KAZUKI Kitajima's Winter Tips
北嶋一輝
冬の米国オカッパリといえば
アメリカ・テキサス州在住の北嶋一輝です! 私は18歳で単身渡米し、バスフィッシング大学生チャンピオンになり、フロリダでシャローマンを経て、現在はテキサス州から大会参戦等の活動をしております。
私が住むダラス近郊はオカッパリの環境に恵まれており、冬でも気軽にバスフィッシングを楽しむことができます。そしてここ数年、冬のオカッパリといえば「T.D.バイブレーションSTEEZカスタム」が定番ルアーになっています。今回は、私が煮詰めてコレだ!と行き着いたタックルの詳細と、その理由をご紹介します。
まず、タックルセッティングにおいて一番肝心なのが「PEライン」を使用すること。その理由は3つあります。
- PEラインの浮力を利用して、シャクった時に、より真上から引ける。
- ラインに伸びがない分、ルアーを動かす幅をコントロールしやすい(ラインに伸びがあると軌道で思った以上にルアーが動いてしまいます)。
- フッキングした直後に魚か根掛かりかの判断がしやすい。
ぜひご一読ください。
伸びのないPEラインに対して、ロッドは粘りがあり、少し柔らかめのTATULA ELITE TTEL701MLRB(USモデル)をチョイスし、リールは飛距離を稼ぎたいのでSV BOOST搭載のZILLION SV TW 1000XH(ギア比8.5)を使用しています。
編注:ロッドは、JAPANモデルであれば、BLAZON C66ML/ REBELLION 701MLRB/ BLACK LABEL LG 661ML+RBがオススメです。
T.D.バイブレーションSTEEZカスタムは、冬はザリガニ系を意識しているのでウーファーモデル(メインウエイトの重低音ワンノッカー)を選び、フォール時のバイト誘発をねらって65サイズを多用します。フックは、フロントのみトリプルフックの1本を折ってダブルフック仕様に。これを短めのリフト&フォールをメインに、2段リフトなども混ぜて誘います。
アクション等をご覧ください。PEラインの高感度によってフォール中のバイトも取れています。
リアクションバイトをねらって冬にこの釣りをぜひお試しください。メタルバイブとはまた違った魚の反応を得られると思いますよ!