特集1
いよいよ始動! W.B.S.!
キックオフバンケット開催!
3月2日(土)午後6時、土浦市のホテル・マロウドにおいて、2019W.B.S.キックオフバンケットが開催されました。これは文字通り2019年のW.B.S.開幕を祝うパーティーで、当日は選手を初めとしてスタッフ、メーカー、媒体などの関係者約100名が集い、シーズンスタートに向けての宴を楽しみました。
恒例のキックオフバンケットですが、今年はとくに熱い雰囲気がありました
例年、このパーティーでは前年のA.O.Y.、クラシックチャンピオンが表彰されることになっており、橋本卓哉プロがチェアマンの吉田幸二氏より盾と記念品を授与されました。
チェアマンの吉田幸二氏からA.O.Y.の盾と記念品(時計)を贈呈される橋本プロ
W.B.S.では今年からボーターの数が一気に増加したことで、より内容が濃いトーナメントが期待されます。3月24日の第一戦から、ハイレベルな戦いが繰り広げられることでしょう。
DAIWAチームの橋本卓哉、赤羽修弥、草深幸範ら各プロも、このパーティーをキッカケに試合モードに突入、早くも鼻息を荒げていました。
スポーツライフプラネッツの宮崎氏(左)、チームダイワ時代からの中根亘プロ(右から2人目)と赤羽修弥プロ
ちなみに3人のA.O.Y.獲得回数ですが、橋本卓哉が3回、赤羽修弥、草深幸範がそれぞれ2回で、この14年間では実に5割の確率を記録しています。
アベマTVのワールドチャレンジでは惜しかっただけに、A.O.Y.に向けて気合が入る草深プロ
さて、今年のA.O.Y.は3人のうち誰が獲得するのか!? もちろん3人とも自分が獲ること以外、考えていないようです。期待しましょう。
二人を「従える」橋本プロ
特集2
いきなり話題騒然、タトゥーラTW100シリーズ
Phase 1 琵琶湖では......
2月に発売になったばかりのタトゥーラTWですが、すでに各地でその卓越したパフォーマンスが話題になっています。
本場・アメリカのトーナメントを席巻したTATULAシリーズの高い基本性能とタフコンセプトを継承したこのモデルはスペックも秀逸。新型スーパーメタルフレーム、TWS、高強度アルミ製マグフォースZスプール、ゼロアジャスターを搭載し、ギア比展開は、6.3、7.1、8.1の3タイプであらゆる釣りに対応。90mmアルミクランクハンドル、Ⅰ型ハイグリップラージノブなど実釣時の快適な巻上げを約束する装備も完備しています。
その飛びと巻き上げの強さで、どちらかといえばパワーフィッシングに向いているこの機種ゆえ、とくに琵琶湖での評価にはすこぶる高いものがあるようです。
そこで今回は琵琶湖でガイドを営む二人のアングラーにタトゥーラTW100シリーズを語ってもらいました。
■三宅プロの場合
最近は人当たりのソフトさで女性ゲストが多い「タク三宅」こと三宅貴浩プロにご登場いただきました。
氏はいきなり興奮気味にこう切り出しました。
●驚愕のコスパ
「いいですよー、このリール。何がいいってコストパフォーマンスが最高です。昔だったら考えられないプライスです。もちろん、剛性、耐久性、飛び、巻き取りパワー、感度など基本性能はオールクリヤー、それでこの価格ですからタマリマセン。16lbが100m入る糸巻き量もいいですね。これならボートでもオカッパリでもまったく問題ありません」
「このコスパは驚愕です」とオドロキを隠さない三宅プロ
●操作性に感動
「糸巻き量は十分と申し上げましたが、その割にボティがコンパクトなのも嬉しいですね。操作性がグンと上がりますから。これはボディの強さにも関連します。琵琶湖で重たいリグを長い間投げて来て、ほとんどガタがこない剛性も操作性を上げています」
●選べるバリエーション
