特集1
山下一也プロ、
JBトップ50第3戦で3位入賞!!
7月14日から16日までの3日間、茨城県霞ヶ浦で開催されたJBトップ50第3戦において、DAIWAチームの山下一也プロが堂々3位に入賞いたしました。
思い起こせば2年前の2021年、北浦・潮来マリーナを起点に開催されたトップ50においても同プロは3位に入賞。難解な霞ヶ浦・北浦エリアにおける抜群の安定度を証明する今回の結果となりました。
ちょうど2年前の2021年7月、トップ50最終日に北浦のアシで貴重な1本を獲った山下プロ。この1本が同プロを3位に入賞させました
それでは今年の試合に目を転じてみましょう。1日目、5本5,550gでトップスタートを切った同プロは2日目1,298gで単日17位。この結果全体の2位で3日目の決勝に進み、最終日は単日15位の706gをしぶとくウェイインして総合3位に入賞しました。
YOKOTONE BASEで行われた最終日のウェイイン。山下プロは2本の魚を持ち込みました
優勝の可能性も多分にあったので本人はとても悔しがっていましたが、灼熱の霞ヶ浦・北浦において3日間とも魚を持ち返り表彰台の人となったことは、十分誇るに足る成績といえましょう。
わずかな差で優勝を逃した瞬間の山下プロ
この結果、同プロの年間暫定ランキングは9位に上昇。5位に位置している鈴木隆之プロ、8位の青木唯プロ同様、今後の成り行きが大いに注目されます。
山下プロは3日間とも北利根川、常陸利根川、妙岐水道、外浪逆浦、北浦の水原や鹿行大橋周辺をローテーションしました。狙ったのはアシや沈みモノです。アシはバックスライドやノーシンカーで、沈みモノはネコリグのスイミングで探りました。
苦しみながらも2本の魚を絞り出した山下プロ。この2本が同プロを3位に踏みとどまらせました
山下プロが3日間動員したタックルは以下のとおり。
【バックスライドリグ】
ROD:STEEZ 701MH/HFB 【HUSTLER】
【ネコリグ】
ROD:リベリオン641LXB-ST
【ネコリグ】
ROD:STEEZ 5111ULXS-SP【SEEKBAT】
REEL:23 AIRITY LT2500S-XH
写真下の3システムがメインタックル(PHOTO:JBNBC)
タックルシステムに関して本人は次のように力説します。
「一本一本の魚がとても重要な試合になると思っていたので、掛けた魚を絶対にミスなく獲るためにベイトタックルをメインに使いました。ラインも8lb、12lbを使ってとにかく丁寧にリグを撃っていきました」
冷静でクレバーな装備が厳しいゲームにおいて結果をもたらしたと言えましょう。
こうなると残りの桧原湖戦、遠賀川戦が他のプロたちと同様にとても楽しみになってきました。
その前に7月29、30日にはやはり霞ヶ浦でJBマスターズが開催され、山下プロも参加します。こちらにも注目しましょう!!
特集2
三村和弘の
JB生野銀山湖戦レポート
皆さんこんにちは。三村和弘です。前回に引き続きJB生野銀山湖第3戦の模様をお伝えします。
結論を先にいうと、4位入賞でした
試合当日、朝は曇っていましたが、その後は晴れ予報ということで、頭の中は「曇っている間に何とか釣りたい」という思いでいっぱい。
スタート後、戦略をサイトに絞って必死のパッチで目を凝らしますが中々魚が見えません。徐々に最上流に向かい他のトーナメンターもちらほらいる中、下り際に2本の50cmオーバーと出会いました。
あれこれルアーを入れるとチェイスはするがバイトには至らず。何度か見失いもしましたが、再び出会ったときにスピナベサイトを試してみると1発でバイト。50cmクラスがネットイン。しびれました。吠えてしまいました。
この魚を獲った瞬間、思わず吠えました!
その後もエリアを変え作戦を考えながら魚を探しますがノーバイトで終了でした。
ロッドはマシンガンキャストタイプⅢ。スピナベはもちろんテキサス、フリーリグ、ノーシンカー、フロッグなど使用範囲が広いロッドですが、生野銀山湖は水がクリアなのと、バックウォーターではスレ過ぎな魚を相手にしなければならないので、ロングディスタンス・ロングキャストが大事。ということで、6ft9inという長さとHMHというロッドパワーが生きました。
リールはバーサタイルリールのタゥーラSV TW103H。軽量ルアーからビッグベイトまでなんでもこなしてくれる万能リールです。どんなルアーがバスに選ばれるか試合が始まってみないとわからない。そんな試合でこのリールを選んだのが正解でした。
そして、ライン。普段のスピナベで選んでいるのはナイロンラインのスティーズデュラブラまたはタゥーラタイプナイロンですが、今回はリザーバーということで深いレンジをねらう可能性もあるためフロロカーボンラインを選びました。そして、このフロロカーボンライン選びにも肝があります。
ロングキャストはもちろんオーバーハングにぶち込みたい時にはしなやかなライン選びが必要で、スティーズフロロXリンク14lb.を選んでまさに大正解でした。
そして、魚を見つけるのに活躍した偏光グラスはTLX005。大きなレンズ、そして横側からに光が入るのを防ぐために大きな縁があるので、魚を見つけやすいと思います。
信頼できるタックルを使用するのは大事なことだと再確認できました。
今回の4位入賞により、第3戦終了時点で年間暫定順位は1位!! そして次回は最終戦。引き続き必死のパッチで頑張ります!
【スピナーベイトタックル】
ROD: STEEZ 691HMHFB【MACHINEGUNCAST TYPE-Ⅲ】
REEL:タトゥーラSV TW103H
LINE:スティーズフロロXリンク14lb.
LURE:スピナーベイト1/2
偏光グラス:TLX005
特集3
速報
草深幸範、W.B.S.第4戦で5位入賞!!
JBトップ50霞ヶ浦戦の翌週、土浦新港においてW.B.S.第4戦が開催され、DAIWAチームの草深幸範プロが柏木健作選手と組んで4本2,550gをウェイイン、みごと5位に入賞いたしました。
同チームの釣りは洲ノ野原をメインに多彩なリグを適材適所に導入して1本1本魚を拾っていくというもの。
難解なフィールドにおけるゲームの見本のような釣りですが、どうやらタックルの選定にキモがあったとのこと。この点に関しては再度取材を試みてレポートさせていただきたいと思います。
そして同プロはこの結果、年間ランクも2位にジャンプアップ。十分にA.O.Y.を狙える位置に付けました。JBプロ同様、この先がますます楽しみになりました。
A.O.Y.奪取に向けて、早くも気合が入る草深プロ