今晩22時(日本時間)スタート
青木唯プロが挑む、B.A.S.S.オープン・ディビジョン2が開幕‼
青木唯プロが、ELITEシリーズへの出場権獲得をかけて挑むOPEN(オープン)シリーズの開幕戦がいよいよ今晩22時にスタートします。
今年のオープンシリーズは、ディビジョン1・2の2地区に分けて開催され、それぞれの地区で4試合が組まれています。この4試合で年間上位50名に入った2地区合計100名の選手が、9月から全3試合で開催されるEQ(ELITE出場権)シリーズへ進み、EQで年間10位に入った選手に2026年からのELITE出場権が与えられる、という「二段階」がELITEに上がるための2025年のシステムです。
オープンからELITEに上がるための必要試合数は、2024年が9試合だったのに対して、今シーズンは7試合(オープン4試合+EQ 3試合)と2試合減少、逆にELITE出場権は9名から10名へ増枠となりました。なおオープン(2地区8試合)とEQ(3試合)計11試合の優勝者11名に、2026年のクラシック出場権が与えられます。
OPEN Division 2
2月13-15日:サムレイバンリザーバー
3月6-8日:ケンタッキーレイク
4月3-5日:ノーフォークレイク
8月14-16日:リーチレイク
ディビジョン2の開幕戦は、2月13日から15日まで、テキサス州サムレイバンリザーバーで開催されます。サムレイバンはB.A.S.S.サーキットの定番フィールドであり、プリスポーン期に開催される明日(米2月13日)からの試合は壮絶なスラッグフェストとなることが予想されます。
キーとなるのは「水位と気温」。極端な2例を挙げれば、高水位・高気温ならシャローと、シャローへの経路を含む比較的広いエリアが爆発して全体的にハイスコアとなり、低水位にコールドフロント(寒冷前線)の襲来が絡めば沖のミドル・ディープを捉えた選手が上位を独占・寡占する展開となるでしょう。
ある意味「わかりやすい」試合ではあるのですが、サムレイバンは広大です。東西65kmのメインレイクに20kmほどの主要クリークが3本も接続し、複雑に入り組んだ湖岸線には大小のクリークやコーブが無数に存在します。青木唯プロは初見なのですが、今回は1月のオフリミット(立入禁止期間)に渡米したため、3日間の公式練習だけで本番に臨まなければなりません。どう考えても練習時間が足りていないだろうと思ったのですが、つい先ほど聞いた声は明るく、「アメリカの湖(の広さ)はだいたいこんなもんですよ」とのこと。
「公式練習は汗ばむ陽気だったんですけど、これからコールドフロント(寒冷前線)が来て気温が一気にひと桁まで下がる予報です。外はもうだいぶ冷えてきました。この予報と試合中の天候に合わせたプラをしたので、いま手応えを聞かれても正直サッパリ、ですね(笑)。合っているかどうか今はわからないので、信じてスタートして、ダメならそのとき考える、釣りをしながら考えます」
スタートは今晩22時(日本時間)です。