特集1
速報!
並木敏成プロがゲスト参加で大盛り上がりの
W.B.S.第二戦
草深幸範、3位入賞!
4月22,23日の二日間、土浦新港を起点に行われたW.B.S.プロトーナメントシリーズ第二戦には、同時開催のオカッパリ大会に並木敏成プロがゲストとして駆けつけ、いつにない盛り上がりを見せていました。
ビッグゲストの登場に、表彰式も最高に盛り上がりました
その試合でDAIWAチームの草深幸範選手は二日間トータル10080gというウェイトをマークし、堂々の3位入賞を果たしました。
初日のウェイトは5295g。しかし実際は6295g持ち帰った草深チーム。その秘密は後半で明かします
寒い風が吹き荒れた初日、快晴微風の二日目と試合環境はドラスティックに変わり、ただでさえイージーではない霞ケ浦水系はパズルのような難しさに包まれました。
産卵に向かう魚の動向をどう分析してエリアを特定し、それに応じたルアー、リグをあてはめることがキモといえたこのゲーム。各チームはそれぞれのプランを胸に二日間を釣り切りましたが、草深幸範選手はエリアによって異なるスポーニング段階を冷静に分析し、適材適所の釣りで賢くナイスキーパーを積み重ね入賞をもぎ取りました。
初日、西浦でネコリグを打つ草深選手。スポットに応じたリグが冴えまくりました
具体的なエリアは西の洲、北利根川、西浦。釣り方は西浦、北利根川のシャローがスナッグレスネコリグ、西の洲、西浦のオフショアーがミノー、ヘビーキャロライナリグでした。それぞれの釣りに投入したタックルシステムは以下の通りですが、いつものように最高のバランスといえます。
Tackle1
リール：SS-Air
ライン：フロロライン 10lb
ルアー：ブレーバー5.7
リグ ：スナッグレスネコリグ
Tackle2
ロッド：STZ-721MH/HXB-SV ストライクフォース
リール：スティーズ リミテッド
ライン：フロロライン14lb
ルアー：ホッグ系ワーム3
リグ ：ヘビーキャロライナリグ
Tackle3
リール：スティーズ A TW 6.3
ライン：フロロライン12lb
ルアー：ヴァルナ110SP
実は初日、草深選手はパートナーの遅刻により23分間のスタート待機と1kgのペナルティーを科されるというハプニングに見舞われました(草深選手が1kgのペナルティーを科されるのはこの試合のみ。年間成績には科されない。パートナーは年間成績にも科される)。
一生懸命にプラを重ねて挑んだこの試合、スタート直後にカッ飛んで行きたいスポットもあったはず。ましてや稼ぎ時の4月の2デイトーナメントです。それが23分のスタート・ディレイ。(遅刻した時間だけスタートが遅れるルールです)。普通ならパートナーと多少のギクシャクが生まれる場面ですが、草深選手は一切動揺せずに全てを受け入れ、軌道修正を行いながら試合に集中しました。腐ることなくパートナーと協力して試合に臨んだ姿は実に立派だったといえましょう。
その結果、ペナルティーを差し引いても5295gと初日5番目のスコアをマークしたのです。パートナーの遅刻に腹を立てていたら、こうした数字は刻めなかったといえましょう。
トーナメントプロは釣ってナンボですが、その前にジェントルマンでなければなりません。人間的に優れていなければ、素晴らしいタックルも何の意味もありません。
そういった意味では草深選手の今回の態度は実に清々しいものでした。もちろん全てのDAIWAプロも同じ態度で試合に臨んだことでしょう。そして素直に反省したパートナーの態度も若者らしく気持ちのいいものでした。
ちょっとした逸話ですが、3位という成績以上に印象的だったので敢えて書かせてもらいました。
こうして終了した第二戦、「A.O.Y.以外狙っていない」決意で今シーズンを闘っている草深選手にとっては順調な展開、今後がますます楽しみになってきました。
A.O.Y.しか狙っていないという草深選手。第一戦が2135gで六位、そして今回が3位。いい感じの序盤戦です
並木プロがゲストとして参加したオカッパリイベント、「グランドチャンピオンシップ・トーナメント」通称グラチャンのレポートは「やぐっちゃんのFish This Moment」をご覧ください。
特集2
三村和弘の関西便り
メタルバイブ、
まだまだ行けまっせ
皆さんこんにちわ。スピナベ馬鹿一代三村和弘です。
