Ultimate 5月12日号

特集1

川口直人

STEEZ RACING DESIGN(スティーズ レーシングデザイン)に悶絶!

 

 このところ、試合や取材などで大忙しの川口直人プロ。ゴールデンウィークも出張後の後片付けやマリーナに出かけたりと休む暇なし。4月は何日家で寝たかなー? と指折り数えるほどです。そして多忙なスケジュールは5月も続くような按配で、河口湖に帰ってもちょっとお疲れ気味。

 そんな川口プロの忙中閑ありの一日を河口湖に訪ね、いろいろお話を伺って来ました。

4月30日の日曜日、バスアングラーの聖地・ファミレス・ガストに颯爽と現れた同プロは元気に近況を語ってくれました。

 

2017.5.12.1.jpg

お気に入りのキャップを被り爽やかに微笑む川口プロ

 

 (川口プロ談)

 おかげさまでこのところ、忙しい毎日を過ごさせてもらっています。毎日が充実しているので楽しいですよ。

 今年のDAIWAさんはいつも以上に張り切っているので、自分としても頑張り甲斐があります。とくにDAIWA WORKS FESでは、いろいろな方と釣りを通して多岐にわたるお話が出来て、自分としてもとても勉強になります。やっぱり釣り具の良さをわかってもらうには、DAIWA WORKS FESのように実際に体験してもらわないとダメなんですよね。そんな意味で、草の根ではありますが、ここ数年精力的に開催しているDAIWA WORKS FESはとてもいいイベントだと思います。

 そんなDAIWA WORKS FESで皆さんに驚かれるのがSTEEZ RACING DESIGN(スティーズ レーシングデザイン)の凄さ。なんたって自分でも驚いているんですから、一般の方の衝撃は推して知るべしです。そういえばフィッシングショーや名古屋キープキャスト、仙台のルアーフェスタでも注目度はピカ一でしたね。

 自分はプロトの段階の時からスゲーと思っていましたが、実際に釣り込んでみるとあらためてこのロッドがケタ外れに画期的だということがわかります。

 実は遠賀川のトップ50にも持って行ったんですが、残念なことに出番なし。その後で琵琶湖に行く機会がありまして、STEEZ RACING DESIGN(スティーズ レーシングデザイン)を使い込むには最適の環境だということで、試してみました。

 予想はしていたことですが、その感度にはタマゲましたね。ウィードの境目が分かる。一本の草の幹にリグが触れてそれが倒れ込み、ワームが外れるところまでわかる。実はウィードから外れた瞬間にバイトが多く出るので、それが分かる感度は実に実戦的です。

 昔のDAIWAのロッドもそんな違和感を伝えてくれましたが、STEEZ RACING DESIGN(スティーズ レーシングデザイン)は違和感どころではなく実感を伝達してくれます。

 今回は、641ML+XB-SMTをメインに使い,ネコストレートの5.8をリグって釣っていったんですが、究極の感度は打ちモノロッドとして現時点では最強だと思います。

 とにかくDAIWAさんの技術力は大したものだと思いますよ。STEEZ RACING DESIGN(スティーズ レーシングデザイン)などという尖がったロッドはDAIWAさんにしか出来ないんじゃないかな。攻めまくった製品ですよ。

SMTやAGSなどもそれぞれ凄い発明だと思います。振り抜け感覚は未曽有のシャープさを持っています。だから、釣っていて気持ちがいいんですよね。作り手の願いが分かるというか。投げて、アクションさせて魚を掛けて、やりとりしていると「ハハーン」こういうことか。設計者はこの部分に驚いてほしかったんだなと理解できます。

 この先、どんな展開になるかわかりませんがSTEEZ RACING DESIGN(スティーズ レーシングデザイン)の可能性は無限だと思います。とても楽しみです。

 

 

特集2

SV-TW

シビアなシチュエーションで真価発揮

 

 W.B.S.のメインスタッフである山口将司さんはスーパーアクティヴなアングラー。ローカルトーナメントに積極的に参加しているだけでなく、休日はほとんどバス釣りで過ごしています。メインはボート釣りですが、もちろんオカッパリもこなします。

 そんな山口さんですからゴールデンウィークは釣り、釣り、釣り、そして釣りの毎日。霞ケ浦本湖に始まり、風が吹けば小野川や小貝川に逃げて、それぞれのフィールドの釣りを満喫しています。

 山口さんは今年、新兵器としてスティーズの1012SV-XHLを導入。この連休はその威力にモノを言わせてバリバリ釣りまくっているようです。

 先日も小貝川でナイスラージを釣ったようで、その写真を送ってくれました。その時にリールのインプレも伺ったのでご紹介いたしましょう。

2017.5.12.2.jpg

ナイスな小貝ラージ。スーパーロングアプローチでゲットしたようです

 

 (山口さん談)

 「撃ちモノ用に買った8.1:1の1012SV-XHLですが、噂通りの飛びとトラブルレスには驚きました。でもこれはある程度予想していたことです。問題は実戦でのパフォーマンスですが、この連休で真価を感じ取ることができました。