「ギア比のバリエーションがワイドで、自在に選べるのもいいですね。いろいろな状況に対応できますし、現在持っているリールの隙間を埋められますから。琵琶湖で釣りをしている時、『違うギア比があれば』と思う時はしばしばありますからね」
「ギア比が選べるのも嬉しい」と三宅プロ
●飛距離とパワーにも納得
「何度も繰り返したテストで体感したんですが、飛距離は十分です。気持ちよく飛んでいく。しかもパワーがあるから、遠くで掛けた魚もグイグイ引っ張ることができます。60アップにも負けません。私は琵琶湖で重たいリグを投げ続ける耐久テストを120時間行いましたが、信頼性には太鼓判を押すことができます」
重たいリグを投げ続けてもノープロブレムです
●デザインもイケてます
「琵琶湖では皆さん、強めのロッドを使っていますが、タトゥーラTW100シリーズのデザインはどんなロッドにも合わせやすいですね。個人的にはシルバーのレベルワインドが新しいブラックレーベルにピッタリですね」
「どんなロッドにも合わせやすい」と三宅プロが語るデザイン
と爽やかに語ってくれた三宅プロ
「とにかくコンパクトで強い、だから操作性がいい」
と最後に簡潔にまとめてくれました。
■島後プロの場合
続いての登場はやはり関西Big Lakeガイドとしてブイブイいわしている島後英幸プロ。最近はトーナメントにも積極的に参加している同氏ですが、タトゥーラTW100シリーズに関してはとくに「軽さ」に感動していました。それでは氏のお言葉を......
●時代を反映したリールです
「琵琶湖も年々プレッシャーが高くなり、近年は繊細さがないと釣れなくなりました。以前は例えばPEラインを使った1oz程度のヘビーテキサスリグなどで釣れていたんです。リールはジリオンのHDあたりでした。でも最近はそうした釣りでは最早釣りにくくなったのです。
ですから私は、去年あたりからフロロラインを使った1/2oz程度のリーダーレスダウンショットで結果を出しています。そうなるとリールは軽い方がいい。そこでタトゥーラTW100シリーズのアンダー200gがモノをいうのです。だからこのリールは最新の琵琶湖の釣りを反映して登場したともいえます。
島後プロはとくにタトゥーラTW100シリーズの軽さに注目していました
1/2ozとはいっても、ピッチングで延々と打って行くと、重いリールではさすがに疲れます。そして繊細な誘いも出来ません。カバーに入れて上下にリフト&フォールさせるわけですが、そこでもリールの軽さがクローズアップされます。
また、グラス周りのフロッグゲームでも、キャスト、ドッグウォークという一連の動作を繰り返す早い釣りになりますが、そうした操作が快適に行えるのも軽さのおかげです」
と一気に語ってくれた島後プロ。
「琵琶湖ではパワーゲームだけでなく、テクニックを使う釣りも求められます。そんな釣りにタトゥーラTW100シリーズはベストだといえます」
と結論付けてくれました。
特集3
オッ! What is this !?
先日、小平のHMKLを訪ねた本誌記者ですが、泉和摩プロが手にしていたワームに強烈に注目させられました。昔、一世を風靡したアライブシャッドにそっくりだったからです。
確かにアライブシャッドです
アライブシャッドといえば泉プロの必殺ワーム、当時はヒュンヒュンなどで釣りまくっていたものです。
そんな記者に対して、泉プロは親切に説明してくれました。
「見たとおりこれはオリジナルアライブシャッドのリアル版でして、5月に発売が予定されているものです。名称は『リアル・スラッガー』と聞いています。かなり前からテストを繰り返していますが、ボコボコに釣れますよ。私も発売が楽しみです」
「この他にもラバージグもいいのが出来そうです」という泉プロ。そちらもいずれご紹介いたしますが、楽しみが増える今日この頃です