Ultimate 6月12日号

特集1 

怒涛のマクリで4位入賞!

川口直人にノーミスゲームをもたらしたものは…… 

 

 去る6月5日~7日の三日間、四国の旧吉野川で開催されたJBトップ50第三戦で、DAIWAプロメンバーの川口直人は最終日にトップウェイトの4645gを持ち込み、驚異的な追い上げで4位に入賞いたしました。 

 その晩、つまり6月7日の夜、川口選手本人に試合の状況を聞こうと電話いたしました。月曜日はオフでしたが、火曜日には長良川で取材が入っていた川口選手は、8日の午前零時から名神の集中工事が始まるとのことで、試合後すぐにクルマを走らせたようです。疲れ切っているはずなのに、プロというのはつくづく大変だなと思った次第ですが、電話した時にはすでに長良川に到着してリラックスしていました。

 以下は同選手に取材した内容のダイジェストです。 

 プラはかなりよく釣れたので、ある程度の自信を持って本戦に臨んだようですが、激タフといわれている今の旧吉野川だけに容易にバイトはくれません。初日は朝一に獲った2本のみでそれっきり。1574gで28位スタートという、渋い出だしとなりました。

 爆風の二日目は初日に釣れたパターンを繰り返しましたが、釣れない。そこで、まったく違うスポットをスローに攻めてみればなんとか2本1858g持ち帰ることが出来ました。

 それで川口選手は気が付いたといいます。

 それは魚の状況。アフターなので遅い動きがキモになると読んだのは正解でしたが、通常の遅さではなく、強烈にゆっくりとした動きにしか魚は反応しないと察知したのです。

 初日はネコストレートのネコリグがメイン。しかし二日目はノーシンカーの超スローアクションにナイスバスが来ました。要するにネコリグのズル引きでも早かったのです。 

 「もしかしてこの釣りがキモなのかも。そして竿抜けをラン&ガンすればリミットが揃うかも……」

 そう分析した川口選手は三日目、狙い通り4本の魚をノーシンカーで、1本をネコリグで獲ってリミットメイク、4645gという今回のフィールドではありえないハイウェイトを叩き出したのです。

 今年からトップ50シリーズはトータルウェイトで最終順位が決定されるため、川口選手のこのウェイトは二日目までの19位というランクを一気に4位まで押し上げました。

 「お立ち台は久しぶりですが、これでトップ50では1位から5位まで、すべてのお立ち台を制覇しました」

 と川口選手はグランドスラム達成を喜んでいました。 

 4位という結果だけを見ると華々しい印象がありますが、試合そのものは激タフだったようで、初日と二日目がそれぞれ2バイト2フィッシュ、三日目が5バイト5フィッシュで、それがすべて。つまり三日間で9バイト9フィッシュという渋さでした。しかしノーミスでこれらの魚をランディングできたことが入賞につながったともいえます。

 タックルはネコストレートのネコリグ用にSTZハーミット+T3 AIR+フィネスブレイブ8lb

 ノーシンカー用がSTZスカイボルト+ニューイグジスト2505F-H+フィネスブレイブ4lb

 「ノーミスだったのはイグジストのドラグのおかげだと思います。いい仕事、してくれました。ロッドのパフォーマンスもいうまでもありません」

 こうまとめてくれた川口選手、3試合終了時点での年間ランクは11位。今後がますます楽しみになってきました。

 

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最終日に怒涛のマクリを見せて4位に入賞した川口選手。残り2試合がますます楽しみになってきました(Photo:JB/NBC)

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アフターの超スローなバスには、こうした繊細なシステムが効果的だったようです(Photo:JB/NBC)

 

 

特集2

三村和弘の関西便り 

ジャークベイトに「スペクター」の巻

 

 

皆さんこんにちは。

スピナベ馬鹿一代三村和弘です。

関西ビッグレイクもアフターバスが増えてきて釣果もドンドンうなぎのぼりです。

そんな中、ええロッドを見つけましたよ~。

 

関西ビッグレイクでも、ジャークベイトはもう基本ルアーになってます。

それも110mmの大型のミノーです。

 

