特集1
お疲れ様でした。
バサー・オールスタークラシック
10月29,30の二日間、水の郷・さわらを起点に開催された今年のバサー・オールスタークラシック。試合そのものも盛り上がりましたが、DAIWAブースも空前の盛況ぶりを見せました。隣接されたSLPもたくさんの人々で賑わっていましたね。
トーナメントの詳細は次号のBASSERで詳述されると思いますが、DAIWAチームでは「世界の」並木敏成が二日間トータルウェイト5720gでみごと4位入賞。最終日のウェイインではそのパフォーマンスが大いにウケていました。
これで今年のビッグイベントもほぼ終了。これからはトーナメントはポストシーズンに入りますが、バスフィッシングの興味は別の次元でもたくさんあります。
アルティメットでも、様々な角度から旬な情報をお届けしてまいりますので、乞うご期待。
というわけでオールスターに関わった選手の皆さん、DAIWAブースにお運びいただいた皆さん、お疲れ様でした。
最終日のウェイインは最後から二番目だった並木選手。大いに期待を抱かせましたが、それでも4位入賞は立派といえます
特集2
草深幸範、
カバーチャターを語る
W.B.S.クラシックで今年の公式トーナメントスケジュールを終えた草深幸範プロ。10月末にはバサー・オールスタークラシックを見学して「これは見るトーナメントではない、出るトーナメントだ」と大いに刺激を受けた様子。来シーズンへのモチベーションもバリバリ上がったと思われますが、そんな同氏が今年もっとも強烈な印象を受けたルアーがあるといいます。それは「スティーズ・カバーチャター」。
実戦や取材でも数多く投入して数々の実績を残し、本人としてもそのパフォーマンスのほとんどをマスターしたようです。そんなプロから「スティーズ・カバーチャター」を今シーズン使ったインプレッションが届けられましたのでご紹介いたしましょう。
ちなみにこの「スティーズ・カバーチャター」はいわゆるチャターベイトの仲間ですが、チャターベイトとはジェットスキーや万歩計のように商品名ですので、使い方には注意が必要ですね。
それでは草深プロのインプレをご紹介いたしましょう。
「今年一年、このルアーを使いこんできた印象は、とにかく『トータルバランスに優れている』ということです。ガードが付いているのでウィードレス性能があるのは当然ですが、それより全体のセッティングが非常に秀逸だと思うのです。
具体的にはまずフックです。大きすぎず小さすぎず、ゲーブの広さもちょうどいい。そしてしっかりしたワームキーパーも装備されています。
薄めのブレードはカリカリ感があって、巻いていてその感触が手元に伝わってきます。
そうした全てのパーツが合格点以上で、だから釣れるのだと思います。
とにかくデカイのが釣れるのが魅力ですね。W.B.S.クラシックでも、数多くの選手がこれを使っていました。逆に言えば、数を釣るルアーではないですね。
とにかくアピール力に優れています。泳ぎも強すぎず弱すぎず、ちょうどクランクベイトとスピナーベイトのいいとこどりのような感じです。
私の使い方は基本的にタダ巻ですが、かなりゆっくり巻きます。止めると沈むルアーですから、糸フケをとりながらレンジコントロールして巻きます。決してチドラせません。ロッドポジションは最初上で、しだいに下に持ってくる感じですね。
ロッドはブラックレーベル+の6101MHFB-Gがベストですね。長い方がメンディングもしやすいし有利です。ラインはカバーでの使用も考慮してフロロの16lb。このセッティングで万全です。
この「スティーズ・カバーチャター」、来シーズンもまだまだ威力を発揮してくれると思いますので、皆さんもぜひ使ってみてください」
ビッグバスが釣れるのが「スティーズ・カバーチャター」の持ち味。これからの季節、ビシビシ投げたいルアーです
特集3
オリキン、
スティーズフロロに惚れ込む
みなさんコンニチワ。オリキンこと折金一樹です。
