特集1
余韻冷めやらぬ
小池プロの優勝!
3月末に九州の遠賀川で開催されたJBトップ50初戦で見事優勝した小池貴幸プロ。先週アップさせていただいた号外では、勝利にコミットしたDAIWAタックルのストーリーをご本人のレポートで紹介させていただきました。
その後、別件でご本人にコンタクトする機会がありましたが、小池プロを勝利に導いた興味深いインサイドストーリーを聞くことができました。今回は、そのダイジェストをご紹介いたします。
小池プロは2015年のシーズンに入る前に二つの目標を立てました。一つはトップ50で最低1勝すること、そしてもう一つはエリート5にクォリファイされることです。
第一戦目で早くも最初の目標を達成してしまったわけですが、それにはご本人の冷静でしたたかな戦略が貢献したといえます。
ご承知のようにトップ50では今年から、最終順位はトータル重量で決定されることに変りました。当然、戦略は変わってきます。いままでは3日間、ポイントを確保できる大外ししない釣りが前提でした。ところが総重量制なら、一日でもビッグウェイトを持ち込めばゲームを支配することができます。この変更は周囲にはおおむね好評でした。ポイント狙いで小さな釣りに終始することなく、一発ビッグゲームにチャレンジする選手が増えることで、ダイナミックなドラマが期待できるからです。
小池プロもその点を念頭に置いてプラクティスに励みました。つまり、外さない釣りより爆発力が期待できる戦略にフォーカスしたのです。
「その狙いに貢献してくれたのがDAIWAのタックルです。考えられるパターンをすべてトライできるシステムが万全だったからこそ、あらゆる可能性を試すことができました。プラで投入したシステムは約20。どれをとっても勝負できるエースだったから、戦略を絞り込むことができたのです」
小池プロはそう語ってくれました。
ご承知のように、ウィニングメソッドは2メートルから2.5メートルに下るブレイクでのクランキングとフットボール。クランキングで広範囲を流し、要所要所でフットボールを撃つというデュアルメソッド。それはピンスポットでのシューティングのような釣りがメジャーな遠賀川にあって、まさに盲点。その着眼が小池プロを勝利に導いたといっても過言ではありません。
その結果、初日にサプライズなウェイトをマークしてゲームの主導権を握り、三日目は若干苦しんだものの、トータルウェイト制の恩恵を蒙って勝利の栄冠を手にしたのです。
ですから勝因は小池プロの冷徹な試合運びだったと結論付けて問題ないと思いますが、タックル面でそれを支えることができたことは、大いなる栄誉と感じています。
この先もタックルのポテンシャルをマックスに機能させて結果を出していただき、もう一つの目標であるエリート5クォリファイを果たしていただきたいと思います。
小池プロが消去法によって導き出した答えがブレイクでのクランキングとフットボールジク。爆発力があるそれらの釣りが勝利の要因であったのは間違いありません。「それを支えたシステムがあったからこそ」と同プロは語ってくれました。
(写真JB/NBC)
特集2
W.B.S.開幕!
気合が入るDAIWAメンバー
去る3月28日(土)、土浦市のホテル・マロウドで2015年W.B.S.のキックオフバンケット、平たくいえば開幕パーティーが開催されました。
ほとんどのプロが開幕戦に備えてプラクティスやボートメンテに勤しんでいたこの日だけに、ほぼ全員が会場に駆けつけました。
パーティーでは2014年の年間表彰も行われ、クラシック覇者の草深幸範プロが盾と腕時計を授与され、あらためて感動を呼び覚ましてくれました。
この事前儀式が終わるといいよいよ開幕。4月12日。北浦、潮来マリーナで第一戦の火蓋が切って落とされます。
JBの小池プロに続いて、景気のいいレポートを聞かせてほしいものです。皆さまも草深プロ、赤羽プロ、そして橋本プロへのご声援をお願いいたします。
今年は年間を獲りたい、と決意も新たな草深プロ
赤羽プロはいつものように静かに闘志を燃やしています
2014年は年間2位だった橋本選手。今年はテッペンを狙う
特集3
千葉のことならオリキンに聞け
春爆を満喫するには!?
