特集1
青木唯プロ、JBマスターズで準優勝!
連続お立ち台記録4回に!
去る4月21、22の2日間、山梨県河口湖で行われたJBマスターズ第2戦において、DAIWAチームの青木唯プロは2日間トータル9,434gを持ち込み、堂々の準優勝に輝きました。1位とのポイント差はわずか1、本人は「しょうがない」とサバサバしていたものの、惜しい結果です。
しかし、今回の準優勝でJB河口湖A、トップ50、スーパーバスクラシックと続いたお立ち表彰台記録を更新、実に4連続入賞という記録を打ち立てました。これは快挙といっていいでしょう。
4回連続お立ち台! なかなかできるものではありません
青木プロの釣りは得意のライブスコープサイト。フィーディングに差してきたプリの魚をトップウォータールアーで狙うというものですが、この釣りを支えたのがタックルシステム。
REEL:ルビアスエアリティ FC LT 2500S-XH-QD
LINE:タトゥーラセンサー0.6号+STEEZフロロ X'LINK 6lbまたは7lb(リーダー)
この2つが絶大な威力を発揮したとのこと。とくに青木プロはルビアスのクイックドラグに関してこう力説していました。
「今回もファイト中のクイックドラグの有難さを痛感しました。PE0.6号にフロロ7lbなのでまず切られることはないのですが、この釣りで1番心配なのはビッグバスの急な突っ込みでフックが伸ばされること。さすがに2kgフィッシュの瞬発力は脅威です。ですがクイックドラグがあれば瞬時に対応可能なので、フック伸びの心配も無用。よりキャッチ率を上げることが出来ます。実際にマスターズ2日間でファイトまで持ち込んだ魚5尾はバレなし、全てキャッチしています」
ランカーの強烈な突っ込みをいなすには、クィックドラグはマストと語る青木プロ
青木プロの次の試合は6月初旬のトップ50弥栄ダム戦。
「クリヤーレイクは得意なので頑張りたいですね」
とのこと。連続お立ち台記録をさらに伸ばすのか!? カタズをのんで注目したいところです。
特集2
W.B.S.第2戦で赤羽プロ、草深プロが入賞!
JBマスターズ戦最終日と同じ4月24日、霞ヶ浦ではW.B.S.第2戦が行われました。この日の霞ヶ浦は曇天から雨。さらに冷たい北東風も吹きまくる厳しいコンディション。そんな中、DAIWAチームの赤羽修弥プロ、草深幸範プロは36チーム中それぞれ3位。5位に入賞いたしました。
2人の主戦場は期せずして小野川。春の魚がいち早く差してくるこのエリアを選択したチームは非常に多く、それだけにハイプレッシャー下での食わせ合戦になったのですが、両選手はタックルのパフォーマンスにモノをいわせ、確実に魚を獲り入賞に結びつけたのです。
4本ながら3,780gというナイススコアをマークして3位入賞の赤羽チーム
3位入賞の赤羽プロは試合後、タックルに関してこう言及していました。
「練習から厳しい状況でしたが、何とかアジャスト出来て3位入賞でした。今回、試合で多く投げたのが高比重系スティックワームとプロトタイプワームだったのですが、川沿いを吹き抜ける風の中でもSTEEZ RD661MXB-STとSTEEZ C68M+ −SV・AGS (ブラックジャック)が凄く竿捌きが良くて本当に助かりました。
両ロッド共に高比重系のワームのカバー攻略には間違いなく欠かせないロッドになっています」
ニューラッピングも凛々しい赤羽艇
ちなみに同選手のタックルデータは
ROD: STEEZ C68M+ −SV・AGS(ブラックジャック)
REEL: STEEZ CT SV TW 700XH
LINE: STEEZフロロ X'LINK 12lb
LURE: プロトワーム
HOOK: STEEZ WOS #3/0
メインに使用した2システム
「ブラックジャックは強風の中でも自在にロッドコントロールできた」と語る赤羽プロ
ROD: STEEZ RD661MXB−ST
REEL: STEEZ CT SV TW 700XH
LINE STEEZフロロ X'LINK 14lb
LURE: 高比重系ストレートワーム
HOOK: STEEZ WOS #2/0
そして5位入賞の草深選手も小野川でゲームを進めた一人ですが、タックルはご覧のとおり。それぞれのタックルに関して説明を加えてくれました。
久々の入賞に表情も明るい草深プロ
ROD:リベリオン 701HRS
REEL: 13セルテート2510PE-H
(ドラグ力7kg以上のリールのドラグをMAX締めてフルフッキングする。リールに掛かる負荷が大きいため、頑丈なリールが必要)
ドシャローでキロアップを掛けた後、主導権をとるためには頑丈なタックルシステムがキーになります(草深プロ談)
LURE: パワーフィネスジグSS 3.5g チラシ2
草深プロお気に入りのジグが今回も炸裂しました
LINE: UVF メガセンサー12ブレイドEX+Si 2号
(ロングピッチングや風の影響を少しでも受けにくくするために12ブレイドを使用することが多い)
こうして各地で活躍するDAIWAチーム。これからも日米での奮闘に期待しましょう。
ひと際周囲の目を惹いた「兄弟船」。ちなみに橋本選手は4本の魚を持ち込み7位でフィニッシュいたしました
特集3
霞ヶ浦クリーン大作戦レポート
5月8日、霞ヶ浦の土浦新港において、恒例の霞ヶ浦クリーン大作戦、通称「53UP」が開催されました。
このイベントは今回で50回目! 1995年に釣り人の手で霞ヶ浦を綺麗にしようと始まりましたが、27年目で50回という区切りを迎えたわけです。
年に2回のサイクルで行われていましたが、ここ数年はコロナのおかげで中止を余儀なくされ、今年めでたく区切りを迎えたということです。
そのためか今年は400人近い参加者を数え、晴天に恵まれた中、土浦近辺の湖岸の清掃に汗を流しました。もちろん赤羽修弥プロを初めとするDAIWAチームの面々も参加いたしました。
霞ヶ浦で行われているこのイベントはいわば総本山で、現在は各地方でも広がりを見せています。釣り人による釣り場清掃は霞ヶ浦に限らず、大切な行為です。弊社といたしましても、積極的に釣り環境の整備に尽力してまいりたいと思います。
この中に赤羽修弥、草深幸範、川村光大郎、佐々木勝也らを初めとするDAIWAチームの面々も混じっています