Ultimate 2月26日号

特集1

「どえりゃー」盛り上がり!

The keep Cast Nagoya

2月20,21日の二日間、ポートメッセ名古屋で開催された「ザ・キープキャスト」は大盛況のうちに終了いたしました。お運びいただいた皆様、お疲れ様でした。

DAIWAスタッフもいつも通り熱心に中京の釣りファンと交流いたしましたが、回を重ねるごとに熱気が伝わって来たと感激しておりました。さすがに名古屋は熱いですね。

 この後も各地で大小のショーが開催されます。足を運んでもらえれば必ず収穫があるのがこうしたイベント。抽選会やジャンケン大会でゲットするモノだけでなく、プロとの触れ合いも無形のお土産。今後のフィッシングライフを充実させてくれるものです。

 というわけで、シーズン突入もそろそろですが、ご近所で行われるショーにはこれからもぜひお運びいただきたいと思います。

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サスガ、並木プロがセンターを受け持つセミナーはオーラが違いましたね

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名古屋のバスファンはスルドイ! いきなりリールコーナーにダッシュでした

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川口直人、赤羽修弥、長谷川耕司のネコストトークも聞き逃せないものでした

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相変わらずコータローは人気者です

特集2

ひと味違うフロッグゲームで

ランカー連発!!

 いままさに厳冬期。アングラーの出足はどうしても鈍る時期です。それゆえ、多くの釣り人は各地で行われているフィッシングショーに出かけたり、この時期にしかできないタックルの整理に汗を流したり、もしくはDVDを観てイメージトレーニングに励んだり、さまざまに時間を過ごしている方が多いようです。もちろん、そういった過ごし方も悪くありません。ですが、こんな時期でも積極的に釣行を繰り返しているアングラーもいるのです。その人は......草深幸範プロ。なんたって毎年、初釣りは元旦から。今年も川村光大郎と新年の釣りを楽しんだようです。

 そんな草深プロが先日、関東の某リザーバーに釣行、ナイスなバスを連発したようです。簡単なレポートはフェイスブックにアップされたようですが、今回はもう少し詳しくレポートしてみましょう。

●かなり「使える」DフロッグJr.

 釣行日は2月の中旬。前々からアカガエルの産卵を見据えていた草深プロは、暖かい雨が降るこの日を狙いすまして釣行しました。といっても水温上昇はアカガエルの産卵には無関係で、むしろバスの活性がズガーンと上がるタイミングに着目したわけですね。

 具体的なポイントは小規模インレット。雨で水量が増加して、アカガエルが落ちてくるのを待っているバスにフォーカスしました。

 となると使用ルアーは当然フロッグ。リザーバーのオーバーハングやゴミ溜まりを釣るわけですから、スナッグレス性が第一です。ということはノーシンカーでも釣れないわけではないのですが、そこはマッチザベイト。同時に、雨で波立つ水面でアピールさせたければフロッグに勝るルアーはありません。草深プロがチョイスしたDフロッグJr. は一口サイズの小ぶりなシルエットが特徴。

「何度か使ったことはありますが、非常に良く出来ているフロッグだと思います」とのこと。何が具体的に優れているのか聞いたところ

「フロッグというルアーは動かし方が難しいというイメージがありますが、このDフロッグJrはとても簡単なんです。要するにロッドアクションに忠実に反応してくれるんです。着水点とロッドティッブの間にラインが残っても、軽いロッド操作できれいにドッグウォークしてくれる。この釣りはラインを張って緩めて、また張ってというリズムが大切なんですが、それほどタイトにアクションさせなくても動いてくれる。ロッドをギンギンにコントロールしなくても大丈夫なんです。ですから初心者にも使いやすいフロッグだと思います。ご自分では下手だと思っている人も、これを使えば上手くなったと感じるでしょう。

もうひとつDフロッグJrのいいところは、お腹側でアイに近いところが平らになっていて、そこが水を受けてスプラッシュしてくれる。非常にベイトライクな印象で。小ぶりなシルエットにもかかわらずアピール度も高いといえますね。さらに背中側が窪むように凹むので、両目もお互いに寄ってフッキングを妨げません。よく考えられています」

●敢えて6111MHRBを使ったワケは?