さて、今回はご報告です。
千葉県印旛沼で開催されているトーナメント、Narita Airport Basser-21(通称NAB)でAOYを獲得しました。
印旛水系の釣りウマが一堂に会するNAB。そのA.O.Y.というタイトルは名誉ザクザクの価値があるのです
年間成績トップで迎えた最終戦、一時の釣れる状況は過ぎ去りましたが、まだまだ厳しいといえるほどの状況ではなく、守りきる戦略では逆転される可能性があると判断。攻めて攻めて自力で年間優勝をもぎとれるウェイトを持ってこれるようなプランで挑みました。
結果、最終戦を3位。そして年間レースも後続の猛追をかわし、優勝することができました。
今年は状況に応じた釣りの出し引きができたこと、それぞれに対応したタックルの使い分けができたことが勝因の一つといえます。
中でも大きなアドバンテージをもたらしてくれたのが、スティーズフロロ。とくに印旛沼は近距離のカバーの釣りがほぼメインでありながら、リグやウェイトなどのセレクトにはシビアな一面も持ち合わせています。そこでタックルと同様に重要なのがライン。ただ強いだけでなく、安定した強度を備えていること。そしてワンランク細い番手を選べるラインナップは、より状況やルアーの性質にタイトに合わせられ、ここ一番の紙一重の状況でバスを振り向かせた要因でありました。
加えて、この選択で今年はラインブレイクゼロ。印旛沼はコンディションが良く、筋肉質でパワフルな引きをするバスが多い中で、このことは信頼を寄せる十分な要素でありました。強さを必要とするジグやテキサスのカバーの釣りでは、太めのラインの使用で表示以上の安心感が得られたこと。またライトリグやサイトフィッシングでは細目のラインであっても、気を抜いたら一気にカバーに突っ走られる小場所でもタックルのバットパワーをフルに引き出し、バスを引き離せたことなどは釣果に直結する性能でした。
正直、今まで手にしたフロロラインで一番のお気に入りです。ぜひともスティーズフロロをオススメいたします。
今年はスティーズフロロのおかげで、いいバスをたくさん獲ることが出来ました
特集4
やぐっちゃんの
Fish this moment 2016
アメリカントリップの巻
みなさんこんにちは!やぐっちゃんのfish this momentです!
皆さんBasserオールスタークラシックは参加されましたか?
やぐっちゃんは今回、オールスタークラシックに参加できなかったんです。実はカナダのケベックに用事がありましてついでにアメリカ、ニューヨークにも行こう!と行って参りました!
アメリカは2013年に宮崎プロがバスマスタークラシックに初出場を決めた年に応援で行った以来でした。
今回の渡米は釣りが目的ではないのでしょげていましたが、調べてみると何やらセントラルパークの池で釣りが出来るではありませんか!
セントラルパークといえば世界最大の公園ですが、その中に池が何個かあります。
ニューヨークのど真ん中でバスフィッシングなんていいじゃないですか!笑
しかも5ポンドクラスのナイスバスも釣れるみたいでテンションも上がって来ましたが残念なオチが・・・
セントラルパークの入り口付近です
なんと、日程的にセントラルパークでの釣りが出来なくなってしまったのです。
やる気満々でしたのでとても悔しいです。NYには郊外に出ると湖も沢山あるのでそちらも楽しそうですね
一応マンハッタン内のスーパー(USのスーパーではよく釣り具が売っています)でライセンスを購入いたしました。日本と違いライセンスはどの州でも必要だと思いますので、渡航の際は事前に調べて購入をオススメします!マンハッタンみたいな都会だとライセンスが買えないなんてこともありますので!
というわけで、やぐっちゃんのNYフィッシングは未遂に終わってしまいました・・・残念!
次回のカナダ編ではついに!あの釣具屋に行きますよっ!
スーパーで売られている釣具はこんな感じです