1日ジャークするわけですからロッドの軽さ、そして操作性がともなっていないと集中力が続きません。

でもスティーズ651MMHRB=スペクターは操作性はもちろん軽さ、そしてパワーも兼ね備えています。

 

写真のバスもええサイズでしょう。

このバスは某動画撮影時のバスなんですが、ホンマ、すぐそこでバイトしてきたんです。

至近距離からのバイトやったんで少々焦りましたが、このスペクターのロッドパワーで完璧でした。

 

もちろん、大型ミノーだけでなくスピナベもええし、チャター系もイケるし、トップ系も出来てええロッドですね。

 

そして、最近はバカイチ、野池などの陸っぱりは機会がないんですが、そんな陸ッパリアングラーにも使用範囲が広いし、使いやすい思う。

 

リザーバーでは65の長さなんでオーバーハングでもバンバン打ち込めるんと違いますかね~。

ホンマ、修弥さんええ竿作りましたわ~。

 

ちなみにシステムはこんな感じです。

ロッド:スティーズ 651MMHRBスペクター

リール:スティーズ100H103SVスプールRCSカーボンクランクハンドル100m+Sノブ

ライン:モンスターブレイブ14ポンド     

 

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関西ビッグレイクのアフターバスにはスペクターは絶対!ですやん

 

 

特集3

千葉のことならオリキンに聞け 

夏の釣りにGet ready の巻

 

 みなさんコンニチワ。折金です。 

スポーニングも終盤を迎え、徐々にアフタースポーンから回復に向かうバスが増えてきました。先日も、スモラバや虫などでグッドサイズが連発。 

ロッドは今年のニューアイテムのブラックレーべル6111MFS。パワーフィネスロッドとして申し分ないパワーを備えていながら、なんといっても扱いやすい。

1/16ozのスモラバから3インチ程度のノーシンカー、そして少し大きめの虫などがルアーウェイトのストライクゾーン。ベイトフィネスと重なる部分もありますが、キャストを遮るモノが少なく、テンポ良く撃っていく場合にはベイトフィネス。

ブッシュなどに絡めた攻め、とくにスキッピングでねじ込んだり、ちょうちんで誘う場合などにはパワーフィネスというように使い分けが大切です。 

とくに昨今の人為的プレッシャーを考えるとスピニングならではのラインスラックを使った繊細な攻めは欠かせません。

パワーフィネスもベイトフィネスもそれぞれの特性を見極め、フィールドの違いはもちろん、その時々の攻め方によって使い分けるのが大切ということだといえます。 

さて、これから夏に向けてアクティヴなバスが増え、様々なルアーが活躍する季節です。ルアーやタックルの選択肢も増えますが、それもバス釣りの面白さ!

私も楽しみな季節です。それぞれのベストタックルを見つけ、ぜひ楽しんでみてください!

 

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最適なタックルをチョイスしてアクティヴな夏バスと遊んでください

 

 

特集4

やぐっちゃん のFish this moment! 

W.B.S.グラチャン の巻

 

 

皆さんこんにちは!

やぐっちゃんのFish this momentです!

いかがお過ごしですか?

さて、先日はWBSグランドチャンピオンシップトーナメント、略してグラチャンにお邪魔して来ました♪

WBSは霞ヶ浦を中心にプロトーナメントを行っている団体ですが、オカッパリ大会も開催しているんです!

過去には若かりし頃の川村光大郎さんも参戦し優勝したトーナメントでもあるんです。

中学生、高校生の時はやぐっちゃんもグラチャンで腕を磨きました

プロ戦がある時は開催されていて、今回は土浦新港のメインストラクチャーでもある台船が移動しているなどちょっと戸惑う部分もありました。

ですが、そこは土浦新港!大小合わせ10本以上のバスが検量されました。そして今回の優勝は1240g!

トーナメントの放流バスも居るのでさらにデカイバスも居る事間違いなし!

参加賞やジャンケン大会、魚を釣れば必ず何かしら商品が貰えるのもグラチャンの特徴ですね♪

そこの貴方もグラチャンでちょっくら腕試ししてみませんか!?

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皆さんもグラチャンにチャレンジしてみてはいかが? といっても次回は9月ですけど……