そんな草深プロがフロッグゲームに使ったロッドがブラックレーベルの6111MHRB。フロッグゲームというと専用ロッドのFR701MHFBが連想されますが......

「そうですね。通常のフロッグゲームではそのロッドがベストです。アクションの付けやすさ、フッキングからランディングまで安心してこなせます」

それでは何故敢えて6111MHRBを使ったのだろうか?

「それはですね、リザーバーでのフロッグゲームはキャストありき、だからです。どこに投げてどこに着水させてどこを通すのか、それが非常にシビアなんです。オーバーハングなどの下を通すには、角度がないところを打って行かなければなりません。要するにキャスト精度が要求される釣りなんです。それを考えるとFR701MHFBではやや硬い。とくにDフロッグJr.はフルサイズのフロッグの17gに対して14g、胴に乗せて飛ばすためには同じMHでもレギュラーテーパーの方が向いているんです。それと若干短いことがアキュラシーキャストを約束してくれますね。一日投げまくるわけですから、ストレスなく使えるロッドをチョイスした方が集中力も続きます」

と、実に理に叶った解説が返ってきた。しかし、それで草深プロの解説は終わらない。

●理に叶ったシステムが釣果をもたらす

「ただし、フロッグゲームではフッキングも非常に大切です。二つのフックを確実に貫通させなければなりません。ましてやラインはPE。よりダイレクトなセット・ザ・フックが求められます。『レギュラーテーパーじゃしっかりフッキングできないんじゃないの?』という人もいらっしゃるでしょう。当然です。ロッドのバットパワーは強い方がいい。そうなるとFR701MHFBの方が適しています。でも、さっきもいったようにキャスト精度が最初に求められるのがフロッグゲーム。だからDフロッグJr.を投げやすい6111MHRBを使ったワケです。それじゃあ、フッキングはどうするのか? ということですが、超ハイスピードのリールで素早く糸ふけを巻き取り目一杯アワセることで、バットパワーを補えばいいんです。ねっ? こうしてシステムを理想的に組めば、結果につながる確率がグンと高まるわけです」

とまとめてくれた草深プロ。まさに「さすがプロ」という印象ですね。フロッグゲームはこれから様々なフィールドで期待できます。草深プロの考えを参考に、理想的なシステムを組んでチャレンジしてみましょう。

 ちなみにこの日草深プロはジョインテッドクローでも48.5cmを釣ったそうです。その話はまたいずれお聞かせ願いましょう。

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DフロッグJr.にバクっと喰ってきた50cmですっ!

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アイに近い部分が平らになっていて、そこが水を受けスプラッシュ。小さくてもアピー度は抜群です

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「背中側が窪んで二つの目が寄り添い、フッキングを妨げないこともいいですね」と語る草深プロ

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アカガエルが潜んでいるのがうっすらと見えるでしょう?

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ルアー:DフロッグJr. マットブラウンカラー

ロッド:ブラックレーベル6111MHRB

リール:スティーズ100SH

ライン:PE5号

ルアー:ジョインテッドクロー 鮎カラー

ロッド:ブラックレーベルPF701MHFB

リール:ジリオンTW 1516XXHL

ライン:フロロ20LB.

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ついでにこちらがジョインテッドクローで釣った48.5cmですっ

特集3

大旋風の予感、アリアリ!

ガストネード

 今季、ニュールアーが大挙してデビューしたDAIWA。とくにハードベイトに様々な種類が加わったことで、ほとんどのシチュエーションをカバーできるフルラインナップが完成しました。すでにシーズン前の現在から、フィッシングショーを初め各地で話題を集めているようです。

 中でも異彩を放っているのがシンキング・ダブルスィッシャーの「ガストネード」。意表を衝いたデビューで、こだわりがあるスィッシャーファンにも少なからず注目されているようです。その背景には、従来のスィッシャーとはひと味違う「何か」がある雰囲気が充満しているから。だから「こいつはひょっとしてひょっとする???」とエンスーの食指を刺激しているのです。