●まずはワカサギパターン
今年の早春の房総リザーバーはなかなか難しく、釣果も上がらない状態が続いていましたが、ここ数週間で水温も14℃近くをキープ。
ディープにいた越冬バスの大群も次から次へとシャローを目指してきます。いよいよ春爆本番といえそうです。
中小型のバスも混じってくるので、数が見込めますし、もちろんスポーニングを控えたビッグワンも期待できます。
まずは、やはりワカサギパターン。高滝湖に関していえば、今年はワカサギが尋常でない位にいるので、やや飽食状態。
埋め尽くすワカサギの中で如何にルアーにバイトさせるかが重要であるといえます。
何とか反応を得ているのが、時間帯によってルアーアクションに差をつけるという方法。まずはバスがフィーディング状態にあるときは、シャッドの超早巻き。盛んにワカサギを追っている時間帯は、際だって逃げるワカサギを演出するというもの。但し、フィーディング時以外は、バスを怯えさせ、散らしてしまう原因となるので投げすぎには注意が必要です。あくまでも、ワカサギがパニック状態でバスに追われている中を通すというのが前提です。
●シャッドにはサージェントがベストロッド
そして、このシャッドの超早巻きでバイトをとる為にはバイトを弾かず、ノリの良いものが欠かせません。
ズバリ、スティーズサージェント の出番です。
超高速巻きであるからこそ、ロッドの性能がモロに釣果に直結するはずです。上手く乗せる方法は、超高速巻きからバイトを感じたら、巻くのを止め、スイープにロッドに乗せていく方法。バスの重みで徐々にフックアップしていく感覚です。バシッと強くあおったり、巻き続けるのは、刺さりきっていない状態でバスの口からルアーを奪ってしまうこととなり、バラシの原因となります。
●ワームのほっとけメソッド
それ以外の時間帯は、やはりワームの釣りが無難。ワームを故意に動かさず、バスに自然に見つけさせて食わす、ほっとけアクションが有効。
アクションさせる場合でも、遠くのバスに僅かに気づかせる程度であったり、ワームを置く位置を移動させる程度という位がいいでしょう。
散々ワカサギを見慣れたバスにとって、フィーディングしていない冷静な状態のバスは少しのラインの水切り音であったり、不穏なワームの動きに違和感を覚えることとなり、見切られる場合が多いといえます。
●キングボルトFスペックがオススメ
多くの場合にバスは逃げないワカサギに対しての捕食は少し口を開いて、吸い込むという方法。ですから動かさないワームに対するバスのバイトは、その場でモソっと食べたり、コツっというバイトがほとんどです。
グイグイ引っ張っていったり、反転するようなバイトは皆無といえます。そこで、必要なのが僅かなバイトを感じられる高感度なスピニング。水中の姿勢や、ボトムにしっかりコンタクトさせて誘う為にジグヘッドやジグヘッドワッキーを多用しますが、これに欠かせないのが、スティーズキングボルトFスペック。コンパイルXによるバイトの感知能力は本当に群を抜いていると感じます。そして掛け調子ながら、ファイト中はしなやかに曲がってくれるので、ランディングもばっちり。
毎年、スポーニング直前までが、春爆のタイミングです。
あと1ヶ月弱ですが、ぜひともいい釣りを楽しんでください!
ブラックレーベルFM701MFBでビッグミノーで一発!
キングボルトFスペックでジグヘッドワッキー
特集4
やぐっちゃん のFish this moment!
NEW ウェポンで春爆満喫
こんにちは!やぐっちゃんのFish this momentです♪
今回は霞ヶ浦の春爆を求め小野川に行ってまいりました
実は先日、今年のNEWウェポンとしてブラックレーベル+66MLFBとアルファスSV105SHLを購入したんです!
近年の霞ヶ浦はハイプレッシャー化に伴い、ネコリグやスモラバといったフィネス要素の強いリグが有効になっています。
ブラックレーベル+のネコリグ向きのロッドには
66MLFB、
661M/MLFB、
681LMLXBの三種類があります。どれを買おうか悩むところではありましたが、霞ヶ浦での使用となると661MLFBだな!と キッパリ
オダや捨て網等のストラクチャーにスタックさせない為にはティップが入り過ぎないことが重要で、MLFBはこの3機種の中で最もハリのあるロッドで沈み物の回避能力に優れていると考えました。
そして実戦投入!
今回の釣行は強風&ローライトで巻物有利かと思いましたが、ネコストレートのネコリグにてキロUP2本を含む5本の釣果を記録しました。この結果は春爆といってもいいのかな? ひょっとして…笑
この日はバスがシャローへとさして来たタイミングでして、葦際から少し離れた杭でもバイトがあり1日の中でもバスの着くポイントがバラバラでしたが、ネコストレートの持つストラクチャーから外した際に出るブルブルといったアクションが効きましたね! ブルブル
アルファスSVのコストパフォーマンスの高さにも感動しました。7.1のハイギヤーにバーサタイル性能、あの値段であの機能・・・使ってみなければ分からない部分もあります。ぜひとも皆さんに使っていただきたい。かなり満足感の高いリールです。サティスファクション!
今回の春爆!?をもたらしたのは661MLFBとアルファスSV、ネコストレートのおかげですねっ!お世辞抜きにこの三つの組み合わせは最強かも知れませんよ 断言!
4月4日の大潮。船中10本のプチ春爆でした。やっぱりタックルのおかげです。キッパリ