関西ビッグレイク、今年は水温が低いながら釣果はびっくりなほどの釣れ釣れですわ。
春を意識するのは当然ですが、冬のド定番のメタルバイブもまだまだ健在です。
冬からは1/4オンスが主流でしたが、季節が進むにつれて3/8オンス、1/2オンスとウェイトを変えることによってバスの反応が全く変わってきています。
ウェイトを変えても対応できるタックル陣ですが、バカイチ的には
スティーズ・スペクター＋スティーズSV TW6・3＋フイネスブレイブZ10ポンド＋メタルバイブ各サイズ。
こんな感じでっしゃろ。
メタルバイブでエエ魚、釣れてマッセ
まずはロッドですが、本来はビッグミノーのジャークなどにええロッドだと思います。
でかいバスを掛けた後のバットパワーは凄いですわ。キャストもしやすく振り抜き感は抜群です。
メタルバイブでの使用時はリフト＆フォールが主なアクションになると思いますが、バットエンドの長さがジャーク時に肘やレインウエアなどに当たる？掛かる？などということは全くありません。
バカイチはこのリフト＆フオール時の操作性の良さがとくに気に入っています。
スペクター、ええ竿ですわ~。
もちろん、リールもええリールです。
メタルバイブの釣りはリールを巻き取るのに案外、忙しいですよね。
巻き取りが早いほうがホンマはええと思います。
今回は、ギヤ比6・3で対応しましたが、本来は8・1のハイギヤのスティーズSV TW 8・１がいいですね~。
SVスプールでバックラッシュもほぼないし、TWで巻き取り、キャストも快適です。
デカイ魚を掛けた時に、タックルの凄さがわかります
ラインは今年発売されたばかりのフイネスブレイブZ10ポンド。
フロロラインが持つ硬さは感じられず、使いやすい、そして、強いラインに仕上がっています。
デカい魚を掛けたらホンマに使いやすさ、強さがわかりますよ。
これからもっともっと釣果が上がってくるシーズンです。ドンドン釣り場に足を運んで下さいね~。
これからますます釣れる季節。どんどん釣り場に出かけましょう
特集3
やぐっちゃんの
Fish this moment
皆さんこんにちは！ やぐっちゃんのfish this momentです！
今回は4月23日に開催されたWBSグラチャンについて報告させていただきます！
グラチャンとはWBSが主催するオカッパリのトーナメントで、プロ戦と同時に土浦新港で開催されています。
今回のグラチャンはなんと並木プロがスペシャルゲスト！
SLPやOSPの出店ブースもあり会場は大盛り上がりでした！
SLPでは1000円でリールオーバーホールサービスが受けられるということで大人気でした。グラチャン参加者も80人を超える大盛況です！ 成績の方も40匹を超えるバスが持ち込まれ1600グラムを筆頭に多くのキロアップが検量されました。
並木プロの登場で、グラチャンはグーンと締まりましたね
いつもW.B.S.試合会場に来てくれるSLP WORKSも盛り上がりに一役買っていました(Photo:NAKAO)
トーナメント終了後は並木プロのキャスティングセミナーが開催されました！
並木プロのキャスティングを生で見る機会はそうそうありません！ グラチャン参加者も皆さん前のめり気味でセミナーを聞いていました。
キャスティングセミナー後は5月からの釣り方のレクチャーが行われ、正直勉強になりましたね！ 詳しい内容は会場にいた方だけの秘密ですね！
というわけで、次回のグラチャンは誰がゲストか楽しみですね！
さすがに並木プロのキャスティングは絶品! 一同。目が点になっていました
そして、やぐっちゃんも霞ヶ浦で爆釣中です！
ネコストレートNEWサイズ5.8インチが炸裂しています！
先週は仕事終わりに夕方だけ土浦旧港に行き、すべて40UPのグッドコンディションを釣りまくりです！
5インチよりもう少しサイズが欲しいなーなんて思っていた方も多いのではないでしょうか。
やぐっちゃん的にはベイトタックルでのネコストは5.8インチがスタンダードになりつつありますね！ 正直言ってネコストはゲキ！釣れまくりですよ！！
でも少々秘密がありまして……次回のコラムにて詳しくお教えしますのでお見逃しなく！キッパリ
いま、土浦のある場所が釣れすぎて凄いことになっています。しかもネコストでしか釣れない。秘密は次回、教えましょう