブースをさらにパワーアップさせて皆様のお越しをおまちしております!
さあ、春のデカバスシーズンも間近!NEWタックルをもって皆さんも記録更新級のバスを仕留めてくださいね☆
SLPのイベントカーです。この感性が若いアングラーに絶大に受けていましたよ
トークショーの熱気はいまだに冷めないほどです
ラストはこんな撮影会で締めました
特集3
ある日の橋本卓哉
3月初頭はJB戦から霞ケ浦水系にロングステイの橋本卓哉。
締めは6日のバサー誌ロケでした。
爆風の中、フラットサイドを投げています。
条件は超厳しかった取材ですが、
橋本卓哉はこの釣りのキモを存分に披露してくれました。
というわけで皆さん、3月25日売りのBASSER誌をお楽しみに!
与田浦を黙々と流す橋本卓哉。撮影はあのKen Tsurusaki氏。これは楽しみですよ