というわけで今回は、この「ガストネード」の開発に関与した琵琶湖のスモールフェイス・長谷川耕司氏に軽く解説をお願いしてみました。名古屋キープキャスト搬入の前日という慌ただしい中、同氏は以下のように語ってくれました。

......シンキングのダブルスィッシャーは自分でも好きなルアーですし、いままで様々な作品に関与させてもらいました。ですからある程度のノウハウは持っているつもりです。そんな私が自信を持ってお勧めできるのが今回の「ガストネード」。何回かテストさせてもらいましたが、いい感じで出来上がっています。今年、いろいろデビューするDAIWAのハードベイトの中でも、ひときわユニークで面白い存在だと思いますよ。

 一言でいうと、シンキングのダブルスィッシャーの良さを完璧に備えているんです。この釣り自体は、投げて巻くだけのシンプルなもので、それほどテクニックは必要としないんですが、それだけにルアーそのものが持つ能力が釣果に差を生むといえます。

 何が優れているかといいますと、まずスイミングの姿勢がいい。スローリトリーブでも極めてホリゾンタル、つまり水平に泳いでくれるんです。口で言うとカンタンに聞こえますが、このバランスを持たせるのはけっこう難しいんですよ。同時に、ペラがよく回る。スローに引いても確実に回ってくれます。

 そしてある程度の引き抵抗がありますから、ルアーと会話しながらリトリーブできる。だからスィッシャー初心者にも違和感なくスローリトリーブしてもらえると思います。

 この釣りはレンジを意識して引くのがキモですから、水平に引いて来ることができる能力は外せない機能です。大体、1m以浅が基本的なトレースラインですが、とくに表層リトリーブで実力を発揮してくれると思います。

 どちらかといえばミスフッキングが多いタイプのルアーですから、刺さりのいいフックが標準装備されているのも強みです。

 シンキングとファストシンキングの2タイプあって、差はわずかに1.1gなんですが、そのレンジ差がドラスティックに釣果に影響してきます。あとはロッドワークを使ってベストなレンジを探ってみることですね。

 いうまでもなく魚の活性があがる5月から秋までが使いどころ。ウィードの上やストラクチャーなど、エリアも無限です。気持ちいいリトリーブフィーリングと爆裂バイトを楽しんでほしいですね。私も早く使ってみたいです。

 

 と、まとめてくれました。この春からサーチベイトとしてもぜひとも使っていただきたいルアーです。

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ズバリ! 期待できますよ! ガストネード 

特集4

やぐっちゃんの

Fish this moment 2016

使えます!

アミノXバサーズワームパウダーシュリンプ

皆さんこんにちは!やぐっちゃんのFish this momentです。

ここ最近、有名プロやネット、雑誌の影響もありワームに付ける?(漬ける?)粉やソークオイルが流行っていますね!

ダイワからもそんなモノがあればなぁ?なんて思っていたらなんと!ありました(笑)。

それがアミノXバサーズワームパウダーシュリンプです!

やぐっちゃん早速リアクションバイト!

175グラムってどの位?と思うかもしれませんが結構な量があります。

ざっとですがワーム50袋は行けそうな予感! ニオイは名前の通りシュリンプ臭が半端ない! そしてシュリンプを粉砕した殻のような物が入っていて、いかにも効きそうな見た目です

実際に使用しましたがパウダータイプなので手が汚れません。シュリンプタイプなのでエリア、時期を問わず使えます。水にすぐ溶けてなくなるかと思いきや粘り?のようなものを感じました! 水中での持ちも良さそうです

そして、このパウダーシュリンプの効果を高めるやぐっちゃん的チューニングがあります!

ワームの油分を食器用洗剤で適度に洗います!完璧に洗っちゃうと逆にパウダーが付きにくくなる気がするので注意です。そこにパウダーを漬けるわけです。あくまでやぐっちゃん的なのでノークレーム、ノーリターンでお願いします!キッパリ

さぁ今年もバスマスタークラシックが3月4日から開催されますね! 開催地はなんとやぐっちゃんが宮崎さんの応援で行ったことのあるグランドレイクです! 今年はどの様なドラマが生まれるのか楽しみです

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これですよ、コレ。これで今年はオデコ知らず......てか!