 今年のGWは天気が良かったせいか、どこのフィールドも混雑していました。小貝川も例外ではありません。バスという魚は釣り人が増えると一気に釣れなくなります。小貝川も普通の釣りでは釣れなくなってしまいました。

 小貝川はカバー撃ちがメインの釣りになりますが、この時期、通常のディスタンスではまず釣れません。魚もスプーキーになってエレキの音や振動を感じると警戒して口を使いません。

 そこでクローズアップされるのがロングディスタンスのアプローチなんですが、これも並大抵の距離ではダメなんです。オーバーヘッドで投げたくなるほどの距離をピッチングでこなさなければならないのです。要するにスーパーロングアプローチ。

 しかもカバーの奥を正確に撃たなければなりません。ショートしたり逸れたりしたらチャンスはなくなります。逆にいうと、それが出来れば他の人が撃った後でも釣れるんです。

2017.5.12.3.jpg

こうしたポケットにスーパーロングアプローチでリグを入れるには、優れたリールが不可欠です

 

 この魚も、かなり遠くから投げて釣れたんですが、小気味よくキャストが決まってくれましたね。TWは弾道が低く伸びます。そしてSV搭載でバックラッシュの心配なく投げられる。如実に釣果に差が出ると痛感しました。

2017.5.12.4.jpg

TWのおかげで弾道は低く、気持ちよく伸びてくれます

 

 それと8.1:1なのでラインスラックを一気にとることができるので、カバーの釣りには絶対ですね。小貝川でのカバーの釣りは、魚に走られる前に一気に寄せなければなりません。それにはロッドのトルクと早く巻けるリールが戦力になります。

 混雑した小貝川の釣りで、そんなことを感じました。恐らくシビアなトーナメントなど、状況が厳しくなればなるほど、こうしたタックルの性能差が出ると思います。

 そして投げていても気持ちいい。アマチュアにはそれが一番大切ですね。

2017.5.12.5.jpg

山口さんの使用タックル

 

 こうまとめてくれました。さすがアクティヴアングラー、レポートにも臨場感がありますね。

 

 

特集3

やぐっちゃんの

Fish this moment

チョイ沖がキモ。

ネコスト5.8の超最新メソッドですっ!

 

皆様こんにちは! やぐっちゃんのfish this momentです!

GWは皆さんいかがでしたでしょうか?

この連休、霞ヶ浦は多くのBasserで賑わっておりました!

いまの霞ヶ浦の状況は鯉やらフナが葦際に乗っ込み真っ最中です!

場所によってはネストがありメスバスが餌を求めてフラフラしている状況です。

そこでネコストレートのNEWサイズ・5.8インチを早速投入いたしました!

5.8インチはエビフレーバーで釣れるルアーの要素がタップリ!

人気なので店にもあまり数がなく、まずは霞ジンゴローム・シュリンプ・スカッパノンを購入!

やぐっちゃんのイメージですが、春バスはスカッパノンが効く感じがあり、釣具店から直行で土浦旧港にGooooo!

開始10分で早速来ましたね!

48センチ1600グラムのNice Bass!! 

夕方の2時間程度のfishingで5尾、ちなみに行けば毎回40アップというかなりの釣れ具合です!

周りの方にお話を伺うと、小さくても30センチクラスとのこと。

やぐっちゃんの釣果はやはりネコスト5.8インチパワーでしょうか??
 

2017.5.12.6.jpg

48cm、1600gのナイスバス。いま、土浦旧港はすごいことになっています

 


ロッドはブラックレーベル+661MLFB。カスミのネコリグ竿って言ったらこれでキマリですね!

写真ではリールがアルファスSVになっていますが、今回からアルファスAIRを投入!

「なんでもっと早くAIRを買わなかったんだ!」と後悔しましたね。

アルファスAIRはピーキーさがなく扱いやすく仕上がっていて、力で竿を振らなくても低弾道でルアーがスポットに吸い込まれる様な感覚ですね!キッパリ

ここで土浦旧港のシークレットをダイワ・アルティメットをご覧の皆様だけにお教えします。ルアーはネコスト5.8インチを使い、1.8から2.2gぐらいの重めのシンカーを使うのがキーになりますね。ボトムをしっかり取れて止めたい時にピチッと止められるからです!

そして2つ目のキモが岸ベッタリではなく少し沖を狙うことですね!キッパリ

岸際だと小さいバスが多くプレッシャーも高いです。ですが岸から3メートル位離れるとブレイクがあり、産卵を終え腹を空かしたメスバスがウロウロしていますので、そこをネコストで釣っちゃうワケです! 実は皆さん、岸際しかトレースしないので、沖は竿抜けなんです。

いいですか? ネコスト5.8をチョイ沖目ですよ。そこなら高確率で釣れます。I’m sure!

皆様もNEWサイズのネコストレート5.8インチをお試し下さい!ビシッ

次回は霞ヶ浦でカバーチャター大爆発です!お楽しみに

 

2017.5.12.7.jpg

ネコスト5.8をチョイ沖目に投げれば、こんなん釣れますわ