「このリールは釣れる!」
佐々木勝也プロ
AIRITYを熱血解説!
- 初めて手にした時のオドロキ!!
陸っぱりのバス釣りを極めるべく、数年前に霞ヶ浦のほとりに移住して日夜研鑽に務めている男・佐々木勝也プロ。以後、現在に至るまで寸暇を見つけては霞ヶ浦、北浦をメインに竿を出し、年間釣行回数は300日以上にも及ぶ。
その努力の蓄積が実を結び、いまでは関東を代表する陸っぱりアングラーの一人として、誰もが認める存在となっている。
そんな佐々木プロが昨年、久しぶりに驚いたことがあったという。話を伺ってみるとこういうことらしい......
「去年(2022年)の秋ごろだったと思います。新しいスピニングリールを使わせてもらって、腰を抜かしました。AIRITYという名前は知らされていたんですが、自分の直感を大事にしたいため、スペックなどの細かいことは何も聞かずにとりあえずキャストしてみたんです。
そうしたら第1投で『うわっ!』と驚いたんです。軽く投げただけなのに、ルアーが驚くほどシャープに低く飛んで行ったんです。しかも距離も出ていた。ロッドはそれまで使っていたものです。
『何ですか!? このリール?』とあらためてスペックなどを尋ね、それで納得しました。自重が150gというではないですか! そしてこの数字以上に、ロッドにセットした時のバランスの良さに驚きました。フロントユニットが軽くなったことで、ロッドと組み合わせた時に自重以上の軽さを感じたんです。こんなに軽く感じるのか、と驚きました。
リールがロッドの下に位置するスピニングタックルだけに、リールのフロント部の軽量化は手にするだけで違いがわかりました。はっきりいってこれは武器になります。キャストが決まるうえに、ルアーを操作する時のロッド捌きが格段に快適になります。
つまりこれは『釣れるリール』と言えます」
さすがに釣り込んでいるアングラーの感想には生々しいものがありますね。佐々木プロはさらに続けました。
佐々木プロはAIRITYを「釣れるリール」だと表現した
「霞ヶ浦も北浦も昔に比べると釣れなくなりました。キャスト一つをとってみても、より正確にピンスポットを打たないとバイトをもらえません。自身のスキルアップはもちろんですが、それと併せて、タックルに求める性能も高くなってきましたね。
例えば、ワームの操作。シュリンピードの高速トゥイッチなどを行う場合、タックルバランスが良くないと非常にやりにくい。思うようにワームを動かせません。
その点、バランスのいいタックルを使えば、意のままに操作できる。ここ数年の愛機であるLUVIASにも十分満足していますが、AIRITYを使用することで、さらに釣れる確率を高めることができるでしょう」
- PEラインを使うから剛性が際立つ
AIRITYの軽さがもたらすタックルバランスの良さに続いて、佐々木プロはその剛性についても語ってくれました。
「実は僕は、冬はあまりスピニングタックルを使わないんです。ほとんどベイトタックルで釣りをしています。ですからまだAIRITYでそれほどたくさんのバスを釣っていないんですが、実釣していて軽さやキャスタビリティ以外にも感じたことがあります。それは剛性の高さ。
この時期ですから、スピニングタックルではシャッドやミノーを使うわけですが、かなりカッチリしていますよね。とくに僕はリールに過酷なPEラインを使うので、ボディのたわみには敏感になります。ラインが伸びない分、いろいろな衝撃がダイレクトにリールに伝わるからです。
でもAIRITYは、思いっきりトゥイッチしてもビクともしない。速巻きしてもスムーズです。さすがマグネシウム製フルメタルモノコックボディは違うと感じます。この強さにも、軽さと同じくらい驚かされました。
これからスピニングタックルの出番が増えますので、かなり活躍してくれるはず。期待しています」
佐々木プロはこうまとめると、組み合わせているロッドも紹介してくれました。
「軽い、しかも強い。それがAIRITYというリール」と佐々木プロは力説する
- ロッドとの組み合わせは?
佐々木プロがAIRITYとメインに組み合わせているロッドは主に3本だそうです。
■リベリオン6101MLFS
「基本的にこのロッドで何でもやります。シュリンピードやちょっと重めのダウンショットやスティーズポッパー50F、スティーズシャッドなどにも使います」
■リベリオン681LFS
「少し重めのルアーのホバストなどに使っています」
■リベリオン641ULFS
「シラウオパターンで0.9gぐらいの軽いジグヘッドに使います」
ということでした。ラインはフロロを組み合わせる641ULFS以外は、「PE0.6号+フロロリーダー7lb.」のセッティングだそうです。
というわけで本格的なシーズンインも間近です。皆さんもAIRITYの軽さと強さを体感してみませんか?