特集1
松村選手を
クラシックに導いたもの……
いささか旧聞に属するかも知れませんが9月17、18日の二日間、W.B.S.の最終戦が行われDAIWAチームからは草深幸範、平川皓也、橋本卓哉の三選手が10月15、16日のクラシックに駒を進めた、と前回レポートいたしました。
その最終戦で「もう一つ」の話題を集めたのが準優勝した松村寛選手。なんと、今年は2試合ゼロ帰着だったにもかかわらずクラシックの権利を獲得したという、史上稀に見る「下克上」を果たしたことで注目されたのです。
でも、これはトータル重量制を採用しているW.B.S.にあっては起こり得る事態。極論をいえば最終戦までゼロであっても50kg釣って来れば理論上はA.O.Y.にも輝くことができるのです。
ですから総重量制は最後の最後に大逆転もありうるスリリングなフォーマットといえますが、そんな松村選手のクラシック行を助けたのがDAIWAタックル。
既報されましたが、松村チームのメインエリアは二日間とも桜川下流。具体的にはトキワホテル前のハードボトムのブレイクですが、そこをO.S.PのハイカットDRで早巻きするというのがマネーパターン。
松村選手はいいます。
「プロダクティヴなゾーンをできるだけ長く探るのがこの釣りのキモでしたから、敢えてベイトフィネスプラッギング・スペシャリティーのブラックレーベル6101ULRBを投入しました。小型プラグの釣りには絶対のパフォーマンスを持っているロッドです。だからフロロ10lbでも超ロングキャストでき、より多くのバイトをとれたのだと思います。使い慣れたリール・PX68も貢献してくれました。このシステムが私をクラシックに導いてくれたことは間違いないですね」
桜川下流のハードボトム。松村チームは二日間、そこでグッドサイズを釣りまくった。松村選手のメソッドはシャッドの早巻き。プロダクティヴゾーンを長くトレースしなければならないシチュエーションで、スモールプラグのキャスタビリティーに優れたブラックレーベル6101ULRBが絶大な威力を発揮した
松村氏は最近のガイド活動でもこの釣りに同ロッドを使用してゲストさんにアピールしているとか。
「そうなんです。でも、飛距離がでる私にばかりバイトがあって、マズイ雰囲気になることもあります。そんな時は『トレース距離が違うと、それだけ釣れる確率が上がる』と説明して納得してもらいます。結局、釣れる釣れないは技術以前に適正なタックルを使うことで違ってきます。それが釣果への早道だと理解してもらっています」
確かに、理にかなったタックルチョイスはオートマチックに釣果を生み出してくれます。それを証明してくれた松村選手の快挙でした。クラシックでも活躍を期待しましょう。
●タックル1
ロッド:ブラックレーベル6101ULRB
リール:PX68
ライン:フロロ10LB
ルアー:ハイカットDR HFワカサギHF76
最終戦の準優勝で一気にクラシック出場権を獲得した松村・木村両選手(PH:W.B.S.)
特集2
オリキン、
堂々のシングルフィニッシュ!
最近、オリキンこと折金一樹選手を取り上げることが多いようですが、活躍しているんだからしょうがないですよね。
10月10日、噂のH-1グランプリのランキング上位者他によって片倉ダムで行われたマスターズ、要するにクラシックみたいなイベントですが、そこでオリキンは堂々9位に入りました。
相変わらずH-1トーナメントは盛り上がっています。完全にひとつの「ジャンル」を作り上げましたね(写真:佐藤真理)
オリキンはこの試合の昨年の覇者ですから、ディフェンディングチャンピオンとして出場。今年は年間チャンピオンに輝き、ついでにマスターズもいただいちゃおうと気合を入れて臨んだようですが、さすがにマスターズとなると強者ぞろい。キッカーが入らずウェイト的に3本1130g、イマイチという結果になってしまいました。
それでもなんとかリミットを揃えてシングルの位置でフィニッシュするという安定感はサスガ。あらためてその実力を示した結果ともいえましょう。
来年度もこのトーナメントに出場することを表明しているオリキン。2年連続年間チャンピオンという偉業を達成すべく、頑張ってほしいところです。
リザーバーのレンタルといったらオリキン。王者です。来年はアメリカトリップも予定されています。あっちでもその釣りで行く? (写真:佐藤真理)
特集3
今年の掉尾を飾るべく……
ある日の泉和摩氏
事務所前で愛艇の片付けに余念がない泉和摩氏。今年のトップ50も最後の霞ケ浦戦を残すのみ。10月21日からの三日間がファイナルバトルになります。
この辺で一発ビッグゲインをマークしてほしい、と思っているのは我々だけではないハズ。ご本人が一番燃えていると思われます。
秋は魚がミステリアスに動き回る季節。そうなると経験値がモノをいいます。ならば泉選手の右に出る人はごくわずか。
ベテランの強みを発揮して、最終戦ではぜひとも見せ場を作ってほしいところです。
飄々とボートの片づけをするHMKL前の泉さん
特集4
やぐっちゃんの
Fish this moment 2016
皆さんこんにちは。
やぐっちゃんのfish this moment です!
今回はいつもの釣果情報から目線を変えて、やぐっちゃんのホームグラウンドの霞ヶ浦・土浦旧港にてバスアングラーに突撃インタビュー!
その名も「貴方の激アツDAIWA製品教えて下さい!」です!ビシッ
その名の通り激アツなダイワ製品を色んな方に聞いちゃいました!
プロアングラーから一般アングラーまで、さまざまな方がいますが、実際にどんなタックルが使われているのか気になっていた方もいるのではないでしょうか?
今回は雨でしたが2名のアングラーにお話を聞きました!
まずは職場に野池があるという羨ましい環境の飯田さんです。
飯田さんの激アツDAIWA製品はブラックレーベル681MRBとT3SVの組み合わせです!カスミでは必要不可欠なバックスライド系、ノーシンカー、ライトテキサスによく使用しているようです。
T3SVはライトウエイトなリグを投げるのにもかなり役立っているとのことです。
その他にもT3AIRもお持ちということです!
飯田さんの激アツタックルはブラックレーベル681MRBとT3SV。その汎用性はオカッパリには最高です
続きまして2人目は霞ヶ浦近郊にお住いのニ平さんです。
ニ平さんはなんとハイドロハンド&ネコストレートを大量に所有していました!
中でもハイドロハンドは「ハシタクさんのダイワのYOUTUBEを見て欲しくなり、
使い方を勉強しました!」と力説!!
YOUTUBEを見ましたが、確かに欲しくなりますね。そして何よりダイワプロの解説があること嬉しいですね!ビシッ
左下に写るガストネードは野池等の見えバス攻略に最適とのことです!
かなり釣っているみたいでこのドヤ顔にも納得がいきますね(笑)
二平サン、ハシタクのYOU TUBEはいかがでしたか? 見続けていると性格まで似てきますよ
いかがでしたか?
無茶振りな「貴方の激アツDAIWA製品教えて下さい!」でしたが、アングラー自らも激アツと認めていたことに僕は感動しました!
このコーナーは不定期ですが次回もやりたいと思いますので、
ダイワ製品をお使いの方はご協力宜しくお願い致します♪ ビシッ!!